このたび KDP(Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング)で『普通の個人の知的生産のための情報管理術』を出版しました。
本書は、大きく分けて2つの内容に分かれています。
前半(第1章と第2章)では、Evernoteを10年以上使い続けている私がEvernoteや他の様々なアプリを試し、試行錯誤を重ねた結果から得た知見をもとに今後の情報管理に必要な考え方を紹介しています。
キーワードとしては、知的生産、アプリの適材適所化、Evernoteは使い分けか単独か、情報管理における分散と連携、情報管理のシステム化など、です。
もし、この中に気になるキーワードが1つでもあれば楽しんでいただけると思います。
後半(第3章)では、私が仕事や子育てで忙しい中、効率的にブログや本の原稿の執筆などの文章を書くために辿り着いた情報管理の仕組み「知的生産のための情報管理システム」を図解付きで公開しています。
この情報管理システムは、最近よく耳にする「パーソナル・ナレッジ・マネジメント(PKM)」(個人の知識の管理)ならぬ「パーソナル・インフォメーション・マネージメント(PIM)」(個人の “情報” の管理)の1つの形だと考えています。
このシステムは、以前の以下の記事で紹介した内容と重なる点もありますが、今回、本を書くにあたって、より内容を精査して、詳細な解説を加え最新版にしました。

本書は、これまで本ブログで書き散らしてきた情報管理の考え方をもとにして、改めて今後の情報管理について考えを巡らせ、1冊の本に凝縮させた内容となっています。(単にブログの記事をまとめた内容ではありません。)
目次は以下のとおりです。
少しでもご興味があれば、ぜひ、手にとってみてください。
なお、KindleUnlimited 加入者は無料でお読みいただけます。
また、KindleUnlimitedは30日間の無料体験があります。その間にお読みいただき、その後、解約すると一切費用はかかりません。
◆目次◆
■はじめに
・普通の個人の知的生産とは何か
・Evernoteは「第2の脳」になり得たのか
・「パーソナル・インフォメーション・マネジメント」(PIM)を目指して
■第1章 Evernoteから得た情報管理の知見
1 Evernoteを10年以上使って学んだこと
2 Evernoteを再評価
3 Evernoteに対する相反する考え
■第2章 これからの情報管理を考える7つのヒント
1 情報を保存する目的を明確にする
2 無理に1つのアプリに情報を集約させなくてもよい
3 情報の整理はフォルダによる分類だけではない
4 メモが死蔵しない仕組みを作る
5 アプリの強みを活かす
6 情報管理の方法に正解はない
7 情報管理はシステムで考える
■第3章 情報管理システム
1 普通の個人の継続的な知的生産を実現するための情報管理
2 知的生産のための情報管理システム
3 暮らしに関する情報管理システム
4 情報管理システムにおけるツール選びの5つのヒント
■おわりに
- 『アウトライナーのレシピ 〜思考・情報整理・文章作成がはかどる20の使い方〜』
- 『モブログの極意 〜モブログからモバイル知的生活へ〜』
- 『Apple Watchで何ができるか 〜Apple Watchユーザーの起床から就寝までの実際の使い方を徹底公開〜』
- 『たすくまの小技40』
- 『Evernoteの小技100』
- 『これで読書ノートが続く!本を探す・読む・活かすを効率的にする「Kindle×Evernote読書術」』
- 『アウトライナー思考法〜自分だけの思考ツールを手に入れよう』
- 『文章を書くのが苦手!が克服できた「箇条書き文章法」』
- 『子どもの写真と動画を撮りっぱなしにしない工夫と管理方法 〜家族の思い出を子どもの心の支えにするために〜』
- 『メモアプリの小技50』
- 『kindle出版のメイキング 〜ネタの収集から出稿までの全工程を公開〜』