Kindle本は以前の以下の記事のとおり図書館の「日本十進分類法」で分類し、2年以上うまく機能しています。
さらに、その分類法を進化させて、以下の記事で紹介したとおり、自分の興味・関心のあるテーマと、本のジャンルの2つの軸をクロスさせて分類することにしました。
Kindle本を「ジャンル」×「自分の興味・関心のテーマ」で分類、整理するということです。
これにより、これまで読んだ本の中から自分が求める情報(テーマ)を探しやすくなりますし、異なるジャンルが結びついて新たなアイデアが生まれる可能性が出てきます。
また、この分類をすることで、これまで以上に読書を知的生産につなげる意識が高くなりました。
そこで、この2つの分類法をEvernoteにも活用することにしました。
拙著『Evernoteの小技100』では紹介しきれませんでしたが、Evernoteで作る読書ノートにこの「ジャンル」×「テーマ」の分類を取り入れるのです。すなわち、Evernoteの読書ノートにKindleの本棚の分類(コレクション)と同じタグを付けるということです。
さらに、読書ノートだけではなくEvernoteのメモやWebクリップも上記で分類できる内容は同様にタグをつけておきます。
例えば、次の画像は、Evernoteで作っている読書ノートですが、「日本十進分類法」にもとづき「自然科学(数学・理学・医学)という本のジャンルのタグをつけ、さらに、自分の興味・関心のある「穏やかに暮らすためにはどうしたらよいか」という「おだやか」というタグをつけています。
こうしておくことで、例えば、自分の興味・関心のあるテーマでブログや本を書こうとしたとき、タグから引っ張り出しやすくなり、さらに、異なるジャンルの本や情報が自分の興味・関心のテーマによって横断的につながることになります。それにより、面白い化学反応が起きる可能性に期待しています。
例えば、前述の例でいえば、「おだやか」というタグで検索をかけると、自然科学のジャンルの本や他のジャンルの本の読書ノート、さらには、メモ、Webクリップが検索結果と表示されるということです。
とくに本はジャンルで分類しがちですが、そこに自分の興味・関心の軸をいれることで異なるジャンルが結びつき、面白いアイデアが生まれるかもしれません。ぜひ、お試しください。