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ブログや本の執筆エディタとして「Ulysses」をオススメする10個の理由

2019年5月からブログのエディタとして「Ulysses」を使っています。また、本の原稿のエディタとしても使っています。

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ブログは週2回くらいの更新、本は「Ulysses」を使って2冊出版していますので、実際にある程度使った上での「Ulysses」のオススメできる点を語れるようになってきました。

そこで、ブログや本の執筆エディタとして「Ulysses」を使うオススメポイントを10個に絞って紹介します。あわせて、デメリットについても取り上げます。

Ulysses
Ulysses
開発元:Ulysses GmbH & Co. KG
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1 オススメポイント10選

(1) iPhone、iPad、Macで同期できる

Ulyssesは、iCloudにより、iPhone、iPad、Macでデータを同期できます。同期は自動で行われるため、煩わしさはいっさいありません。

また、iCloudだけでなく、DropboxやGoogleDriveでも同期が可能です。

私は、モブログが中心の生活なので、iPhoneで記事を書くことが多いのですが、iPadやMacでも書くこともあるため、iCloudですぐに自動同期するUlyssesは重宝しています。

(2) WordPressへの投稿など出力機能が充実している

Ulyssesは、WordPressへの投稿ができます。

ブログ専用アプリであれば、WordPressへ投稿できるのは当然かもしれれませんが、UlyssesのようなライティングアプリでWordPressへ投稿できるアプリは、ほとんどないのではないでしょうか。(私の知る限りUlysses以外知りません)

ちなみに、WordPressへの投稿は、WordPress5のGutenberg形式での投稿が可能です。

さらに、WordPressへ投稿するとき、次の画像のとおり、カテゴリ、タグ、アイキャッチ、スラッグ(URL)などの設定ができます。(画像はiPhoneアプリ)

Ulyssesは、Macのブログエディタアプリ「MarsEdit」に後述する原稿管理の機能が加わった、ブログの原稿執筆だけではなく原稿管理から投稿までを可能にするアプリです。

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ただ、MarsEditのようにWordPressとデータを同期するわけではありません。あくまで、UlyssesからWordPressへの投稿のみです。

また、WordPress以外にも、以下の左の画像のとおり、テキスト形式やHTML、PDFなどで出力可能です。一番下の「投稿中」がWordPressへの投稿で、投稿先のWordPressは複数のアカウントを登録できます。

テキストを選ぶと、右の画像のとおり、さらに標準テキストやMarkdownなどを選択することができます。(画像はiPhoneアプリ)

(3) 原稿をグループとタグの2軸で管理できる

Ulyssesは文章を書くファイルを「ノート」といいますが、このノートには「キーワード」と呼ばれるタグをつけることができます。

「キーワード」は、左の画像のとおり、よく使う項目をあらかじめ設定できますので、特定のキーワードを素早く付与することができます。また、カラーの設定もできますので、分類に不自由することはないでしょう。

右の画像のとおり、「キーワード」はノートの一覧でも目立ちますので、例えば、要推敲とか執筆中など、進捗状況のタグを設定しておくと便利です。(画像はiPhoneアプリ)

また、ノートは、次の画像のとおり、ライブラリの中に「グループ」と呼ばれるフォルダ形式で管理でき、グループの中にグループを格納し、グループを階層表示することができます。グループ名の前にはアイコンを付与できます。(画像はiPhoneアプリ)

私は本の原稿を管理する場合は、章ごとにグループを作り、その中に節の原稿としてノートを入れています。これらは一括で出力できますので、Ulyssesで原稿を書き、例えば、それをMarkdownやテキストなど出版の形態にあわせて出力できます。

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(4)グループとノートの並び替えが自由にできる

Ulyssesはグループとノートの並び替えが手動で自由にできます。

作成日や更新日、ファイル名で並び替えできるエディタはよくみかけますが、手動で自由に並び替えができるエディタアプリというのは、ありそうであまり見かけません。

ノートアプリですら、自由に並び替えができるアプリはそれほど多くはない印象です。

なぜ自由に並び替えれるメモアプリが少ないのか以前の以下の記事でも書いたとおり、定期的に Evernote以外のメモアプリを使いたくなる衝動がやってきて、他のアプリをいろいろ物色する...

この手動での並び替えができることにより、例えば、書きかけの原稿や次に使うネタのメモを上の方に移動させるなど、原稿やアイデアメモの管理がしやすくなります。

ちなみに、作成日や更新日、タイトル名での並び替えもでき、手動での並び替えはドラッグで操作します。

(5) 画像を挿入しインライン表示できる

Ulyssesは、次の画像のとおり、ノート内に画像を挿入でき、それをサムネイルで表示させることができます。(画像はiPhoneアプリ)

また、その挿入した画像は、iPhone、iPad、Macで同期され、それぞれの端末で画像を確認することができます。

当然、そのままWordPressに投稿すれば、その画像はWordPressにアップされ、ブログの記事の画像となります。

iPadやMacでは、写真アプリからUlyssesへドラッグするだけで画像を簡単に挿入できます。iPhoneの場合は、写真アプリで画像をコピーし、Ulyssesでペーストするだけで挿入でき、どちらも手軽に画像を挿入できます。

