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子どもにゲームを与える前に親として考えておくべきことを考えるために参考とした材料

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このブログ「いつもていねいに」を書いている 小田やかた です。
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以下の記事で紹介したように、小学校2年生の息子がゲーム(ニンテンドーDS)に興味を持ち始めました。親としてゲームとどう向き合うのか、ゲームを与える前に親として考えておくべきことは何か。

子どもにゲームを与える前に親として考えておくべきこと

これらを考えるために、私にとって大いに参考となったサイトと本のポイント、私が感じたことをまとめましたので紹介します。上記の記事とあわせてご覧いただくことをオススメします。

1.「子供のゲームはいつから?決めるべきルールと時間の制限 – マーミー」

子供のゲームはいつから?決めるべきルールと時間の制限 – マーミー

ゲームのデメリットだけでなくメリットにも注目して、子どもがゲームと適切に付き合えるようにすることが必要だと感じた。

とくに子どもにもゲームのメリットとデメリットを理解させ、ゲームを通じて自律できるように働きかけるという視点も大切なんだと思う。

以下、印象に残った内容の引用です。

  • ITが進む現代、今やゲームの力によって子供達のIT技術力や思考・発想力は、おとな顔負け!小学校高学年になれば、親が子供にパソコンやSNSを教わる姿も珍しくありません。もちろんゲームのやりすぎは良くありませんが、ゲームの刺激はやり過ぎなければ脳の活性化にも繋がります。
  • 現代社会では、就職活動もHPから応募し、仕事のやりとりはメールやSkype、業務でSNS技術が必須の会社もあるのなど、ゲームやパソコンを毛嫌いしていては、仕事ができない会社がほとんどではないでしょうか?こうした技術やセンスは学校の授業だけで身に着けるのは難しく、日頃からゲームやパソコンに興味を持っている子供ほど、社会で通用するIT技術をもっているという側面もあります。
  • ゲームは1日1時間以内であれば、メリットを多く受けることができるというオックスフォード大学による研究結果もでているそうです。大切なのは、親が約束を守れる子に教育することではないでしょうか?
  • やっぱりゲームは悪い!とゲームを与えなかったり、取り上げたりすると言う方法もあります。けれどいずれ、親に隠れてコソコソとゲームをやるようになっては、意味がありませんよね。それよりも、ゲームのデメリットを理解させ、子供自身が自分とゲームとの上手な付き合い方を考え、約束を守る子に育てることが大切でしょう。

2. 「目からウロコの子育てレシピ」

(1) レシピ8 ゲームとの付き合わせ方①~親が管理する

目からウロコの子育てレシピ8 ゲームとの付き合わせ方①~親が管理する | アシタノレシピ -明日を楽しくするレシピ集-

自分が子どもの頃のゲームに対する感覚は通用しない、というのは衝撃的だった。ゲームによる子どもの成長の阻害を安易に考えず、親の管理下において子どもにルーツを守らせることが大切である。

また、ゲーム機とソフトを親の所有にするという、アイデアは使えそうだ。そうすれば、貸し借りや持ち出しに伴うトラブルを未然に防ぐことができるかもしれない。

ただ、結局は子どもがずっと使うことになるので、親の所有で子どもに貸すというスタンスが有名無実化しないか、という懸念もある。ここはもう少し考えてみたい。

以下、印象に残った内容の引用です。

ゲームは親が管理することが大事

昔のゲームと違って安全性や健康、課金、心、情報の漏洩など、放置していれば成長にとってよくない結果を及ぼす要素が格段に増えています。

自分たちの子どものころは、という感覚は通用しません。特にネットワークに繋がっているゲームでは放置による悪影響は顕著です。

携帯ゲームであれ、据え置き型ゲームであれ、親の管理下においてルールを守らせることが必要になります。

ゲームは親が管理することが大事

特に低学年においては(高学年においても!)携帯ゲーム機は親の所有であるとし、「貸し与える」ということがのぞましいです。

個室に持ち込ませない,充電器を親の目の届くところに置く,などもこれらに関係がある大事なルールとなってきます。

据え置き型ゲーム機であっても「親が貸してあげる」というスタンスでいることは大事なことです。子どもは最初から「ゲームは親からゲーム機を貸してもらって遊ぶ」という意識でいることが,家でのルール作りの面からも望ましいです。

ソフトも当然親の所有

ソフトも親のものです。

お年玉を貯めても,自分勝手にソフトを買うことはできません。ほしいソフトがあったら親にお願いして買ってもらう。あくまで親の持ち物だという意識を持たせたいものです。

なぜなら,自分のソフトだと友達と貸し借りをするようになります。そこからトラブルがおきることがよくあるからです。

親のものなら勝手に持ち出すことも貸すこともできません。

また,子どもはソフトを買えないのに,いつの間にか知らないソフトが増えているという,貸し借りによるトラブルの防止にもなります。

ソフトは親が買う,というのは,昔,携帯依存症が問題になったとき,「携帯代は親がはらうこと」という規則を作ることで,「バイトして携帯代を作れば問題ないんでしょ」という方向に子どもの思考が流れることを防いでいたことと関係しています。」

