以前、以下の記事で書きましたが、約6年間の日記がEvernoteに保存してあります。スキャンした紙ベースの日記を含めると10年間以上の日記がEvernoteの中にあります。
我ながらよく続いているものだ、と思いますが、惰性で日記を書き続けてきた時期もないわけではありません。
ただ、今は違います。
Evernoteで日記を書き続けるモチベーションがぐんと高まっています。
1. 日記を書き続けるモチベーションの維持は日記を見返す仕組みづくりが重要
なぜ、日記を書くモチベーションがあがっているのか。
それは、iOSアプリ「CalEver (NotesViewer) 」のおかげです。
「CalEver (NotesViewer) 」は、Evernoteのノートを作成日又は更新日に基づきカレンダーで表示してくれるアプリです。
以前、以下の記事でも書きましたが、このアプリは過去のノートをカレンダーから表示させることができるので、1年前の今日、2年前の今日、3年前の今日、と過去にEvernoteに保存した日記が見返しやすくなります。
Evernoteで「1年前の今日、1年前の週末、1年前の行事」の日記を簡単に読み返す方法
私は毎朝、例えば、今日が6月の第1週目の月曜日だとしたら、1年前の6月の第1月曜日、2年前の6月の第1月曜日、3年前の•••と6年分読み返しています。
時間にして、約5分くらいの毎日の習慣です。
この習慣が、後述する日記を書き続けるモチベーションの維持に大変役立っています。
2.「CalEver (NotesViewer) 」を使って過去の日記を見返す3つのメリット
毎日「CalEver (NotesViewer) 」で過去の同時期の日記を見返す習慣を続けて約3ヶ月が経ちますが、3つの大きなメリットを感じ始めています。
(1) 過去の自分への承認と自信につなげる機会
1つは、過去の自分への承認と自信につなげる機会になるということです。
過去の日記を毎日見返すことで、あのとき自分はこんなにがんばっていたんだな、とか、あのとき相当辛かったけど、なんとかここまで来たな、とか過去の自分の頑張りを認めつつ、過去なんとかやってきたんだから今もなんとかやっていけるはず、という自信につながるのです。
(2) 過去の反省を活かす機会
2つめは、過去の反省を活かす機会になるということです。
仕事もプレイベートも、毎年、同じような行事や出来事があるものです。
過去の同じ時期の日記を見返すことで、あのときこうして失敗した、うまくいったなど、過去の数年間の成功事例や失敗事例から毎日学ぶことができます。
(3) 日記を書くモチベーションの向上
3つめが、本記事の趣旨である、日記を書くモチベーションの向上です。
1つめと2つめのとおり、「CalEver (NotesViewer) 」で日記を見返す習慣を作ったことで、日記のメリットを毎日感じることができていますので、自ずとこういうことを書いておくと後で役立つかもしれない、という考えになってきます。未来の自分に活かす書き方に変わってくるのです。
そして、未来の自分が活かせる内容であれば、書いておきたくなるのです。
3. 「CalEver (NotesViewer) 」で見返すと好循環が生まれる
「CalEver (NotesViewer) 」で日記を見返す習慣ができれば、次のような好循環が生まれます。
「CalEver (NotesViewer) 」で日記を見返す
↓
日記を書くメリットを感じる
↓
日記を書きたくなる
↓
日記を書くようになる
↓
「CalEver (NotesViewer) 」で日記を見返す
私は、これを3ヶ月繰り返していますので、日記を書くモチベーションが維持できる好循環が生まれてきています。
日記を書いて見返すなら「CalEver (NotesViewer) 」とEvernoteの組み合わせは、本当にオススメです。
ちなみに、「CalEver (NotesViewer) 」で過去の日記を見返す習慣は、「たすくま」を使っています。たすくまに「過去の同時期の日記を見返す」というタスクが登録してあり、アドレススキーム(nzw31NotesViewer://)が設定してあるので、毎日ボタン1つで「CalEver (NotesViewer) 」呼び出すことができています。
また、少し余談になりますが、以前、Evernoteと同期できる100年日記の類のアプリを使っていた時期もありました。
ただ、見返すには使い勝手はいいのですが、写真の枚数などなどいろいろ日記を書く上で制約があったり、同期がうまくいかなかったりということがあり、やめてしまいました。
また、WorkFlowyで日記を書いていた時期もありました。ただ、結局、Evernoteに移行させました。
いろいろ試行錯誤した結果、日記はEvernoteに保存して「CalEver (NotesViewer)」で見返すのがベストだと思っています。
日記を書くのは、以前はDraftsを試していた時期もありましたが、パソコンから書きたいこともあり、結局、長いこと使っていた「Textever Pro 3」に戻しました。
Textever Pro 3はEvernoteと双方向の同期が可能なので、iPhoneで書くときはTextever Pro 3、たまにパソコンで書くときもあるので、そのときはEvernoteで書くことができ便利です。
4. 「CalEver (NotesViewer)」を使う上での留意点(改善してほしい点)
「CalEver (NotesViewer)」を使っていると、「Evernoteにより通信が一時的に制限されました。制限解除までしらばらくお待ち下さい」というメッセージが出ることがあります。
キャッシュがたまっていくと、このメッセージが出なくなるのですが、初めて見る月のノートを数分見ていると、このメッセージが出てしまいます。
しかも、30分以上待たなければいけません。
前述したような、毎日の習慣で今日と同時期の過去6年分、すなわり6日分程度を見る場合には、通信制限されることはめったにありませんが、それ以上、見るときは通信制限がかかることがあります。
技術的なことは詳しくわかりませんが、Evernoteの仕様上仕方がないのかもしれません。それにしても、ここが改善されれば、うれしいのですが…。
5. おわりに
「CalEver (NotesViewer)」でEvernoteに保存した過去の同時期の日記を見返すとき、その日にEvernoteに保存した別のノートも目に入ります。
例えば、Webクリップやレシートの画像、読書メモなどなど、です。
日記だけでなく、過去の同時期に保存したノートを見返すと、いろいろな発見があったりします。
それは、また、別の記事にしたいと思いますが、「CalEver (NotesViewer)」は、日記も含めEvernoteに保存したノートを活用する機会を与えてくれるアプリだと思います。