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WorkFlowyとの使い分けと連携を考えたEvernoteのノートブックの構成【抄】(2016年5月現在)

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このブログ「いつもていねいに」を書いている 小田やかた です。
プロフィール @ottaka18

最近、Evernoteのノートブックの構成を大々的に見直しました。

見直すときは、アウトライナーのWorkFlowyを活用しました。以下の記事で紹介したようにWorkFlowyを二画面に並べて、実際にノートブックを動かしながら考えたら、なかなか作業がはかどりました。

参考 Evernoteのノートブックの構成を見直すときはWorkFlowyを2画面に並べて考えると作業がはかどる – いつもていねいに

見直しのコンセプトはというと、以下の記事でも書いた「自分の全てを記憶するEvernoteと自分の全ての思考をサポートするWorkFlowy」を実現するためのノートブックの構成です。

参考 今後、「WorkFlowy」と「Evernote」をどう使っていくのか 〜『WorkFlowyの使い方のレシピ』の連載を終えて③ 〜  – いつもていねいに

具体的には、情報を保存し閲覧する場としての「Evernote」と、思考をする場としての「WorkFlowy」、また、両者の連携を考えた場合、自分にとって最適なEvernoteのノートブックの内容や並び順をどう考えるか、というのが見直しのポイントです。

本記事では、その見直した結果のノートブックについて、ざっくりではありますが、紹介します。

1. Evernoteのノートブックの全体像

まず、Evernoteのノートブックの第一階層レベル(スタック)の全体像はこうなっています。

■Evernoteのノートブック

1番上の塊は使う頻度が高い「よく使う」ノートブック群、次の塊は「考える」ことに関するノートブック群です。以下、子どもと家族に関するノートブック群、セルフマネジメント、ストック、アーカイブ、職場のEvernoteと共有させているノートブック群、と続きます。

今回の見直しでスリム化を図ったつもりですが、それでもノートブックの数は100を超え、一つひとつのノートブックを紹介していると説明が大量になってしまいますので、本記事ではざっくりと概略を紹介したいと思います。

ノートブックごとの細かい紹介は、読者ニーズがあるのかわかりませんが、機会があれば、今後の記事で紹介してみたいな、と思っています。

2. Evernoteのノートブックの概略

よく使うノートブックは上の方に集めています。ショートカットを使うという手段もありますが、Evernoteのショートカットは、週次レビューで見るためのノートブックやタグ、ノートを並べていますので、使う頻度の高いノートブックは上の方に持ってくる、という方針にしています。

(1) よく使うノートブック群

001 inbox

行き場所が決まっていないノートは、まずはここに入ります。

002 すぐ使う

文字どおり、すぐ使うものはここに入れます。ただ、子どもに関するものは、ここに入れず、後述の妻と共有しているノートブックに入れ、使う(閲覧する)期日が決まっているときは、Evernoteのリマインダーを設定しています。

003 よく使う/見返す

よく使うもの、例えば、各種のパスワードを書いたノートや、見返すもの(見返したいもの)、例えば、ブログで気に入った記事のクリップなどが入っています。

010 備忘録

ノートブック名そのままの内容です。

011 リピ品

シャンプーやボディソープ、洗剤、プリンターのインクなど繰り返し買う生活雑貨のAmazonや楽天の商品ページを入れておく場所です。再び買うときはここからアクセスします。

100 Life log

日記と思考ログです。基本的には、WorkFlowy(MemoFlowy)で書き、一日の終わりに、HandyFlowyのエクスポートの機能を使ってこちらに移動させています。

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なぜ、わざわざEvernoteへ移動させているかというと、以下の記事でも書きましたが、自分の全ての情報はEvernoteに入っている、という状態を作りたいのです。何かの情報を探すときはEvernoteを検索すればよい、というシンプルな形が心地よいです。

ちなみに、ここには約6年分のライフログが詰まっています。

参考 今後、「WorkFlowy」と「Evernote」をどう使っていくのか 〜『WorkFlowyの使い方のレシピ』の連載を終えて③ 〜  – いつもていねいに

(2) 考えることに関するノートブック群

フロー(進行中の情報)、ストック(今後使う可能性の高い情報)、アーカイブ(今後使う可能性の低い情報)で言えば、フローを中心としたノートブックの集まりです。

150 考えるくらし

思考ノート、知識ノート、名言ノート、思考資料clipなどノートブックがあります。

物理的なノートのイメージで使います。思考ノートについては、基本的には考え事はWorkFlowyを使うので、WorkFlowyで思考が終わった後にトピックをここにペーストします。他には、それほど思考を要しない、単なる調べ物などはWorkFlowyを介さず、いきなりここに書き込むこともあります。

