このページは、本ブログ「いつもていねいに」のEvernoteに関する記事を厳選してまとめたページです。
私は、2010年4月からEvernoteを使い始めました。
Evernoteは、私の暮らしの中でなくてはならいクラウドサービスとなっています。
もう1つ、なくてはならないクラウドサービスとして、アウトライナーの「WorkFlowy 」があります。2016年2月から使い始め、メモ帳感覚で手軽に使っています。
本ブログでは、このWorkFlowyとEvernoteの使い分けや連携という視点を中心にしたEvernoteの使い方をいろいろ書いてきましたので、それを体系化しリンク集として整理しました。
1. Evernoteを使う上での基本的な考え方
(1) 暮らしの断片を保存し自分の全体像を形作る
私は、自分の暮らしに関するそのときどきの断片的な情報をすべてEvernoteに保存するようにしています。
それらをすべてEvernoteに保存するということは、自分の日々の暮らしのそのときどきの自分に関わる情報がどんどん一箇所に集まってくることです。
すなわち、自分の暮らしの中の「一部分」の情報がEvernoteに集められ、自分を形作る「全体」になる、というイメージです。
それがEvernoteを使う上での基本的な考え方のイメージです。
Evernote基本原則「暮らしの断片的な情報を保存し自分の全体を形作る」
(2) Evernoteのノートブックの区分けは神経質にならない
Evernoteのノートをノートブックやタグで整理するのも大事ですが、その都度、整理したとしても手間暇がかかる作業です。
Evernoteの検索機能は秀逸です。とくにEvernoteの検索構文は便利です。
あまりノートブックとタグでの整理に神経質にならず、検索しやすいような工夫をすることも大事だと思います。
Evernoteはノート数が増えてくると結局検索で探すのでノートブックの区分けは神経質にならなくてよいかも
(3) Evernoteはツールの1つ
Evernoteはあくまでツールの1つです。
ツールというものは、何か目的があってそれを使うのであって、それを使うことが目的になってはいけない。すなわち、その目的を忘れてはいけない、ということです。
目的があって、その手段(ツール)として、Evernoteを使っている、という点を忘れてはいけない、と思っています。
インプットとアウトプットのためのWorkFlowyとEvernoteを中心にしたツールのフロー図(2017年1月現在)
2. Evernoteの使いみち
具体的なEvernoteの使いみちとしては、ライフログ(日記)、読書ノート、子どもの保育園や学校のプリントの保存、家電の取扱説明書の保存、領収書の保存、読み返したいWebクリップの保存などなど多岐にわたります。
(1) Evernoteのノートブックの構成
具体的な使いみちの記事を紹介する前に、まずはノートブックの構成です。(過去の経過も含めて掲載)
- WorkFlowyとの使い分けと連携を考えたEvernoteのノートブックの構成【抄】(2016年5月現在)
- 私のEvernoteのノートブックを公開します(2017年12月23日現在)
- Evernote歴10年のノートブックを公開 〜「今どきのEvernoteの使いみち」Vol.21 ノートブックの全体像〜 (2019年10月)
ちなみに、Evernoteのノートブックの構成を見直す場合、WorkFlowyを使うと便利です。
Evernoteのノートブックの構成を見直すときはWorkFlowyを2画面に並べて考えると作業がはかどる
(2) ライフログ(日記)
- Evernoteで日記を6年以上書いて思うこと
- Evernoteで「1年前の今日、1年前の週末、1年前の行事」の日記を簡単に読み返す方法
- EvernoteとCalEver (NotesViewer) を使えば日記を書き続けるモチベーションが維持できる
- たすくまとEvernoteを使った「”行動”と”心の動き”」日記
- Evernoteと連携できる天気アプリ「そら案内」を使ってEvernoteの日記に天気・気温の情報を入れる方法
- Evernoteの日記とTaskuma(たすくま)に1時間ごとの天気と気温の推移を保存する方法
- 10年以上日記が続いている私が断言する「Evernote」「Taskuma(たすくま)」「CalEver (NotesViewer)」を使えば誰でも継続的に日記が書ける
- iPhoneのEvernoteを使った「プチ週次レビュー」の方法
- Evernoteで日記を書き続けるコツは過去の年中行事を毎年見返すこと
- Evernoteのタグで人生を簡単に振り返る方法
(3) 読書ノート
- 10年間「読書ノート」が続いている私のEvernoteを使った読書ノートの作り方
- 本の再読の習慣はEvernoteの読書ノートと5分ルールで作る
- 10年間「読書ノート」を続けている私がEvernoteの読書ノートの見返しで気づいた大切なこと
- 10年間「読書ノート」が続いている私のEvernoteとWorkFlowyで作る読書ノートの作り方と見返す方法【まとめ】
- 12年間「読書ノート」が続いている私のEvernoteを使った読書ノートの作り方【2019年版】
- kindleハイライトをベースに読書ノートを作るなら必須のツール(ブックマークレット)
- 紙の本の読後にEvernoteで読書ノートを作る1番手軽な方法
(4) アウトライナー
アウトライナーはWorkFlowyを使っていますが、簡易なアウトライナーであればEvernoteも充分使えます。
(5) 本棚
自炊やスキャンサービスによる書籍データ(PDF)をEvernoteに保存しています。Googleドライブなどのクラウドストレージは、保存データが増えれば、上限容量に応じたプランを選択しなければいけませんが、Evernoteであれば月の上限と1ファイルの上限さえクリアすれば、どれだけでも保存できます。
(6) プリント類や各種書類の保存
子どもの保育園や小学校のプリント類の管理は「Scannable」「SmartEver」「Evernote」の3つのアプリでうまくいく
