これまで本ブログでは、WorkFlowy の具体的な使い方を提案する『WorkFlowyの使い方レシピ』という連載記事を書いてきました。
その中で、以下のとおり、日常使いとして14個、仕事に役立つものとして5個のレシピを紹介しました。
『暮らしと仕事に役立つアウトライナー「WorkFlowy」の使い方レシピ』
■暮らしに役立つWorkFlowyのレシピ
- レシピ1 日記
- レシピ2 ブログの下書
- レシピ3 タスク管理
- レシピ4 買い物リスト
- レシピ5 読書ノート
- レシピ6 モヤモヤした思考の整理
- レシピ7 アイデア出し
- レシピ8 セルフマネジメント
- レシピ9 備忘録
- レシピ10 言葉録
- レシピ11 子どもの成長記録
- レシピ12 マイ育児書
- レシピ13 旅行の計画
- レシピ14 ネタ帳
■仕事に役立つWorkFlowyのレシピ
この連載後、順次レシピを追加し、全てのレシピを集めた全集のページを開設しました。
今回は、日常使いの内容としてWorkFlowyを「料理のレシピ」として使う方法を紹介します。
わざわざ料理のレシピにWorkFlowyを使うメリットはあるのか、と思うかもしれませが、後述するオススメPointのとおり、実際に使ってみると、なかなか便利です。
1. WorkFlowyを「料理のレシピ」として使うレシピ
料理本やネット、テレビなどで情報収集したレシピをWorkFlowyにまとめます。
ネットからの情報であれば、そのままコピペできるので便利です。
「材料」「作り方」を第1階層として、その下の階層に箇条書きで内容をまとめると見やすいと思います。
あと、「留意点」や「メモ」といった項目も作っておくと便利です。
画像が必要な場合は、WorkFlowyでは画像を扱えないので、例えば、Evernoteに画像を保存し、そのリンクアドレスをWorkFlowyにペーストしておくとよいでしょう。
また、出典元を書いておくと、あとで確認が必要になったときに役立ちます。ネットからの情報であれば、そのページのアドレスを、本やテレビからの情報であれば、その内容を書いておくとよいでしょう。
実際、料理するときは、iPhoneやiPadのWorkFlowyの公式アプリや、WorkFlowyアプリの「HandyFlowy」を使えば、すぐに手元でレシピを確認できます。
2. このレシピのオススメPoint
これまで料理のレシピが必要なとき、私は、料理本や「クックパッド」を見て、保存しておきたいときは、Evernoteに保存していました。
そして、実際に料理を作ってみた結果、家族からの意見や味などで気づいたことがあれば、そのEvernoteのページにメモしていました。
ただ、そのメモが多くなってくると、レシピのページの視認性が悪くなります。
また、家族からの意見のうち、調味料の量などレシピに反映させたいものは、Evernoteのレシピのページを書きかえたいのですが、ネットから取り込んだデータの場合はうまくいかないこともあり不便です。
クックパッドから読み込んだレシピであれば、Evernote上、修正はできないわけではないのですが、画像であれば、画像にテキストなどを書き込む形になります。書き込みが増えると、どんどん見づらくなるのです。
そんなことから、WorkFlowyを使うことにしました。
WorkFlowyであれば、レシピの修正は容易です。
家族からの意見をメモし、そのうちすでにレシピに反映させたものは、完了トピックにして非表示にすることもできます。
過去の家族からの意見のメモが増えてこれば、奥の方の階層にしてふだんは非表示にしておくこともできます。
レシピの手順が多いときに便利だと思いますが、実際に料理をしているとき、完了した内容は完了トピックにして非表示にすると、以後の手順が見やすくなると思います。
また、料理のレシピは箇条書きに向いているので、アウトライナーであるWorkFlowyと相性がよいようにも思います。
料理のレシピをWorkFlowyにどうやってまとめるかは、難しいものではありませんが、参考に私のレシピの1つを紹介しておきます。画像はiPhoneアプリのHandyFlowyです。ちなみにこのレシピの内容は「ヘルシオ」を使う前提のものです。
3. おわりに
最近、料理をする頻度が増えてきたので、WorkFlowyで料理のレシピを扱う発想が出てきました。一見、WorkFlowyは、文章を書いたり考えを深めたりするためのものと思いがちですが、生活のさまざまな場面で使うことができる便利なアプリケーションだと、改めて感じました。
本記事には、続編があります。「材料タグ」を使った便利な方法を以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。