2016年8月からプライベートなタスク管理ツールは「Taskuma(たすくま)」を使っています。
6年以上、継続して使っていることになりますが、「たすくま」の何が便利で使い続けているのか。
私が実感している「たすくま」の便利なところを5つに絞ってお伝えします。
「たすくま」って何?
という方にも理解いただける記事になっています。
「たすくま」を始めようか迷っている方や、これから「たすくま」を使い始める方に少しでも参考になれば幸いです。
1 「たすくま」の便利なところ
(1) タスクの実行漏れが防げる
「たすくま」は、1日のタスクを一覧にして上から順番に実行していく「タスクシュート」という考え方にもとづいて設計されています。
タスクシュートとは、1日の仕事を一覧に並べて上から1つずつ順番に実行する、また、各タスクにかかる時間を見積もることで常に終了予定時刻を把握する、という大橋悦夫氏(@shigotano)が提唱しているタスク管理の手法です。
食事や着替えなど、生活の基本となる部分もタスクとして登録し実行していくことになります。
参考に、私の朝のタスクをお見せすると以下のとおりです。
1日のすべての行動は、基本的には「たすくま」に沿って動く、ということです。
それを面倒に感じたり、息苦しくなる方もいるかもしれません。ただ、その反面、「たすくま」にタスクを登録しさえすれば、タスクの実行漏れを防げます。
なぜなら、食事や着替えなど生活の基本となるタスクを実行する場合も「たすくま」を操作するため、1日のうち、「たすくま」に入力されているタスクを見落とすことがないのです。
実際にタスクを完了できるかは別として、「たすくま」を使っていれば、タスクを実行しようとはするでしょう。(タスクの先送りも含めてですが)
よって、「たすくま」を使えば、確実にタスクの実行漏れが防げます。
(2) 習慣を作りやすい
前述のとおり、「たすくま」は食事や着替えなど、生活の基本となる部分もタスクとして登録し、タスク一覧の上から順番に実行していくことになります。
それはすなわち、「たすくま」に沿って動く、ということです。
よって、新しい習慣を取り入れたかったら、まずは「たすくま」にタスクを登録。
そうすれば、タスク一覧の上から順番にタスクを実行していく中で、そのタスクも実行しようとするはずです。実行しない(できない)にしても、必ずそのタスクを目にすることになります。
となると、「たすくま」に沿って行動すればするほど、習慣を作りやすくなります。習慣をコントロールできる、といってもいいかもしれません。
何か習慣化したいものがあれば、「たすくま」にタスクを登録しさえすればよいのです。
(3) 自分の行動を把握できる
「たすくま」で、タスクの実行・完了をすれば、そのログがどんどん溜まっていきます。
何度も言うように、「たすくま」では、食事や着替えなどの生活の基本となる内容もタスクとして登録して、実行・完了を行います。
よって、「たすくま」でタスクの完了ログを見れば、1日のうち、いつ何をしていたかがわかります。「たすくま」を見れば、生活の基本的な部分も含め、1日の自分の行動がすべて把握できるのです。
しかも、以下のとおり、タスクの実行結果の内訳を表示することもできますので、過去の自分の生活の分析が可能です。
これは、他のタスク管理ツールとは違い、「たすくま」ならではの大きな利点だと思います。
(4) 今を未来に活用できる
「たすくま」はタスクにメモや画像を添付できます。
タスクを実行した後のタスクのログに、今後、同じようなタスクを実行するときの注意点や、参考となる画像を添付しておけば、あとで見返したときに、役立ちます。
子どもの写真を添付しておくと、成長記録にもなります。
また、「たすくま」は、タグをつけることができますので、未来に活用できるタスクのログにはタグをつけておくと後で役立ちます。
あとで「たすくま」のメモが役立てば、未来のためにメモを残そうという意欲が高まるでしょう。
「たすくま」は、単にタスクを管理するだけではなく、未来の自分へのメッセージを残すという使い方もできるのです。
(5) タスク管理と同時に日記が書ける
「たすくま」でタスクの完了ログを見れば、その日の行動がすべてわかります。
すなわち、「たすくま」でタスクの実行・完了の操作をするだけで、行動の記録、言わば「日記」ができるのです。
さらに、タスクの実行時にそのときの気持ちや考えたことをメモしておけば、心の動きの記録としての「日記」にもなります。
また、前述のとおり、写真を添付することもできます。
「たすくま」でタスク管理をするだけで自ずと「日記」ができあがるのです。
ちなみに、タスクの完了ログはEvernoteに送信できるので、Evernoteに日記を蓄積していく、という使い方もできます。
2 おわりに
「たすくま」は、正直なところ、使い始めた当初は使いづらさを感じました。
ただ、「たすくま」を使い始めてからは、タスクの実行漏れがなくなりました。また、使えば使うほど自分の行動と心の動きのログがたまり、今では生活になくてはならないアプリになっています。
少しクセのあるアプリではありますが、タスク管理はもちろんのこと、それ以上に役立つアプリであることは間違いありませんので、自信を持ってオススメできます。
ちなみに、少しでも「たすくま」を便利に使っていただきたい思い、効率的な操作テクニックや使い方の幅を広げる工夫を1冊の本にまとめましたので、ぜひ、ご覧ください。
もし、本記事を読んでも「たすくま」を使ってみようか迷いがある方は、ぜひ、以下の記事をご覧ください。
また、本ブログでは、他にも「たすくま」の記事をたくさん書いていますので、ご興味があれば、ぜひご覧ください。