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アイデアメモを見返すための仕組みづくり 〜Scrapboxを使う上での3つの原則〜

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このブログ「いつもていねいに」を書いている 小田やかた です。
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アイデアメモは、Scrapboxに保存しています。

アイデアメモとは、私の場合、ブログのネタやKDPのテーマにつながる着想のメモです。

https://scrapbox.io/

これまでアイデアメモの保存先は、Evernote、アウトライナー、Apple純正メモアプリ、Ulyssesなど、さまざまなアプリを使ってきました。

そして、どのアプリを使っていても課題になるのが、蓄積した過去のアイデアメモを活かせている実感が湧かないことでした。

小田やかた
小田やかた
いわゆる「アイデアメモの死蔵問題」ですね。

それが、Scrapboxを使い始めたことで、完全に解決したのではないか、と思っています。

これから紹介するScrapboxを使う上での3つの原則を自分に課したことで、過去に保存したアイデアメモを見返す頻度が格段と増えたのです。さらに、見返したメモに触発されて、新たな着想が浮かぶことも以前より明らかに増えました

1 Scrapboxを使う上での3つの原則

蓄積されていくアイデアメモを死蔵させず有効に活用するために、Scrapboxを使う上での原則として次の3つを自分に課しています。

原則① 1ノート最低1リンク

Scrapboxに1つノートを作ったら、必ず1つ以上はリンクを張る

これが1つ目の原則です。

ノートの中の1つ以上のキーワードやキーフレーズをブラケット([])で囲みます。もし、リンクさせたいキーワードやキーフレーズがない場合は、タグを付けます。ハッシュタグ(#) の後にそのノートを分類するキーワードを書きます。もちろん、キーワードやキーフレーズをリンクにした場合でも、タグをつけることはあります。

こうして、1つのノートには、必ず、ブラケットかハッシュタグでリンクを張るようにします。リンクがないと、キーワード検索以外にはアクセスする機会がほぼないので、必ず1つ以上のリンクを作ってアクセスする機会を増やしているのです。

こうしておけば、理屈上は、保存したメモが無駄になることは絶対にありません。今後、リンクをたどって表示される可能性があるわけですから。

原則② 関連ノートめぐり

Scrapboxでノートの作成、追記、閲覧したとき、表示された「関連ノート」は1つ以上見返す

これが2つ目の原則です。

1つ以上としているのは、心理的負担を軽減するためであり、2つ、3つ、4つ、と可能であれば、「関連ノート」めぐりをしています。

このルールを課すことで、過去に保存したアイデアメモを見返す機会は格段に増えます。さらに、最低1ノートとしていても、今見ているノートと関連しているノートが表示されると中身が気になるので、どんどん見返したくなるんですよね。

最低1つは「関連ノート」を見返すというルールは強力です。

原則③ 1日1回ランダム

1日1回、Scrapboxのランダム機能で表示されたノートを見返す

これが3つ目の原則です。

Scrapboxには、ランダムでノートを表示させる機能があります。

私は、1日1回、この機能を使ってランダムにノートを表示させ、必ず1ノート以上見返すようにしています。

さらに、そのノートをもとに、何か1つ価値提供できるような内容をTwitterでツイートすることを心がけています。もちろん、ランダムだけでなく、前述のとおり、関連ノートを見返したときにも何か価値提供できることがあればツイートします。

これらを意識するだけで、過去のアイデアメモをもとに新たな着想を得たり、アイデアが深まる可能性が広がります。

ランダムで表示されたノートの内容からツイートするのが難しければ、再び、ランダムボタンを押して、別のノートを表示させています。

これは、毎日のリピートタスクとしていますので忘れることはありません。(Taskumaに登録しています)

Taskuma --TaskChute for iPhone

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2 見返した後の3つのアクション

ノートを見返した後は、次の3つのアクションが考えられます。

(1)新たなノートを作る

見返したノートから新たな着想を得た場合は、そのノートに追記するのではなく、新たにノートを作ってリンクさせます。

Scrapboxは、1ノートに1つの内容とした方が、後でそのノートをリンクさせて使う場合、使いやすいからです。最近、ツェッテルカステンなどのノート術で言われている「ノートはアトミックにする」という考え方を意識しています。

(2)ノートの加除修正をする

必要に応じて、見返したノートの内容を加除修正します。

加除修正は本文のメモ(文章)だけに限りません。
例えば、今後、ブログの記事やKDPのテーマになりそうな内容であれば、タグをつけておきます。また、本文に別のノートのリンクを張る場合もあります。

要は、本文の内容を加除修正するだけでなく、こまめに新たにタグやリンクを加えることで、より密なネットワーク構造を作りあげることができます。

(3)アウトプットする

前述のとおり、ノートを見返したときに、何か価値提供できる内容があれば、Twitterでツイートするようにしています。

アウトプットを意識してノートを見返すと、アイデアメモの内容を誰にでもわかるような文章にしようとするので、より内容の精度が上がります。

3 まとめ

本記事をまとめます。

■Scrapboxでアイデアメモを見返すための3原則

  • 原則① 1ノート最低1リンク
    • Scrapboxに1つノートを作ったら、必ず1つ以上はリンクを張る
  • 原則② 関連ノートめぐり
    • Scrapboxでノートの作成、追記、閲覧したとき、表示された「関連ノート」は1つ以上見返す
  • 原則③ 1日1回ランダム
    • 1日1回、Scrapboxのランダム機能で表示されたノートを見返す

■アイデアメモを見返した後の3つのアクション

  • 新たなノートを作る
  • ノートの加除修正をする
  • アウトプットする

この記事は以上です。

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小田やかた
ブロガー&Kindle作家。二人の子どもを持つ共働きサラリーマンです。(プロフィールの詳細)iPhone・iPadアプリを活用した効率的なインプットとアウトプットの方法を発信しています。
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