iPhoneのタスク管理アプリ「Taskuma(たすくま)」に興味を持ったものの実際に使うまでには至っていない。
よさそうなアプリなんだけど•••。
気にはなっているんだけど•••。
使ってみたいんだけど•••。
この「•••」に潜む「たすくま」を使い始めるハードルは何なのか。どうしたら下げることができるのか。
「たすくま」を3年半以上使っている私なりに考えてみたいと思います。

Contents
1 「たすくま」を使い始めるハードル
⑴ アプリが高いのに試せない
アプリが高い。
1番のハードルがこれではないかと思います。
「たすくま」は確かに高価なアプリです。
でも、問題の本質はここではない、のではないかと私は思っています。
問題の本質は、「この金額の価値があるのかどうか、それがわからない」ということではないでしょうか。
そうであれば、たすくまを深く知る必要があり、何が自分にとって便利なのかを知る必要があります。
ただ、「たすくま」には試用期間がありません。残念ながら、試してから買う、ということができません。
試せないのは残念ですが、「たすくま」を深く知る術はあります。
それは、『たすくま「超」入門』(むのん著)と公式マニュアル「たすくまにゅある」に目を通すことです。
前者は有料てすが、アプリほど高くはありません。これを読んでみて、使わないという判断をするのであれば、最小限の金銭的な負担で済みますし、使うのであれば、この先役に立つ本となります。
⑵ 生活の基本部分もタスクとして入力しなければいけない
一般的なタスク管理アプリには、例えば、食事をする、着替えをする、といった生活の基本となる部分は、タスクとして登録しないと思います。
ただ、「たすくま」は違います。
「たすくま」は、1日のタスクを並べて上から順番に実行していく「タスクシュート」という考え方にもとづいて設計されています。
よって、食事や着替えなど、生活の基本となる部分もタスクとして登録し、1日のすべての行動は、基本的には「たすくま」に沿って動く、ことになります。
これを煩わしく感じたり、息苦しくなるという印象が「たすくま」を使う上での大きなハードルの1つになっているのかもしれません。
確かに、私も最初はそう感じていました。
今は、そういった息苦しさは感じなくなりましたが、それには、「タスクシュート」というタスク管理をする上での大切な考え方を理解する必要があると思います。それには、次の本をオススメします。「タスクシュート」の基本をおさえることができます。
厳密に「タスクシュート」の考え方に沿って「たすくま」を運用しようとすると、面倒に感じる方もいるかもしれませんが、タスクシュートという考え方自体は知っておいた方がよいでしょう。
この考え方に共感できるかどうかは別として、「タスクシュート」の基本的な考え方を理解した上で、自分なりに運用しやすいように基本を崩していけばいいのです。基本を知って崩すのと、全く知らないのとでは意味が違うと思います。
私も、「タスクシュート」をベースにしつつも、勝手に自分でアレンジして自分の使いやすいように「たすくま」を使っています。
⑶ パソコン版のアプリとWeb版がない
「たすくま」はiPhoneのみで利用できるアプリです。パソコン版のアプリやWeb版はありません。
そこがハードルというかネックになっているかもしれません。
確かに、パソコン版やWeb版があった方がいいでしょう。
ただ、「たすくま」を3年半以上使っていて思うのは、パソコン版やWeb版がなくてもそこまで困らない、ということです。
まず、基本的には、iPhoneは常に携帯していることでしょう。iPhoneが手元になくて、パソコンだけがある、といったシチュエーションはあまり想定されないのではないでしょうか。
文章の入力に関しては、特に長文を入力する場合、確かにパソコンの方が楽です。
ただ、長文といっても、「たすくま」で長文を打つのは、メモぐらいです。それなら、iPhoneに外付けキーボードをつないだり、iPadやMacで入力して「ユニバーサルクリップ」を活用したり、iPhoneの音声入力を使ったり、いろいろ工夫はできます。


では、操作に関してはどうでしょう。
そもそも、日々、「たすくま」でタスクを管理すると、何度も「たすくま」をさわることになるため、自ずとiPhoneでの操作は、間違いなく、慣れて素早くなっていくでしょう。
⑷ 実行日のないタスクを管理できない
「たすくま」は実行日の決まっていないタスクを管理する機能はありません。必ず、実行日を設定しないとタスクを追加できないのです。
ここがハードルになっているのかもしれません。
一時期、私は、「たすくま」を使いつつも、実行日の決まっていないタスクだけ、別のタスク管理アプリで管理していたこともありました。
ただ、工夫次第、という面もあります。
今では、私は、以下の拙著でも書きましたが、実行日の決まっていないタスクは、便宜的にかなり未来の日付のタスクとして追加して管理しています。(詳しくは拙著をご覧ください。)
この方法で問題なく管理できています。
⑸ 便性さが十分イメージできていない
そもそも、「たすくま」の何が便利なのか。そこが十分、認識できていないため、ハードルを乗り越えれないというのがあるかもしれません。
極端な話、自分にとって「たすくま」を使うことが明らかに生活を便利にしてくれる、と思えば、今あげたハードルなんて楽に超えられると思います。
そこで、あくまで私が考える「たすくま」の便利な点ですが、以下の記事で便利な点を5つに絞って整理していますので参考にしてみてください。

2 おわりに
私も「たすくま」を使い始めるときは、かなり悩みました。けっこう、高価なアプリですから、もし買って使わなくなったら、と思い、なかなか踏み切れませんでした。
でも、前述の『たすくま「超」入門』を買い、「たすくま」の基本的な機能を把握し、ネットでいろいろ調べ、その結果、思ったのはこうでした。
実際使ってみないと、便利に感じるのか、また、使い続けることができるかなんてわからない。
ということで、思い切って買いました。
今振り返ると、あのとき、「たすくま」を使い始めるのを躊躇しなくてよかった、とホントに思います。
本ブログのTaskuma(たすくま)に関するすべての記事は、こちらのリンクからご覧ください。

以上です。
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