また、WorkFlowyで考え事をするにあたって、関連する資料は「思考資料Clip」というノートブックに入れ、そのノートのノートリンクのアドレスをWorkFlowyのトピックに貼っておきます。そうすれば、WorkFlowyで考え事をしているときに資料を見たくなったら、ワンクリックでEvernoteに移動して閲覧することができます。

180 知的生産/ブログ

主にブログ関係のノートブックの集まりです。ブログのネタやアイデアはWorkFlowyで管理していますが、テキスト以外のデータはここに入れます。主に紙にメモした画像やアイデアの元となった関連サイトなどです。ここでも、全てではありませんが、EvernoteのノートリンクのアドレスをWorkFlowyのアイデアのトピックに貼り付けています。

また、ブログにアップした記事は、手動でクリップし、このノートブック群にあるノートブックに保存しています。

(3) 子どもと家族に関するノートブック群

ふたりの子どもごとのノートブックと、家計簿や領収書、家電の取扱説明書など家族に共通した内容のノートブックがあります。

子どものノートブックには、小学校や保育園のプリント類、習い事の資料、子どもたちが書いたり作ったりした作品、子どものライフログなどをそれぞれノートブックに分けて保存しています。

これらのノートブックは、すべて妻のEvernoteと共有させています。

(4) セルフマネジメントに関するノートブック群

目標管理や生きる上で大切にしていること、行きたい場所、したいこと、ほしいものなどを保存しているノートブックの集まりです。

(5) ストックのノートブック群

マニュアル、チェックリスト、テンプレートなどの便利ツールや、関心のあるテーマごとのWebクリップなどを保存しているノートブック群です。

(6) ログとアーカイブのノートブック

行った場所、食べた場所、Tweetなどのログや、自分の領収書、自分の持ち物の取扱説明書、年賀状、思い出の写真・品などを保存しているノートブックの集まりです。毎朝送られてくるWorkFlowyの差分メールも自動的にここに入るようにしています。

3. WorkFlowyとEvernoteの使い分けと連携の基本的な考え方

(1) 基本的な考え方

今回、EvernoteとWorkFlowyの使い分けや連携を意識してノートブックを見直しましたが、基本的な考え方は、自分に関する全ての情報の保存と閲覧は「Evernote」を使い、考え事をするとき、文章を書くときは「WorkFlowy」を使う、というものです。

そのために次の2つの操作をしています。

(2) WorkFlowyのテキストデータをEvernoteへ渡す

WorkFlowyで考え事や文章の作成が完了したら、そのテキストデータをEvernoteにも保存します。パソコンの場合はコピー&ペースト、iPhoneであればHandyFlowyの「Export TEXT」や機能拡張スクリプトの「Clip to Evernote」「Export to Evernote」などを使います。

WorkFlowyアプリ「HandyFlowy」の機能拡張スクリプト15選WorkFlowyのスマホアプリ「HandyFlowy」には、「機能拡張スクリプト」という機能があります。 HandyFlowyの機能...

(3) EvernoteのノートリンクアドレスをWorkFlowyへ渡す

WorkFlowyで考え事をするときや文章を書くときに見る可能性のある資料はEvernoteに保存し、頻繁に閲覧するものであれば、そのノートリンクのアドレスをWorkFlowyのトピックにペーストしておきます。パソコンの場合はコピー&ペースト、iPhoneであれば次の記事で紹介されているWorkflow(名前が似ていますがWorkFlowyではありません。)の「LinkFlowy」を使ってEvernoteからHandyFlowyへペーストします。

参考 EvernoteのノートリンクをHandyFlowyに埋め込むレシピ LinkFlowy – W&R : Jazzと読書の日々

Workflow

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今回のEvernoteのノートブックの見直しにおいて、前述の「Life log」と、考えることに関するノートブック群は、このEvernoteとWorkFlowyの使い分けや連携を意識しています。

4. おわりに

Evernoteのノートブックは、その人の生活状況や使い方によって、かなり個別性のあるものだと思いますので、私のノートブックを紹介しても意味があるのかな、と思っていました。ただ、以下のブログを拝見して思ったのは、人のEvernoteのノートブックを見るのは、その人の考え方や大切にしていることがすけて見えて、興味深いし、いい刺激を受けるもんだな、と思いました。それに、ノートブックの構成の考え方は、参考になります。

 

というわけで、今回、読者ニーズがあるかわかりませんが、私のEvernoteのノートブックについて紹介してみました。

機会があれば、今回、分量的に割愛した、タグの構成と各ノートブックについて、本ブログで取り上げてみたいと思います。Evernoteを精力的に使っている方のノートブックも拝見したいと思っていますので、ブログなどで紹介された場合は、よろしければぜひTwitterなどでご一報ください!

この記事は以上です。

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小田やかた
ブロガー&Kindle作家。二人の子どもを持つ共働きサラリーマンです。(プロフィールの詳細)iPhone・iPadアプリを活用した効率的なインプットとアウトプットの方法を発信しています。
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