先日、ちきりんさん (@InsideCHIKIRIN) の以下の一連のツイートを見て、改めてブログを書く姿勢を考えさせられました。
「ブログとは、文章とは、何か伝えたいことがあって、それを伝えるために書くものだ」ということです。当たり前ですが、忘れがちで、とても重要なこと。
「ブログに書くことが見つからない」なら書かなくていいと思う。何も伝えたいメッセージがないのに無理矢理ブログを書いても何かが読み手に伝わるはずはない。なんにも伝えたいこともない子供にまで作文を書かせるのも同様に無意味。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2018年12月17日
自分が文章を書くときも「文章とはメインメッセージを伝えるために書くものだ」という基本的なことがわかっていないと、「で、何が言いたいわけ?」ってのがまったくわからない(読む人の時間を浪費させるだけの)文章しか書けない。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2018年12月17日
そんなことを思っていたら、本ブログの過去の記事でも同趣旨のことを書いていたことを思い出しました。
記事では、私はブログの記事を書く前に、記事の仮タイトルの下に「一番伝えたいこと」と「読んでほしい読者のイメージ」を書いている、と紹介しました。
それが記事を書いているときに邪魔であれば、私がブログの下書きに使っているアウトライナーの「WorkFlowy 」は、書いた行(トピック)を非表示にできるので、非表示にしています。
ただ、記事を公開する前には、必ず表示させ、ここに書いたことを見直すことで、趣旨が明確な読みやすい記事になります。また、脱線の防止や推敲の指針にもなる、と記事では書きました。
ちきりんさんのツイートを見て改めて思い出し、最近、できていなかったのですが、ここはブログを書く肝となるところだと再認識したので、これを再開することにしました。
ちなみに、ちきりんさんの一連のツイートの中で本のレビューについてもいろいろ考えさせられるものがありました。
引用ばっかでレビューを書くのは「著者が著者の頭で考えたこと」を「自分のアタマではなにも考えず」コピってるだけでしょ。そうではなく、「著者が著者の頭で考えたことにたいして、自分は自分のアタマで考えてみたらどういう意見になったのか」を書くのが大事なのです。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2018年12月17日