1 毎日ブログを書くという習慣
これまで、拙著『モブログの極意 〜モブログからモバイル知的生活へ〜』で書いたとおり、仕事の昼休憩の時間帯と隙間時間に毎日ブログの原稿を書いていました。もう、それは習慣といっていいほど、無意識な行動になっていました。
しかし、先日、その習慣をあえてストップしました。
以前の以下の記事で書いたとおり、今後のブログの方向性を見失いかけていたので、毎日ブログを書くという習慣を壊してみたのです。
2 習慣の力と習慣のデメリット
「習慣の力」は絶大です。
共働き子育てサラリーマンの私がこうしてブログの運営やKDP本の出版を続けていられるのは「習慣の力」が大きいと思っています。それは前述の拙著にも書いたとおりです。
よって、正直、この習慣を壊してしまってよいのか、という不安もありました。
ただ、その反面、あえて習慣を壊すことで見えてくるものがあるのではないか、という期待もありました。というのは、習慣の力は絶大だと実感している反面、習慣にはデメリットがあることも実感しているからです。
習慣は、人を無思考にさせます。
無思考だからこそ習慣には力がある、という見方もできますが、その習慣を抜け出さないと新しい景色を見ることはできない、という事実もあるように思います。
ということで、結局、2週間くらいブログの原稿を書くのをストップしていました。
その間、自分にとってブログとは何なのかを真剣に考える時間にあてました。
その結果をまとめたのが以下の記事です。
3 習慣を壊した結果
今では、以下の記事で書いたとおり、毎日ブログの原稿を書くという以前の習慣を取り戻したのですが、あえて習慣を壊したことは、結果的によかったと思っています。
その効用は次の3点です。
- 意欲が高まった
- 習慣の意味づけが強くなった
- 改善に思考が向いた
(1)意欲が高まった
ブログを書くのをやめていた間、途中からブログを書きたくなりました。やっぱり自分は書きたいんだな、と改めて思いました。それにより、これまで以上にブログに対する意欲が高まりました。
(2)習慣の意味づけが強くなった
これまで、悪く言えば、惰性で毎日ブログを書いていたという面があったかもしれませんが、改めて、本業の仕事をしながら、子育てをしながら、自分がブログを続けていくのは、毎日、習慣として生活の中に組み入れなければ実現できない、ということを強く再認識できました。
(3)改善に思考が向いた
これまで、無思考で習慣的にブログを書いていたところもありましたが、いったん習慣をストップさせたことで、この習慣は本当に効率的なのか、もっと効率的にブログを書くことはできないか、など、これまで以上に改善に思考が向いたことはよかったと思います。
4 おわりに
結果的に、以下の記事のとおりの考え方に落ち着きました。
今回は、ブログを毎日書くという習慣に対する考えを書いた記事となりましたが、これに限らず、習慣になっていることというのは、定期的に見直した方がいいのではないかと思わされました。
ただ、日々の生活の習慣となると、なかなか目に見えづらいものです。
そこにiPhoneのタスク管理アプリ「Taskuma(たすくま)」の価値があるのではないかと思いました。
Taskuma(たすくま)は、毎日の行動を時系列で一覧にしますので、習慣が目に見えるのです。以前の以下の記事で書いたとおり、習慣をコントロールするという意味での「Taskuma(たすくま)」の役割は大きいように思います。