前回の以下の記事で書いたとおり、私には、Evernote以外のノート系アプリに目移りしてしまう「Evernote以外を使いたくなる衝動」が定期的に起こります。
でも、結局は、総合的に考えると、安定感や信頼感があり、あらゆるファイル形式を保存でき、連携アプリの多い「Evernote」を超えるアプリはないことに気づきます。そして、目移りしたアプリの機能に近づけるようEvernoteの使い方を工夫しよう、ということで落ち着くのです。
ただ、アウトライナーは違います。
Evernoteにもアウトラインを作る機能はありインデントの操作はできますが、アウトライナーではないので、トピック(アウトラインの行)の開閉、すなわち下位トピックの表示・非表示を切り替える機能はありません。
よって、私は、アウトライナーの「WorkFlowy 」を愛用し、Evernoteと併用しているのですが、WorkFlowyはあくまで「作業場」として使い、Evernoteはアーカイブ場所として使っていました。
ただ、アウトラインをそのまま扱えるアーカイブする場所がほしくなりました。
当然、Evernoteでもアウトラインをアーカイブできるのですが、前述のとおり、トピックの開閉はできません。Evernoteでは、アーカイブしたアウトラインのトピックの開閉をしたくなるときに都合が悪いのです。
ということで、今、「Dynalist」をアウトラインのアーカイブの場所として使いたくなりました。
結局それは、以前の記事の「WorkFlowyとDynalistの使い分け(試行中)」で書いた、WorkFlowyで作業を終えたデータはDynalistに移すという試行の結果である「WorkFlowyとDynalistの使い分け(試行中)の結論」で書いた、WorkFlowyで使い終えたデータはEvernoteに移すという結論を保留にし、試行中だった使い分けに戻してみるということです。
WorkFlowyは、1つのアウトラインしか作れないこともあり、非常に流動的な使用感がありますが、Dynalistはファイル単位でアウトラインを作ることになるのでWorkFlowyより固定感があり、アーカイブとしてはもってこいです。さらにWorkFlowyと違い、Dynalistは作れるアウトラインの数に制限はありません。
ただ、私にとってEvernoteは自分のあらゆるデータの保管庫としているので、Evernoteと、WorkFlowyとDynalistの3つのツールの使い分けをもう少し明確にしたいと思っています。ひとまずは、アウトライナーでアーカイブしておきたいデータは「Dynalist」に移していこうと思っています。