1年くらい前に以下の記事を見て、これはいい方法だと思い、紹介されていた方法をしばらく試してみました。
Evernoteのタグを見返すだけで、これまでの人生をざっとふり返ることができる | シゴタノ!
この方法は、簡単に言えば、タグを「日付の数字6桁+キーワード」で作り、このタグを該当のページにつけておくと、タグの一覧だけでキーワードの内容を時系列で振り返ることができるというものです。
キーワードは、買った商品や使い始めたサービス、取り組み始めた活動、旅行、イベントなどです。
この記事を読んだとき、タグを見るだけで、簡単に時系列で振り返ることができるのは効率的だと思い、しばらく試してみたものの、続きませんでした。
というのは、同じような目的で、すでに自分のやり方があって、そちらの方が自分にはあっていたからです。
それは、あらかじめタグを作っておき、そのタグを付与し、タグで検索すれば、前述の記事と同じように時系列の一覧で自分の人生を振り返ることができるというものです。
詳しくみていきたいと思います。
1. 振り返りたい項目のタグを作る
まずは、 自分が振り返りたい項目のタグをあらかじめ作っておきます。
ちなみに、私が作っているタグをいくつか紹介すると以下のとおりです。
- 変化/出来事
- 教訓/意識/反省
- レジャーログ
- 購入ログ
- 風邪ログ
- 休暇ログ
- 美容院ログ
- マッサージログ
- 料理ログ
1つ目のタグは、何か新たに始めたことややめたこと、後で振り返りたい出来事などです。2つ目のタグは、何か失敗や反省したときに同じ失敗を起こさないために書いたノートです。ちなみに、この2つのタグのついたノートは、毎週1回必ず振り返るようにしています。
3つ目のタグ以降は、タグの名称そのままの内容なのでわかるかと思いますが、後で時期や内容を振り返りたいログです。
2. ノートにメモしてタグを付与する
振り返る、ということは、当然、その内容をEvernoteのノートに書いておく必要があります。いわゆる、日記などのログです。
私はどんなことを書いているかというと、試しに「変化/出来事」タグを付けて書いたノートを見てみます。
「教訓/意識/反省」タグはこんな感じです。最近は、食べ物のことばかりで少し恥ずかしいですが…。
こんな感じで、ささっと書いたメモです。
メモは、「FastEver2」で書いて手早くEvernoteに送っています。
また、私は、以下の記事で書いたとおり、「Taskuma(たすくま)」の完了タスクにメモを残し、それを1日分まとめてEvernoteに送って日記として活用しています。
ただ、「Taskuma(たすくま)」で書いたメモのうち、前述のタグをつけたいような内容は、後で振り返りがしやすいよう、そのメモ付きの完了タスクを個別にEvernoteに送ることもあります。タグはTaskuma(たすくま)でつけるとEvernoteにも反映されます。
どちらの場合も、 Evernoteのノートのタイトルは、ノートの内容の要点を表現した内容で書いておくと、後で一覧で振り返るときに見やすいです。ちなみに、以前はタイトルに日付を書いていましたが、Evernoteではノート作成日が表示されるので、最近は書いていません。
3. 定期的に振り返る
こうしたタグを付けておけば、タグを付けたノートを時系列の一覧で見ることができるので、 例えば、「変化/出来事」タグをつけた1年間分のノートを振り返ると、この1年はこんな変化があったのか、こんな出来事があったのか、と簡単に振り返ることができます。
また、 「教訓/意識/反省」を定期的に見返せば、同じ過ちを繰り返すことがなくなるかもしれません。
他の、ログのタグも、いつやったのか、内容はどんなだったのかなどを振り返ることができて便利です。
4, おわりに
冒頭で紹介した記事のようにタグを見るだけで振り返ることはできず、一度、タグで検索する必要がありますが、一度、振り返りたい項目のタグを作っておけば、その都度、タグを作る必要がないというのが、この方法のメリットだと思います。
私は、この方法がしっくりきていて、もう、6年ほど続いています。ちなみに旅行のログだけは、冒頭で紹介されていた記事の方法のように「日付+旅行先」というタグを作って関連のノートにタグを付与しています。