ブログを書いている方に聞いてみたい。
読者のニーズと
自分の書きたい内容。
どう折り合いをつけていますか?
というのは、先日、以下の記事で、アウトプットがうまくいかない1つの要因としてこんな言葉がありました。
0043 : アウトプットに関するモヤモヤを書き散らかすだけのNewsletter – Beck‘s Hacks Letter
自分の好きなことではなく、需要があることを探してしまう
これを見たとき、最近の自分と重なりました。
近頃、ブログのPVが下がっていました。
それを少しでも改善したいと思い、
もっと、読者のニーズを意識して、それに添った記事を書くべきではないのか、という想いが強くなっていました。
そんなことを考えていたら、そもそもブログのテーマ自体はこれでいいのか、という根本的なところを自問自答していました。
そこで、冒頭の投げかけです。
読者のニーズと
自分の書きたい内容。
どう折り合いをつけていますか?
教科書的に言えば、読者ニーズのある内容を書く。
読者ファースト。
自分の書きたいことだけを書いていては誰にも読まれない。
読者に求められる内容を書いてこそのブログ、となるのでしょう。
ちなみに、社会派ブロガーのちきりんさんは、ブログは、自分のブログのマーケティング担当という気持ちで運営している、とVoicyでおっしゃっていました。
これはすなわち、マーケットが求める、要は読者が求めるブログにするということでしょう。
しかし、読者のニーズばかり気にしていては、私の場合、ブログを続けるモチベーションに影響しそうです。
読者ニーズだけを気にしていては熱量のある記事を書けなくなるのではないかという懸念もあります。
最近読んで面白かった以下の記事には、自分の好きなことは自分の評価だけ、仕事は他人の評価だけが大切だ、と書かれていて、構図としては似ている気がします。
極論を言えば、他人の評価だけを意識して書くブログが面白いか、という話です。
『読みたいことを、書けばいい。』では、こんなことが書かれています。
読み手など想定して書かなくていい。 その文章を最初に読むのは、間違いなく自分だ。自分で読んでおもしろくなければ、書くこと自体が無駄になる。
とはいっても、読者あってのブログというのも事実です。
読まれない記事を書き続けても自己満足でいられるのは最初のうちだけかもしれない。
PVが上がらなければ、それこそ書くモチベーションに影響します。
結局、ここなのかな、と思いました。
収益化を望むのか。
そんなことは望まずに完全な趣味なのか。
最近、よく見ている猫森うむ子さんのツイートが、それを端的に表しています。
Twitterもブログも自意識とコンテンツを切り離せないと運営が難しいところがあります。趣味でやっているのであれば別ですが、少しでも収益化や集客を意識しているのであれば、メディア設計は自分主体ではなく、相手主体で行うのがおすすめ。承認欲求や自信のなさは切り離してギブを徹底がおすすめ😺
— 猫森うむ子🐱猫型クリエイター (@umuco_digital) May 12, 2021
こういうことなんですね。
とはいっても、どちらかに割り切れるものではない。
限りなく趣味ブログなんですが、完全なる自己満足で終わらせたくない。
たくさんの読者に読んでもらって参考にしていただきたい。結果的にPVをあげたいし、多少の収益化もできるならしたい。
そんな中途半端な私が出した結論は、
ブログの記事のテーマは自分の書きたいこと。
でも、テーマの切り口や書き方は読者目線、読者ファースト。
要は、自分の好きなテーマで書くけど、読者にわかりやすいように、興味を持ってもらうように、読者目線に立って書く、ということです。
そして、もう一つ。
自分が「書きたいこと」と「読者のニーズ」の2つの円が重なるところを絶えず探すこと。それを見つけて書くこと。
これは『書くのがしんどい』の次の内容を読んで強くそう思いました。
書き手が「書きたいこと」と、読み手が「読みたいこと」はたいていズレています。 ぼくが出版社で編集をしていたころの話をします。 (略)「著者が書きたいこと」を提案するのではなくて、「著者が書きたいことと読者が読みたいこと」の 2 つが重なる部分を見つけて提案することでした。「書きたいことと読みたいことのすり合わせ」をするわけです。
以上が、中途半端かもしれませんが、現在の私なりのブログへの向き合い方です。