Apple Watch を使い始め約1年半が経ちました。
その間、本ブログや『Apple Watchで何ができるか』という本を出版し、実際の私のApple Watchの具体的な使い方を発信してきました。
本ブログでは、その使い方のうち、改めて便利だと実感している機能(アプリ)ベスト5を紹介し、Apple Watchに興味のある方に少しでもApple Watchの便利さをお伝えできればと思います。
第1位 タイマー・アラーム
高価なApple Watchを使っていて、第1位がこれ?!と思われた方もいるかもしれません。
確かに、タイマーやアラームはiPhoneの機能にもありますし、Apple Watch以外の時計にもある機能です。
ただ、生活の中で、意外にタイマーやアラームを使う機会というのは多いものです。
いや、使う機会なんてないよ、と思われる方でも、実は使った方が生活がスムーズにいく場合も多いのではないかと思っています。
私がよく使うのは、例えば、起床後あと5分だけ寝たいとき、隙間時間に10分だけブログを書くとき、30分だけ読書をするときなどです。タイマーを設定しておけば、時間を気にせず集中できます。また、電車の時刻と逆算してカフェを出る時刻をアラーム設定して読書やブログを書いたりなど、プライベートでも仕事でも出発時刻のアラームを設定することもよくあります。
iPhoneだとポケットから取り出してアプリをタップして設定、という動作に煩わしさを感じますが、Apple Watchは、手元で簡単に設定ができるので手軽です。
さらに、重要だと思っているのが、iPhoneのタイマーだと気づかない場合があるのですが、Apple Watchだと確実に気づくという点です。Apple Watchをつけたことがない方だと意外に思われるかもしれませんが、仮に寝ていたとしてもアラームやタイマーは振動で確実に気づきます。
第2位 Draftsでメモをとる
Apple Watchで音声メモをとるとき、Draftsが便利です。
メモアプリは次の記事で紹介したとおり、いろいろ試してみたのですが、私にとってはDraftsが1番使い勝手がよいと思います。
何が便利かというと、タップしてすぐに音声入力の状態になる素早さです。
また、音声入力でメモしても、メモしたこと自体を忘れてしまうことがありますが、Draftsは、その点、心配ありません。iPhoneやiPadのDraftsはinboxにメモがあるとバッジでメモの数を表示してくれますので、例えば、Apple WatchのDraftsでメモしても、iPhoneを見たときに確実に気づくのです。
よって、例えば、私の場合よくあるのが、絶対にその日にやらなければいけないことが頭に浮かんだもののiPhoneを取り出せない、もしくは取り出すのが面倒くさいとき、Apple WatchのDraftsでササっとメモしています。手軽で素早くメモでき、iPhoneのホーム画面を見たときに確実に気づくので重宝しています。
しかも、次の記事で紹介したとおり、Draftsでメモした内容をEvernoteやTaskuma(たすくま)、Twitterなど、さまざまなアプリに渡すことができるのもDraftsの便利なところです。
ちなみに、私はあまり使っていませんが、DraftsのinboxにあるメモはApple Watchでも見ることができますので、手元で確認したいメモはDraftsのinboxに置いておく、という使い方もできます。
第3位 Taskuma(たすくま)でタスク管理
Apple Watchを使い始めたときは、手元でTaskuma(たすくま)を操作できることに歓喜しましたが、現在時刻のセクションのタスクしか操作できない、というのは結構ネックです。
Apple WatchでTaskuma(たすくま)を起動し、目的のタスクを実行させようかと思ったら今のセクションのタスクではないので表示されていない、ということが続くと、結局、Taskuma(たすくま)を操作するときはiPhoneを取り出す、というのが習慣になってしまいます。
とはいっても、見積時間が過ぎると通知が来るのと、実行中のタスクのチェックリストが手元で確認できるのはかなり便利です。
第4位 気温を常に確認
Apple Watchを使い始めるまで、日中、気温を意識することはありませんでした。せいぜい、朝、天気アプリで天気を確認するついでに、前日との寒暖の差を確認するくらいです。
それが、Apple Watchを使い始めてからは、体感の気温と、Apple Watchで表示される気温を意識して見るようになり、これくらいの気温なら服装はこうしよう、といった目安にするようになりました。
Apple Watchで表示される気温は、その時点の実際の気温ではなく、あくまで予報をもとにした数字ではありますが、手元で常に確認できるのは便利です。
第5位 メモを素早く確認(Cheatsheet か Evernote)
Cheatsheetは、最近、試しに使い始めたアプリですが、今後も使い続ける期待を込めて5位に入れました。
Cheatsheetは、Apple Watchのホーム画面に表示できるiPhoneと同期するメモアプリです。
私は、iPhoneやApple Watchなどでメモした内容をApple Watchで確認するために使っています。手軽に確認できるので便利です。次の画像はApple Watchで表示したところ。(無料版は4つまで表示)
DraftsでもiPhoneと同期するのでメモを表示させることはできますが、私は、inboxにメモがあるとiPhoneにバッジで表示される機能を愛用しておりDraftsはメモをとる専用にしているので、よく見返すメモはCheatsheetに置いておくという使い分けをしようと思っています。
Cheatsheetは、iPhoneのウィジェットでも表示されるので、iPhoneでも手軽にメモを見返すことができます。また、有料のPro機能を購入すれば、iCloudでiPadと同期させることができます。(iPhoneとApple WatchはPro版にしなくても同期します)さらに、Mac版のアプリもありますので、Apple製品でメモした内容が、どの端末でもすぐに確認できます。
ただ、これまでApple Watchでは、あまり上手に活用できていないEvernoteを同じ用途で使えないか模索中なので、しばらく2つのアプリを試してみて、いずれはCheatsheetかEvernoteで落ち着くと思います。
おわりに
Apple Watchは多機能なので、拙著で紹介したとおり、いろいろな使い方をしていますが、本記事で取りあげた内容を割とよく使っています。
Apple Watchは、高額なのでなかなか手を出しづらいかもしれません。
しかし、確実に普通の時計よりは便利ですので、ぜひ、チャレンジしてみてください。
きっと、普通の時計には戻れなくなります。
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