以前、MacBook、iPadとSmart Keyboard、iPad miniとMagic Keyboard のどれを持ち歩くか、という問題について、以下の記事で取り上げました。そのときは、iPad miniとMagic Keyboardを持ち歩く、という結論を出しました。
私の主な用途としては、朝の通勤電車内での読書と、定時で退社できたときのカフェでのブログの執筆です。
1 iPad miniとMagic Keyboard を持ち歩く場合の悩み
結論は出したものの、いざブログを書こうとカフェに入ってiPad miniとMagic KeyboardとiPad miniを立てるスタンドをカバンから出して準備していると、ふと思うのです。
iPadとSmart Keyboard ならもっと素早く書き始めれるのに、と。
時間ギリギリまで書いていて、慌てて片付けるときも、iPadとSmart Keyboard ならもっと素早く片付けれるのに、と。
iPad miniだと、Magic Keyboardを出して電源をオンにして、スタンドを出して、iPad miniを置いて、と結構、煩わしい。時間に余裕があるときならいいのですが、定時退社できたことにより生まれた30分前後の限られた貴重な時間にカフェに入っているので、1分足りとも無駄にしたくない、という気持ちが強いのです。
さらに、さらにです。
30分も満たない時間しかないと、カフェはやめて、駅のベンチに座って書くこともあるのですが、iPad miniとMagic keyboardだと無理っぽい。iPadとSmart Keyboardなら、ベンチに座っていても、膝の上で素早くキーボードを打ち始めることができます。
こうなると、やっぱりiPadとSmart Keyboardを持ち歩こうか、という気にもなってくるのです。朝の読書はiPadですることになりますが、できないわけでもないし、と。
というわけで、いったん、iPad miniとMagic Keyboard をやめて、iPadとSmart Keyboardを持ち歩いてみました。
2 iPadとSmart Keyboard を持ち歩く場合の悩み
いざ、iPadとSmart Keyboardを持ち歩くと、やはり、カフェに入ったときに書き始めるまでの準備は、圧倒的に楽です。ノーストレスです。やっぱりiPadとSmart Keyboardの組み合わせは最強だ、とほくそ笑む。
が、しかし、朝の通勤電車内でiPadで読書をすると、Smart Keyboardを取り外す煩わしさがあります。まあ、これは次第に慣れてきますが、問題は満員電車の中での取り回し。iPadとiPad miniはわずかな大きさの違いではあるのですが、断然、iPad miniの方が取り回ししやすい。電車内が混んでいれば混んでいるほどそう思います。
さらに、重さ。iPad(第7世代)で読書をしているとだんだん疲れてきます。両手で持っていたとしても。
とはいっても、iPadでの読書は、我慢できないわけではありません。
もっと言えば、今はiPad(第7世代)を使っていますが、仮に、もう少し軽くて薄いiPadAir4を手に入れさえすれば多少は改善できるかもしれません。
それに、画面が広い分、Apple Pencilで読書メモがとりやすいというメリットもあります。
問題は、使う頻度です。
会社を定時近くに退社できた場合、カフェでブログを書くことにしているのですが、必ずしも毎日定時近くで退社できるとは限りません。1週間のうち1回も定時近くに帰れない場合だってあります。
そうすると、カフェでブログは書けず、駅のベンチに座って書く時間すらない、ということになります。となると、Smart Keyboardの出番はまったくないのです。
だったら、毎朝、必ず読書をするので、読書に向いているiPad miniを持ち歩いた方がはるかに効果的だし、合理的な考え方ではないか。Magic Keyboardを加えても、わずか200グラム。使わなかったとしてもそれほど苦にはなりません。
となると、やはりiPad miniとMagic Keyboard を持ち歩いた方が、総合的に見て合理的なのか。
と思いつつ、試しに両方持ち歩いてみよう、となるのです。
3「iPad miniとMagic Keyboard」と「iPadとSmart Keyboard」両方持ち歩く場合の悩み
両方持ち歩くのが、使用感という意味ではベストな選択です。
ただ、単純に重い。
必ず、両方使うなら耐えれない重さではありません。
でも、前項と同じで、定時近くに帰れない場合は、「iPadとSmart Keyboard」を使うことはないのです。そうすると、約700グラムを持ち歩いた損になる。これが続くと、さすがに重たい思いをしても意味がない、となってしまうわけです。
じゃあ、どちらかを持ち歩こう、ということになり、いざどちらかを持ち歩くと、前々項と前項で書いたことを感じることになり、無限ループの悩みになってしまう、という始末です。
ちなみに、「iPadとSmart Keyboard」と「Kindle Oasis」を持ち歩くことも試しましたが、Kindle Oasisは、メモが取りづらかったり、動きが遅いこともあり、読書はiPad miniの方が快適だと感じています。
4 iPad miniとMagic Keyboard を持ち歩く場合の悩みの解決方法
そんな無限ループの悩みに終止符を打ちつつあります。最近は、ずっと iPad miniとMagic Keyboard を持ち歩いています。
まあ、冒頭の結論に戻っただけなのですが、実はiPad miniとMagic Keyboarを持ち歩く場合の悩みの解決の糸口を掴んだのです。
悩みとは、前々項で書いたとおり、次の2つでした。
- Magic Keyboardで書き始めるまでの準備が煩わしい
- 椅子に座って膝の上で iPad miniとMagic Keyboard は使えない
まず、1つ目の悩みを解決する糸口は、以前の以下の記事で書いたとおり、iPad miniを立てるスタンドの工夫です。
まだ、完全とは思っていませんが、軽量かつ設置が楽なスタンドを使えば、多少は煩わしさが減りそうです。
また、iPad miniに純正のSmart Coverをつけて試してみたい、という気持ちもあります。重量が増えるし読書のときに取り外す煩わしさがありそうですが、一度試してみたい。
Magic Keyboard自体にスタンドを取り付けることはできないか、というアイデアも頭に浮かんでいますが、実現は難しそうです。
2つ目の悩みも、以前の以下の記事で書いたとおり、膝の上で iPad miniとMagic Keyboardを使えないわけではありませんでした。
もともと、冒頭の記事を書いたときに使えることを確認していたのですが、それを失念していていつのまにか先入観でできないと思っていただけでした。
5 今後の方向性
ということで、 とりあえず、当面、iPad miniとMagic Keyboard を持ち歩くことにします。
あわせて、 iPad miniとMagic Keyboardで書き始める準備の煩わしさを少しでも解消し、キーボードで打ち始めるまでの準備のスピードを上げる工夫を考えたいと思っています。これがもう少し改善できないと、サッと書き始めれるiPadとMagic Keyboardの組み合わせが恋しくなるんです。
6 おわりに
今回書いた記事の内容は、多くの人にはどうでもいい問題だと思います。
ただ、当人にとっては、毎日のことなので、なんとかスッキリさせたい問題です。そして、ほんの少しの人かもしれませんが、同じような悩みを持っている人もいるかもしれない、と思い、長々と書いてみました。
堂々巡りをして、結局、冒頭の約1年前に書いた記事の結論に戻っただけですが、気持ち的には、まだ完全な結論とは言い難いので、とりあえずの結論です。
この問題絡みではいろいろ記事にしてきました。
そうそう、こうしてわずかな時間でも、少しでも快適な環境を作って、文章を書くことが、私にとっては、本ブログの運営やKDP出版につながっています。だから大事なことなんです。そんなことを以下の拙著で書きました。