ゲームの内容を知っている

「ネットワークにつながっていて外部の人間とコミュニケーションがとれるゲームであるのか、R指定されているゲームではないか。

少なくともそのようなことは知っておくべきだと思います。もちろん知った上で買うべきですし、ダウンロードを勝手にさせてはいけません。

(2) レシピ9 ゲームとの付き合わせ方2 ゲームを買う前にはなしあっておくこと

目からウロコの子育てレシピ9 ゲームとの付き合わせ方2 ゲームを買う前にはなしあっておくこと | アシタノレシピ -明日を楽しくするレシピ集-

ルールはゼロから子どもと一緒に話し合って決め、子どもが心から納得するように決めたい。

ゲーム機を買う前に我が家なりのルールを決める必要がある。

以下、印象に残った内容の引用です。

ルールは話し合って決める

ゲームを買う前に、子どもと一緒に話し合って決めておくことが望ましいでしょう。一方的な押し付けではなく(そうであったとしても)、子どもが「うん、わかった」と納得するということが必要です。

ゲーム機を買う時にとりきめるルール

  • 勝手に外にもって出ないこと。
  • ゲーム機やソフトは,借りない,貸さないこと。
  • 交通ルールと公共マナーを守ること。
  • 公の場所で群れ集って他の人に迷惑をかけるような遊び方をしないこと。
  • 家でゲームをするときのルールには,親が管理できるようにすること。

「~してはいけない」というルールだけでなく「~したら~できる」という,自分と向き合いながら工夫できるルールもあること。

(3) レシピ10 ゲームとの付き合わせ方3 1日のゲーム時間はどれくらい

目からウロコの子育てレシピ10 ゲームとの付き合わせ方3 1日のゲーム時間はどれくらい | アシタノレシピ -明日を楽しくするレシピ集-

ウチではテレビを1時間と決めているので、それに加えゲームの時間をどう考えるかが課題である。

ゲーム30分、テレビ30分とするか。

ゲームとテレビの合計を1時間とするか。

いずれにしても、テレビとゲームの時間はトータルで1時間にしておかないと生活に支障をきたすかもしれない。

以下、印象に残った内容の引用です。

1時間程度のゲームでは,まったくゲームをしない子どもに比べて子どもの発達への影響は変わらない。しかし2時間を超えると,子どもの発達や学習時間への負の影響が飛躍的に大きくなる」これは,中室准教授たちの教育経済学の手法による分析により科学的根拠が示されている。

3. 「岸谷香 幼児期からDS「わが家のゲーム・ルール」 | 岸谷香のどんなママだってみんな素敵」

岸谷香 幼児期からDS「わが家のゲーム・ルール」 | 岸谷香のどんなママだってみんな素敵 | 日経DUAL

子どもを読書好きにしたい私としては、ゲームをした時間と同じ時間読書をする、というルールは興味深い。

ぜひ取り入れてみたい、とすぐに思ったが、ちょっと待てよ、と思う部分もあった。

それは、読書に強制感が出やしないか。

本は楽しんで読むもの、いや、楽しんで読んでほしいもの、という考えが私にはある。それが土台で、読むのはおっくうだが、読んだほうがよい本だと思うから読む、というのがあってほしい。

ゲームをするためには読書をしなければならない、という「しなければならない」にしたくない。

ここはもう少し考えてみたい。

以下、印象に残った内容の引用です。

DS、好きなだけやってもいいよ。でも、DSやったのと同じ時間だけ、本を読もうね

同じ時間だけ本を読みさえすれば、ゲームをいくらでもやってもいいとわかった息子は、案の定、ゲームを延べ12時間とかやっちゃうんです。いくらなんでも やりすぎ! と思うけれど、だまって見ていると、ゲームをした時間分、ちゃんと本を読んでました。DSを12時間やったら、『走れメロス』とか好きな本を 12時間かけて読む、みたいな。

中学生になっていきなり「本を読みなさい」と言ったところで、読む習慣がなければきっと読まないし、読めないだろうから、親のコンロトールがきくうちに本に触れさせて、本の楽しさを知ってほしいなとも思っていました。

中学受験で息子のアピールポイントを考えていたとき、ふと、これまでに彼が読んだ本を数えてみたところ、2000冊はゆうに超えていました。

「子どもはね、思春期に入ったら“手”をかけるんじゃなくて、“目”をかけなさい。目をかけていれば、必ず夢中になることを一つ、見つけるから」

4. 『12歳までにかならず教えたいお金のこと―お金に振り回されない大人になる』

 

お金教育をメインとした本であるが、それにからめてゲームに対する向き合い方もふれられており参考になることが多かった。

ポイントだけ抜き出すと次のとおり。

○ゲームをお金教育につなげる→貯金してやりくりする力を伸ばす

○約束やルールを作る

  • 生活にけじめがつかなければ取り上げる
  • 外に持ち出さない
  • 1日1時間まで
  • 貸し借りはしない
  • 旅行には持って行かない

この記事は以上です。

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小田やかた
ブロガー&Kindle作家。二人の子どもを持つ共働きサラリーマンです。(プロフィールの詳細)iPhone・iPadアプリを活用した効率的なインプットとアウトプットの方法を発信しています。
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