ブログを書いていると、途中で何が言いたいのかわからなくなってきたり、伝えたいことを盛り込みすぎて長文になったり、気づいたら話が脱線していたり、ということはありませんか。
私は、どれもよくあるのですが、特に、伝えたいことを盛り込みすぎて長文になってしまうことがあります。
それらを改善しようと、私はブログを書き始める前に、WorkFlowyの機能を活かし、最近、始めたことがあります。
1. 一番伝えたいことと読者をタイトル下のトピックに書く
私は、ブログを書き始めるとき、先に仮タイトルを書きますが、その仮タイトルの下に、「一番伝えたいことと読んでほしい相手」というトピックを作ることにしました。
そこに、今から書くブログの記事で、「一番伝えたいこと」と「読んでほしい読者のイメージ」を書くのです。
実際の下書きをお見せするとこんな感じです。(iPhone)
ブログを書き始める前に、誰に何を一番伝えたいのかを言語化し、より明確にすることで、これから書き進める方向を見定めることにするのです。
WorkFlowyはトピックを折りたたむ(非表示にする)ことができますので、私はブログを書いている最中に、このトピックが目障りになれば、非表示にし、書く方向を見失いかけたら表示して、見返すことにしています。
2. 一番伝えたいことと読者をトピックに書く効果
(1)趣旨が明確な記事になる
伝えたいことと読者を意識するだけでなく、それを言語化し、タイトルのすぐ下に表示させておくことで、常にそれを考えながら文章を書くことができます。
すると、記事の趣旨、すなわちこの記事で自分が一番言いたいことをどう伝えればよいのか、という考えになり記事の趣旨を明確にしようとします。
(2)脱線を防ぐ
今、書いている文章の終着点を常に意識することができますので、本筋から脱線しにくくなります。仮に脱線したとしても、どこに向かえばよいのかを確認できますので、軌道修正がしやすくなります。
とくに、文章がダラダラしてきて、結局、何が言いたいんだっけ、という状態になったら、一番言いたい内容を確認する場所があるので、文章を書いていて安心感があります。
(3)推敲の指針になる
下書きを一通り書き終えたら推敲をするわけですが、そのときもこのトピックが役立ちます。
推敲をする前に、このトピックを見返すことで、最初に決めた一番言いたいことが伝わる文章や構成になっているか、という視点で推敲することができます。
そうすると、無駄な文章を削ぎ落としやすくなり、簡潔明瞭な文章に近づけることができます。
3. おわりに
お気づきのとおり、この方法は、別に「WorkFlowy」でなくてもできます。
トピックの表示・非表示を切り替えることができるアウトライナーであればできます。別にアウトライナーでなくても非表示にこだわらなければテキストエディタでもいいわけです。
ただ、WorkFlowyはトピックの表示・非表示の切り替えがしやすいですし、非表示にして出力(エクスポート)することもできますので、私はWorkFlowyを使って書くこの方法を気に入っています。
大切なのは、今自分が書いているブログの記事で何が言いたいのか、誰を想定して書いているのか、を言語化し、明確に意識して書き始めると、読み手が読みやすい文章になるのではないか、ということです。
と言いながら、私の文章がそれに値するのかどうか疑問なのが、説得力に欠けるところですが。。。ブログを書いているみなさんに少しでも参考になったことがあればうれしい限りです。