自分の生き方とブログの本質について考えさせられた 〜『伝えることから始めよう』を読んで〜
先日、ジャパネットたかたでおなじみの高田明氏の『伝えることから始めよう』を読んで、思いのほか、自分自身の生き方とブログのあり方について考えさせられました。
本書のタイトルやジャパネットたかたのことを考えると、伝えるためのノウハウを学べる本かと思いきや、それ以上に深いものがありましたので、本記事でお伝えします。
1 生き方を考えさせられた
「今を生きる」
高田さんの生き方を一言で言えば、これつきます。
そして、目の前のことを一生懸命やる。
高田さんはこう言います。
どんなことでも、一生懸命にやっていれば、そのときは何の役にも立たなくても、いつか役に立つときがくる。どんなことでも、いつかどこかでつながるのだと思います。
高田さんは、自分の経営方針を好きなことを、やりたいことを、一生懸命やり続けただけと言いますが、この高田さんの姿勢は、自分が弱っているときに本書を読んだということもありグッときました。正直、今の自分の仕事を「好きなこと」とは言えないのが悲しいところですが、「ウジウジ考えず、とにかく目の前のことを一生懸命やるとするか」、「その頑張りはきっと何かにつながっていくと信じよう」思えるようになったのです。
さらに、前向きになれる言葉をいくつか抜粋します。
やらなかった失敗はあっても一生懸命にやった失敗はない
失敗というのは一生懸命やらなかったこと
できないと思えばそこで終わり
できない理由を考えるのではなくどうしたらできるのかを考えて何でもチャレンジする
「今を生きる」という生き方や、一生懸命やればそれはいつかどこかでつながる、という考え方は、本書が初見ではありません。よく見かける生き方や考え方だと思います。有名どころで言えば、スティーブ・ジョブズも同じような生き方や考え方だったと著書で読んだことがあります。
ただ、これまで高田さんが歩んできた人生を本書で知り、その中で「今を生きる」という言葉を見たことで、改めて、この言葉から勇気をもらった気がするのです。
改めて、「今を生きたい」、「グダグダ考えず目の前のことを一生懸命に取り組みたい」と思いました。
2 ブログの本質を考えさせられた
高田さんは、「伝える」だけでなく「伝わる」のが大事だと言います。
そのために必要なのは、スキル、マインド、ミッションの3つです。
スキルは、「間」と「つなぎの言葉」が重要であり、世阿弥がいう「離見の見」の意識を持つこと。マインドは、愛の告白の例えの説明があり、なるほどと思わされます。
ただ、1番大事なのは、ミッション。なぜ、何のために伝えるのか。何を伝えたいのか。スキルより大事だと高田さんは言います。
ミッションは「なぜ、何のために伝えるのか」ということですね。これが曖昧だと、そもそも伝えたいという情熱は湧いてきませんよ。私はジャパネットたかたのミッションは、商品の先にある「感動」をお伝えし、商品を手にしたお客さまに「幸せ」をお届けすることだと考えてきました。ですから、私は何よりも先に皆さんの幸せに想いを馳せることにしています。そうすると、伝えたくなります。伝えずにはいられなくなるんです。
少し理屈っぽくなりますが、「伝える」ということがある前に、伝えたいことがあるのが普通ですよね。そして、伝えたいのには理由があります。その理由に曇りがあると、伝えたいことは上手く伝わらないと私は思います。
これはブログも同じだと強く思いました。
何を伝えるのか。
何のために伝えるのか。
伝わることで読者がどうなるのか。
これらを明確にしないと伝える情熱も湧かないし、伝わらない、ということです。
ブログに向き合う姿勢を改めて考えさせられました。
以前、以下の記事で書いたとおり、ブログの記事を書く前に、自分が何を伝えたいのか、を明確にすることを意識しようと思います。
さらに、自分がブログとKDPに取り組む意義、意欲といった方がいいかもしれませんが、わかった気がしました。それは、この文章を読んでからです。少し長いですが抜粋します。
ところが、最近、伊賀焼に人気が出てきたんです。窯の当主に伊賀焼を伝える人が出てきたんですね。その方をお訪ねしたとき、不思議に思って聞いたんです。どうして、伊賀焼は知られていなかったんですか、って。そしたら、こう言われました。「伊賀には職人はいたけれど、商人がいなかったんです」お話を伺って、私は今の日本に何より求められているのは「伝える力」だと思いました。地方創生には「伝える力」が必要だと痛感したんです。しかも、単に伝える力ではありません。確実に相手に「伝わる力」です。私たちが知らないだけで、本来の価値や魅力を伝えることのできていない地方の名産品は、まだまだ日本にはたくさんあるのではないかと思います。
きっと、この「商人」になりたいんだな。
今までまったく意識していませんでしたが、なんだかそんな気がしてきたのです。
3 おわりに
高田さんはジャパネットたかたを引退されましたが、今でもさまざまなことにチャレンジしているようです。「何でも面白がってやってみないと損をする」という言葉が印象的です。
伝えるためのスキルを学びたいと思い『伝えることから始めよう』を読み始めましたが、まさか、ここまで自分の生き方やブログについて考えることになるとは思いませんでした。よい本に出会えました。
この記事は以上です。
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このブログを書いている ブロガー&Kindle作家 の小田やかたです。
二人の子どもを持つ共働きサラリーマンです。
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