1「冷えとり」とは?
(1)冷えとりの基本は3つ
「冷えとり」とは、冷えとりの第一人者である医師の進藤義晴氏が提唱する「冷えとり健康法」のことを言います。
冷えとりの基本は、次の3つです。
- 頭寒足熱
- 少食(腹八分目)
- 心を穏やかに過ごす(「自分本位」を捨てる)
これらにより、「冷え」をとり、人間が本来持っている自然治癒力を機能させ健康を保つ、というものです。
(2)「冷え」は誰にでもある
「冷え」は誰にでもあります。
人間の体温は、心臓に近い上半身は37度前後、下半身、とくに心臓から遠い足は31度前後と言われています。この上半身と下半身の温度差が「冷え」なのです。
(3)「冷えとり」の効用
この「冷え」により、血管が収縮し、血液のめぐりが悪くなります。
すると、酸素や栄養が体全体に行き渡らなくなるとともに、体の老廃物を回収できず、だんだん体に異常をきたしてきます。
さらには、冷えにより、本来、人間に備わっている自然治癒力が正常に働かなくなってしまうのです。簡単に図にすると以下のとおりです。
2「冷えとり」の始め方
冷えとりと聞くと、「半身浴」や「靴下の重ね履き」をイメージする方が多いかもしれません。
もちろんそれらも冷えとりの重要な取り組みですが、心を穏やかに過ごすこと、自己本位を捨て「正しい生活」をすることが大前提になります。
冷えとりに興味を持ったり、始めてみよう、と思ったら、まずは、わかりやすく網羅的にまとまっているこの本を読んでみるのをオススメします。
さらに深めたくなったら、次項で紹介している本を手に取ってみてください。
冷えとりに最適な靴下は以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。
さらに、冷えとりを始めると悩むであろう靴の選び方やズボン下については、以下で紹介しています。(男性用)