このたび KDP(Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング)で『アウトライナー思考法 〜自分だけの思考ツールを手に入れよう〜』を出版しました。
拙著『アウトライナーのレシピ 〜思考・情報整理・文章作成がはかどる20の使い方〜考えるのが苦手。アウトライナー思考法は、そんな方に役立つシンプルだけど強力な思考法です。
考えるときにアウトライナーを使うと、なぜか考えることがうまくいく。本書では、アウトライナーを使った「考える方法」を実践例を交えながら紹介しています。
また、アウトライナーに興味のある方や思考ツールを探している方にも、思考ツールとして使うアウトライナーの使い方に可能性を感じていただけるのではないかと思っています。
思考ツールとしてのアウトライナーの使い方をマスターし、自分だけの信頼できる絶対的な「思考ツール」を手に入れましょう。
本書の内容は、次のとおりです。
第1章「何で考えるか」では、そもそも思考(考える)とは何か、思考ツールを持つ意義、なぜアウトライナーなのかを整理します。
第2章「どう考えるか」では、どのようにアウトライナーを使って考える作業を進めるかについて、具体的な実践例を紹介した上で、それを抽象化して汎用的なノウハウとして紹介していきます。
第3章「考えた後どうするか」では、アウトライナーを使って考えた後、どうするのか。アウトライナーを使って思考した過程を有効に活かす視点を紹介します。
以上、考えるのが苦手な方、少しでもアウトライナーに興味を持っている方、思考ツールを探している方には何かしら興味を持っていただける内容になっていると思っています。
また、アウトライナーが馴染まなければ、「思考ツール」を持つ意義や、そのメリットを感じていただけると思いますので、本書を読む前にすでに「アウトライナーはちょっと敬遠してるんだけど…」という方にも読んでいただきたい内容です。
読後には、きっと、思考ツールとしてのアウトライナーの素晴らしさを感じていただけるとともに、自分にとって信頼できる絶対的な思考ツールを手に入れようという気持ちになっているはずです。
本書の目次は次のとおりです。
目次をご覧になって少しでも興味のある内容がありましたら、ぜひ、手に取ってみてください。
第1章「何で考えるか」
1 考えるとは何か
2 思考ツールを持つ意義
(1)思考の場があるという安心感
(2)思考パターンの確立
(3)ノウハウの蓄積
3 なぜアウトライナーを使うのか
◎Column① WorkFlowyとDynalist
◎Column② アウトライナーとマインドマップの使い分け
第2章「どう考えるか」
1 考える作業の具体的な流れ
2 アウトライナーで考える実践例
(1)アウトライナーで旅行の行程を考える
(2)アウトライナーとスプレッドシートで携帯電話の通信会社を考える
(3)アウトライナーとマインドマップで本の内容を考える
3 アウトライナー思考法の基本形
◎Column③ 考えることに行き詰まったら口ずさみたい!「Qワードおぼえ歌」
◎Column④ アウトライナーをタスク管理に使う
第3章「考えた後どうするか」
1 後悔はあっても納得はできる
2 思考の経過にアイデアの種が隠れている
3 思考過程をテンプレートにする
4 思考の量の可視化が自信につながる
5 思考日記で自分を知る
◎Column④ アウトライナーが引き出す「知識力」×「思考力」