以前、本ブログで連載した「今どきのEvernoteの使いみち」の最後の記事(以下)で、ノートブックとタグをシンプルにしたいと書きました。
これまで、タグについては、かなり雑多で、かなりの数ありました。
それを、ゼロベースから考えて、必要最小限に厳選したのですが、どうしても減らせないもがありました。
それは、以下の記事で買いた、旅行ログに関するノートに付けている「日付+旅行先名」のタグと、料理のレシピのノートにつけている材料のタグでした。
これらのタグの数が多いため、せっかく厳選して整理した他のタグが埋もれてしまうのです。
パソコン(Mac)のEvernoteであれば、タグを階層化できるため、それほど問題はありません。
ただ、iOSのEvernoteはタグの階層化ができないため、タグが埋もれます。
ノートにタグをつけたいときや、タグでフィルタをかけるとき、せっかくタグを厳選したのに、上記の2つのタグの多さのせいで、タグを選びやすくなっていないのです。
「日付+旅行先名」のタグは、前に数字(日付)がついていることから固まって表示されるので問題ないのですが、材料タグはそうもいきません。タグ一覧のあちこちに出てきます。
そこで、タグの種類ごとにすべて記号をつけることにしました。記号をつければ、その記号ごとに固まって表示されます。
しかも、次のサイトのとおり、記号の種類を使い分ければ、つけるタグで順番も制御できます。
よく使うタグを上の方に並べることができるのです。
https://anond.hatelabo.jp/20121215125247これで、ノートにタグをつけるときや、タグでフィルタをかけるときにタグを選びやすくなりました。
「日付+旅行先名」のタグと材料タグは、一覧の下の方に表示されるようにして、よく使うタグほど、上に並ぶようにしました。
iOSのタグ一覧はわかりづらいので、MacのEvernoteのタグ一覧を参考に紹介します。
一見、多く見えるかもしれませんが、真ん中より右は旅行タグと材料タグで機械的に増えていくもので、それほど整理は要しません。問題は、真ん中より左のタグで、これらは意識しないとどんどん増えていくので、これくらいを上限にしています。(以前は、これの3倍以上はありました。)
改めて、Evernoteはノートブックとタグの2軸で整理できるのが1つの強みだと思いますので、これを活かすにはノートブックだけでなく、タグを使いこなすのが大事だと思います。
肝は、定期的なメンテナンスと、いかに使う頻度の低くなったノートブックとタグを見直し、頻度の高いノートブックとタグにアクセスしやすくするかです。