(6) Markdownに対応し入力補助が充実している

UlyssesはMarkdown記法に対応しています。

入力補助ツール(ショートカットバー)が充実していますので、iPhoneでも手軽にMarkdownで書くことができます。

iPhoneアプリのショートカットバーは次の画像のとおりです。

Macはこちらです。

(7) プレーンテキストだが装飾できる

Ulyssesはが扱うテキストはプレーンテキストですが、次の画像のとおり、見出しに色をつけたり装飾することができます。(画像はiPhoneアプリ)

これは、Ulyssesでテーマを設定しているからであり、例えば、#がついた文字は赤色、##は、青色といった設定をすることができます。

これは、MacのUlyssesの環境設定で任意に設定することができ、そのテーマのファイルをiPhoneやiPadにインストールすることで同じテーマを反映させることができます。

(8) 文字数カウントと目標管理機能がある

テキストエディタにはよくある機能ですが、Ulyssesにも文字数カウントの機能があります。iPhoneやiPadの場合は、次の左の画像のおり、常に表示されています。

文字数をタップすると、次の右の画像のとおり、詳細な情報が統計情報として表示されます。

Macの場合は、常に表示されているわけではなく、クリックすると以下の画像が表示されます。

さらに、便利なのが、目標管理機能です。

あらかじめ上限の文字数や締切日を設定しておくと、ビジュアルで進捗状況を確認することができます。

次の左の画像のとおり、ノートの右上に進捗状況が表示され、それをタップすると、右の画像のとおり、詳細が表示されます。(画像はiPhoneアプリ)

これはMacのUlyssesも同様です。

(9)Webページの取り込みが簡単

ブログの記事を書いているときに役立つ機能ですが、Webページのタイトル付きのURLをMarkdownで簡単に取り込むことができます。

例えば、iPhoneのSafariで見ているページで共有ボタンからUlyssesを選択すると、次の画像が表示されますので、そのまま送信をタップするか、コピーして該当の場所にペーストすれば、タイトルにURLのリンクが付きますので、ブログに投稿するときは重宝します。

(10) 3D touchのメニューや共有から素早くメモを追加できる

Ulyssesは3D Touch機能があります。(3D Touchに対応していない機種の場合は「触覚タッチ」(Haptic Touch))

iPhoneでUlyssesのアイコンを押し込むと、次の画像のメニューが表示されます。

私は、ブログで取り上げたいネタを思いつくと、この3D Touchの「新規ノート」で手早くメモしています。(Draftsからメモする場合もあります)

2 デメリット

(1) サブスクリプション

Ulyssesは、月額で550円、年額で4,500円というサブスクリプションです。

これが高いかどうかは価値観にもよりますが、私は、毎日、ブログの記事を書いていますし、iPadやMacでも使えてこの金額ならよしとするか、ということで使っています。

買い切りのアプリだと突然アップデートがストップしてしまうことや販売終了となってしまう恐れもありますが、サブスクリプションだとそこは比較的安心できるのではないでしょうか。

(2) ファイル形式が独自形式

Ulyssesはリッチテキストではあるのですが、保存されるファイルは独自形式です。

テキストファイルであれば、汎用性があるのですが、形式が独自形式となると、少し残念な部分ではあります。

ただ、Ulyssesは出力機能が充実していますし、定期的なバックアップ機能もありますので、私はそこまでデメリットとは思っていません。

(3) コードの直打ちができない

HTMLなどのコードを直接打つことができません。

ただ、ソースブロック(〜〜)を文頭に書くと、直接コードを書いても反映されます。

(4) 同期が不安定?

これは私だけの現象なのかもしれませんが、4G回線だと同期が不安定です。

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一応、以下の記事で紹介したように解決しましたが。

エディタアプリ「Ulysses」で同期ができない場合は「ファイル」アプリを起動させてみる 以前、以下の記事でエディタアプリ「Ulysses」の同期の不具合について紹介しました。 https://teineini.net...

3 おわりに

Ulyssesは、ブログや本など文章を書くには原稿の管理がしやすく、出力機能も充実しており、大変便利です。

また、見た目がおしゃれで、使いたくなる意欲が湧いてくる、という点も見逃せません。

サブスクリプションですが、本記事で紹介したオススメポイントに少しでも惹かれる部分があれば、一度、検討してみてください。試用期間がありますので、実際に使ってみることをお勧めします。


以上です。

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ABOUT ME
小田やかた
二人の子どもを持つ共働きサラリーマンパパ。現在、小学生と保育園児の子育てに奮闘中です。 本ブログは、iPhoneとPCでの情報管理、文章作成、タスク管理がメインテーマのブログです。知的生産のある暮らし(新しい価値を生む暮らし)を目指しています。 著書に『アウトライナーのレシピ 』『モブログの極意 』『Apple Watchで何ができるか』『たすくまの小技40』『Evernoteの小技100』『これで読書ノートが続く!本を探す・読む・活かすを効率的にする「Kindle×Evernote読書術」』がある。
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