さまざまなノート系アプリや情報整理系アプリがある中、Evernoteを10年以上使い続けている私がEvernoteを何にどう使っているか。どういう使いみちに落ち着いたのか。本ブログでは「今どきのEvernoteの使いみち」と題して連載記事を書いています。
その使いみちの一つが「旅行ログ」です。
旅行の内容は、Evernoteで日記を書いているので、その中にありますが、旅行ログとしての使い方は、日記も含めて、旅行の準備段階に集めた情報から旅行中の出来事、終わった後のことなどあらゆることをEvernoteに保存しています。
そして、それぞれのノートには「日付+旅行先」のタグをつけていますので、あとで簡単に振り返ることができます。また、タグの一覧を見れば、いつどこに旅行に行ったかが一目瞭然です。(画像は、Evernoteアプリのタグの一覧)
少し具体的に見ていきます。
まずは旅行の準備段階。
最初にEvernoteにノートブックを作ります。
行き先が決まっていれば、行き先の名称をノートブック名にし、決まっていなければ仮のノートブック名にしておきます。
行き先の情報収集は、基本はネットで行いますが、気になったところは、先ほど作ったEvernoteのノートブックにどんどんクリップしていきます。雑誌などから得た情報は、写真で撮ってEvernoteに保存します。
それをもとに、行き先や工程を考えるわけですが、ここはアウトライナー のWorkFlowy(HandyFlowy)を使っています。というのは、工程を考えるときは順番を入れ替えたりして考えるので、アウトライナー の方がはかどるのです。また、1日目や2日目などの階層化ができるのも便利です。
WorkFlowyで工程を考え終えたら、それを先ほど作ったEvernoteのノートブックに移します。旅行に関する情報は全てEvernoteに集約させておきたいからです。また、iPhoneのEvernoteアプリでそのノートブックをオフラインでもアクセスできるようにしています。(プレミアムの機能)今どきネットが繋がらない場所はあまりありませんが念のためです。
次に旅行中です。
旅行中に工程を確認するときは、先に作ってEvernoteに入れておいたノートを見ます。私は、その工程のノートをあらかじめEvernoteのショートカットに置いておいたり、「SmartEver」タグをつけています。
SmartEverタグをつけておくと、同名のアプリ「SmartEver」で見ることができるのですが、このアプリは起動が速く動きが軽快なので、サッと確認できて重宝します。
旅行中に行った先のレシート類や入場券の半券、パンフレットなどあらゆる紙類は、時間があいたときや、旅行から帰ってきたときに写真を撮って、先に作っておいたEvernoteの該当のノートブックに入れておきます。
旅行中に撮った写真もそのノートブックに入れていますが、すべてではなく特徴的な写真を選んで入れています。というのは、私は写真はすべてiPhoneで撮っていますが、基本は自動でGoogleフォトにアップロードされるように設定していますので、すべてをEvernoteに保存していません。
旅行が終われば、先に作ったノートブックの役目は終わりです。
中にあるノートは、前述のとおり、すべて「20190701 沖縄旅行」というような日付+旅行先のタグをつけて「旅行ログ」というノートブックに移動させています。そして、先に作ったノートブックは削除しています。
こうしておくと、タグの一覧をみたとき、日付順に並び、どこに行ったのか一目瞭然です。(冒頭の画像のとおり)そのタグをクリックするだけで、その旅行に関するあらゆるノートを表示させることができます。
タグでなくノートブックにわけておいてもよいのですが、旅行の数が多くなってくると行き先の数だけノートブックが増えていくので、だんだんタグの方が管理しやすくなってくると思います。