iOS11になり、32bitのアプリは使えなくなりました。
なかでも「Clever」「CheckEver」「MY辞書登録」の3つが使えなくなったのは、私としては、大変痛かったです。なかなか代替となるアプリを見つけることができません。
ただ、完全とはいかないまでも、今、考えている代替案を、同じようにお困りの方がいるかもしれないので紹介しておこうかと思います。
本記事では、「Clever」の代替を取り上げます。
「Clever」とは、一言で言えば「Evernoteの公式アプリより軽快に動くEvernoteクライアントアプリ」です。
私は、私的なデータをEvernote公式アプリで管理し、仕事用のデータはEvernoteの別アカウントを作り、iPhoneでは「Clever」を使っていました。
仕事用といっても、リスク管理の観点から、自分のメモ的なものや名刺の管理、Webクリップ程度が主ではありますが、外出したとき、メモや名刺の確認など、結構、便利に使っていました。
その「Clever」が使えなくなったことにより、仕事用のデータが出先で見えなくなったのです。
Evernoteの公式アプリがマルチアカウントに対応してくれればよいのですが、1つのアカウントしか使えません。もし、他のアカウントのデータを見るなら、一度ログアウトして、別のアカウントでログインする必要があります。それは面倒です。
そこで「Clever」の代替となるアプリを探したのですが、Evernoteのクライアントアプリってないんですね。改めて「Clever」は貴重なアプリだったことがわかります。
では、Evernoteは、公式アプリ以外にノートの中身を見ることはできないのか。
そんなことはありませんでした。
今、私は、「Qisa」 を試しています。
「Qisa」 は、基本的には、Evernoteへノートを送信し同期するアプリなのですが、すでにEvernoteにあるノートをノートブックやタグなどから検索して、ノートの編集・閲覧することができます。
使い方は、以下の開発者様のサイトを参照してください。
基本は、テキストエディタというコンセプトで作られたアプリだと思われますので仕方がないのですが、もう少し、ノートブックやタグを選択して該当のノートを表示させるまでの手数を少なくできたら完全に「Clever」の代替となりうるのですが…と思います。
でも、今、「Clever」の代替の有力候補は、これしかありませんので、試しにしばらくの間、使い続けてみようと思います。