(7) Webクリップ
iPhoneのWebクリップは「Instapaper→Evernote」がキレイかつ実用的
(8) ブログの過去記事の資産化
【連載】今どきのEvernoteの使いみち
2019年8月〜10月に連載した「今どきのEvernoteの使いみち」の内容です。
- Vol.1 まずはEvernoteで運用できないかを考える
- Vol.2 気分ログ 〜毎日の自分の「気分」が全てここにある〜
- Vol.3 旅行ログ 〜準備も含めて旅行の全てを保存する〜
- Vol.4 備忘録と思考・情報整理ログ 〜忘れるために保存する 〜
- Vol.5 自炊本と楽曲の保存 〜モバイルな書庫をEvernoteに〜
- Vol.6 料理のレシピ 〜材料から検索できる料理レシピ集をEvernoteで作る〜
- Vol.7 スクラップ 〜Webクリップと新聞記事のスクラップはすべてEvernoteへ〜
- Vol.8 子どもの成長ログ 〜子どもの成長ログなど子ども関係はすべてEvernoteの中にある〜
- Vol.9 日記(ライフログ)〜 Evernoteを使えば日記が続く〜
- Vol.10 習慣づくりログとライフログ分析 〜Evernoteをカレンダーで表示!習慣づくりログとライフログ分析に活用〜
- Vol.11 プリント類の保存 〜雑多な書類はEvernoteに保存して捨てる〜
- Vol.12 取扱説明書の保存 〜取扱説明書は「トリセツ」と連携してEvernoteに保存〜
- Vol.13 緊急マニュアル 〜 緊急事態でも行動がとれるように使い慣れたEvernoteに保存する〜
- Vol.14 週次レビュー 〜未来の自分へのメモはEvernoteへ〜
- Vol.15 読書ノート 〜Evernoteで作る簡単で続く読書ノート〜
- Vol.16 チェックリスト 〜「Easy Checker」を使えばEvernoteのチェックリストが便利になる〜
- Vol.17 行きたい場所のストック 〜行きたい場所をEvernoteに保存するだけでウキウキする〜
- Vol.18 臨時プロジェクト 〜あらゆる形式のデータを保存できるのはプロジェクトの資料の置き場に最適〜
- Vol.19 公開したブログ記事や各種アプリの保存先 〜連携アプリが多いEvernoteだからこそ各種アプリの保存先として〜
- Vol.20 自分プロジェクト 〜自分の夢が詰まったEvernote〜
- Vol.21 ノートブックの全体像 〜Evernote歴10年のノートブックを公開〜
- 「Evernote」ではないアプリを使った方が管理しやすいもの 〜「今どきのEvernoteの使いみち」の連載を終えて①〜
- 整理のための整理に終わらせない「Evernoteの整理」 〜「今どきのEvernoteの使いみち」の連載を終えて②〜
3. EvernoteとWorkFlowyの使い分けと連携
私は、EvernoteとWorkFlowyの使い分けのコンセプトを「自分の全てを記憶するEvernoteと自分の全ての思考をサポートするWorkFlowy」としています。そのコンセプトのもと、EvernoteとWorkFlowyの使い分けや連携に関する記事が以下です。
(1) EvernoteとWorkFlowyの使い分け
- WorkFlowyとEvernoteの使い分けの基本的な考え方
- WorkFlowyとEvernoteの使い分けの具体例(2016年6月)
- 1日の終わりにその日の思考をWorkFlowyからEvernoteへ保存する理由
- 「WorkFlowy」と「Dynalist」と「Evernote」の使い分け(2019年7月現在)
- 過去を扱うEvernoteと現在を扱うWorkFlowy
(2) EvernoteとWorkFlowyの連携
- iPhoneの「WorkFlowy」と「Evernote」の連携方法を整理してみた
- WorkFlowyとの使い分けと連携を考えたEvernoteのノートブックの構成【抄】(2016年5月現在)
- インデントを維持したまま「WorkFlowy」と「Evernote」の双方向のデータを受け渡す最適な方法
- インデントのあるデータをWorkFlowyからEvernoteへ移動させた後、Evernoteでもインデントの操作ができる
- MemoFlowyは「思考メモ」と「記録メモ」を同時に扱うことができるアプリ(MemoFlowy Ver.1.5)
4. 他のアプリケーションとの連携・使い分け
- Evernoteと連携できる天気アプリ「そら案内」を使ってEvernoteの日記に天気・気温の情報を入れる方法
- あらゆる端末でEvernoteのノートリンクが機能するか試してみた
- 「CalEver (NotesViewer) 」により考えさせられた Webクリップにおける「Pocket」と「Evernote」の使い分け
- たすくまとEvernoteを使った「”行動”と”心の動き”」日記
- メモの追記はEvernoteと同期する「Textever」のスター機能が便利
- Evernoteをライフログに使うなら「CalEver (NotesViewer)」は必須アプリ
- 「いつ〇〇したか?」をEvernoteでカレンダーから振り返る方法
5. EvernoteのTips
- Evernoteにプレーンテキストでペーストする方法
- EvernoteのiOSアプリでタグを使いやすくするための工夫
- iOSのEvernoteアプリで「ノートリンク」(内部リンク)を作成する方法
- WebページをPDFにしてEvernoteに保存するためのショートカット
- Evernoteの読書ノートとWebクリップもKindle本の分類と同様に「テーマ×ジャンル」で分類
- Evernoteのノートは iMessage で手軽に共有できる
- 2020年のメジャーアップデート後もEvernoteを使い続けるために工夫したこと
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