最近、WorkFlowyの中に「今日の思考と知見」というトピックを作りました。
その日に考えたこと、アイデア、思いつき、ブログのネタ、その日に学んだこと、知ったことなどを書き留めるトピックです。
以前、記事に書いた「日付トピックライフログ」の思考と知見に特化したものです。
参考
1. その日の思考と知見は1日の終わりに「WorkFlowy」から「Evernote」へ
1日の終わりに、毎日、この「今日の思考と知見」というトピックを見返して、その日の自分の思考と知見を振り返ります。それをHandyFlowyの機能拡張スクリプト「Export to Evernote」を使ってEvernoteへ保存しています。
参考 iPhoneの「WorkFlowy」と「Evernote」の連携方法を整理してみた – いつもていねいに
Evernoteへ保存した後は、ブログのネタであれば、ブログのネタをストックしているWorkFlowyの別のトピック、それ以外は「思考と知見の地層」というトピックに移動させています。
2. なぜ、WorkFlowyからEvernoteへ保存するのか
なぜ、WorkFlowyにデータがあるのに、わざわぜWorkFlowyからEvernoteへ保存するのか。
それは、以前の記事で書いた私のWorkFlowyとEvernoteの使い分けのコンセプトである「自分の全てを記憶するEvernoteと自分のすべての思考をサポートするWorkFlowy」によるものです。
Evernoteに自分のすべてを保存したい。その日に自分が考えたこと、大げさに言えばその日の思考のすべてをEvernoteに入れておきたいのです。
今後、「WorkFlowy」と「Evernote」をどう使っていくのか 〜『WorkFlowyの使い方のレシピ』の連載を終えて③ 〜 – いつもていねいに
なぜか。
それは、次のサイトが自分の漠然とした考えのひとつを明確にしてくれました。
まとまらない考えでもとにかくEvernoteに入れておく | シゴタノ!
簡単に言うとこういうことです。
たとえ、まとまっていない考えだとしても、自分が考えたことをEvernoteに入れておくことで、Evernoteは時系列で並び替えることができますので、自分の思考の経過を追うことができます。その思考の経過を辿ることで、新たな考えや思考の切り口を見つける可能性が広がるのではないか、と思うのです。先のサイトにもある「過去の自分の考えをもとに新しい考えを接いでいく」ことを期待しているのです。
また、Evernoteは検索機能が優れていますので、考えの断片をほんの少しでも残しておけば、その後かなり時間が経過した後でも、その考えの断片を検索により引っ張り出せることができるかもしれません。その過去の思考を引っ張り出したことで、芋づる式に別の思考が生まれたり、それをもとに別の発想を得たりなど、現在の思考に活かすことができるかもしれません。
さらには、後で、「あの時の自分はこんなことを考えていたのか」とか、「今の自分の考えは、あの頃の考えがベースになっているんだ」など、当時の自分が考えていたことを振り返ることができるというのは、結構、興味深いことです。
これらを実現するには、WorkFlowyよりも検索能力が高く、ノートを時系列に並べることができるEvernoteの方が使いやすいと思い、WorkFlowyからEvernoteにも保存しているのです。
ちなみにWorkFlowyにもデータを残しているのは、私はブログの記事をWorkFlowyで書いているので、ブログのネタなど、今後膨らませてWorkFlowyで記事を書くときに便利だからです。
3. おわりに
日頃の生活の中で、その日に考えたこと、アイデア、思いつき、ブログのネタ、その日に学んだこと、知ったことなどを、WorkFlowyに書き留めるときは、iPhoneアプリ「MemoFlowy」を使っています。
「MemoFlowy」のinbox機能を使えば、最初に開くトピックを特定することができますので、私は「今日の思考と知見」というトピックを最初に開くようにしています。
こうしておけば、自分の考えたことをすぐにiPhoneで書き留めることができます。ちなみにMemoFlowyはAndroid版もあります。