我が家では、日用品や食料品は、ほとんどAmazonや楽天、おいしっくすなどのネットサービスを利用し、支払いはクレジットカードを利用しています。
外出時もクレジットカードで支払いができるものは、なるべくクレジットカードを使っています。
クレジットカードを使用すると、明細をデータで管理できるので、現金で支出するよりも家計の管理が楽になりますし、ポイント還元がありますので、現金払いよりもお得感があります。
ただ、電気、ガス、電話料金などのライフラインだけは、銀行の口座引落しにしていました。
クレジットカードの紛失などのリスクを考え、ライフラインだけは、クレジットカードよりも、安全性が高いと言われる銀行口座にしてきたのです。
しかし、最近、家計の管理やポイント還元のことを考えると、クレジットカード払いに集約した方が効率的でお得、という想いが強くっなてきました。
そんなとき、Twitterのとあるツイートで、「公共料金の支払いに利用しているクレジットカードは持ち歩かない」というのを見かけ、一気に気持ちが動きました。
公共料金の支払いなどメインで使うクレジットカードは持ち歩かない。
これを前提として、1つのクレジットカードに公共料金の支払いも含め家計の支出を集約することにしました。
その関係で、持ち歩き用のサブのクレジットカードを新たに作ったり、私的用のクレジットカードを新たに作ったり、いろいろクレジットカードについて調べ、何が我が家にとってベストなのかをいろいろ考えましたので、本記事で紹介したいと思います。
ただ、どのカードがベストなのかは、その家庭の世帯状況や、ネットショッピングの利用状況などにより異なると思います。あくまで4人家族の共働き世帯で、積極的にネットサービスを利用しクレジットカードで支払いたい、という我が家の場合、ということです。
1. これまで使っていたクレジットカード
これまで我が家で使っていたクレジットカードは次のとおりです。
- ■家計用
- ENEOSカードS(VISA)
- ガソリンの支払いとして利用(1L2円引き)
- 他、ロードサービスの付帯とETCカードの利用のために所持
- 楽天カード(JCB)
- ガソリンと公共料金以外の支払いでクレジットカードを使えるものは全てこのカードで支払い
- ENEOSカードS(VISA)
- ■私的用(家計外)
- Amazon MasterCard(Master)
常に、私はこの3枚のカードを財布の中に入れ携帯し、妻は家族カードとして家計用の2枚を持ち歩いていました。
2. 共働き4人家族のベストなクレジットカードを考える
(1) メインのクレジットカード
これまで楽天カードを家計のメインで使っていたので、公共料金の支払いは楽天カードを利用することを考えました。
また、これまでの楽天カードの年間の利用状況に新たに公共料金の支払いを加えた利用状況を考えたところ、最近登場した「楽天ゴールドカード」に切り替えた方がお得だということがわかり、切り替えることにしました。
参考
楽天ゴールドカードのメリット・デメリット・楽天プレミアムカードとの比較まとめ
空港ラウンジを考慮せずに楽天市場での+1%のみで検討し、1ポイント1円と考えると、損益分岐点は本会員のみだと年216,000円(月18,000円)、本会員+家族会員1名だと270,000円(月22,500円)となります。
(2) 持ち歩くクレジットカード
前述のとおり、公共料金を支払うカードを持ち歩くと、紛失したときのリスクがありますので、楽天ゴールドカードは持ち歩かず、家で保管することにしました。
では、外出時の店舗での支払いで使うカードをどうするか。
これまで我が家で使っていたカードは、楽天カード以外には、ENEOSカードSがありました。
これを使うか。
今までこのカードはロードサービスとETCカードの利用、ガソリン1L2円引きの3つのサービスを受けるために持っていたので、還元率を気にしたことがありませんでした。
調べてみると、0.6%(1,000円ごとに6p)でした。他のカードをいろいろ調べてみると、決して、低いわけではないようですが、高いとも言えなさそうです。
せめて、還元率1%以上、もしくは何か付加価値があるカードがないかと思い、新たにこのカードを申し込むことにしました。
「P-one Wiz 」です。
年会費は無料で、還元率は1.5%(利用額の1%が自動的に割引かれる+ 0.5%分のポケットポイントが付与 )です。具体的には、こうです。
- キャッシュバック…月間カード利用額の1%が請求時 (毎月1日) に自動的に割引かれる
- ポイント…月間利用額1,000円ごとに、ポケットポイントが1ポイント(p) 貯まる
- ポケットポイントは交換することができ、例えば、Tポイントの場合、100P ⇒ 500ポイント(還元率0.5%)となる
- 他には、WALLETポイント 300P ⇒ 900ポイント(0.3%)、Amazonギフト券 330P ⇒ 1,000円分 (還元率0.3%)、図書カード 1,000P ⇒ 3,000円分 (還元率0.3%)など、多様なポイントに交換することが可能
※他にもたくさんあります。詳しくは、以下のサイトがわかりやすいです。
参考 P-one Wizの詳細・評判
また、付帯保険としては、海外旅行・国内旅行傷害保険はありませんが、 購入商品安心保険がつきます。
ちなみに、このカードは初期設定がリボ払いなので、カードが届いたらすぐに一回払いに変更することをオススメします。以下のサイトが参考になりました。
(3) ロードサービス用としてのクレジットカード
平日は電車通勤のため、自動車を運転することは仕事中以外にはありませんが、週末には運転しますし、仕事中の運転で何かあるといけないので、ロードサービスは不可欠だと思っています。
よって、これまで使っていたENEOSカードSは、ロードサービス用と、ETC用、あと、ガソリンはお得に入れられるのでガソリン専用として、引き続き、使うことにしました。
(4) ネットショッピングをお得にするために
我が家では、日用品はほとんどネットで購入します。
その大半が楽天かAmazonです。
楽天で購入するときは、これまで楽天カードを使っていて、引き続き楽天ゴールドカードを使うのでお得に買い物ができるのですが、Amazonで購入するときは、Amazonカードは私の私的用なので、楽天カードを使っていました。
年間のAmazonの利用状況を考えたとき、明らかに自分が使う利用料金よりも家計で使っていた方が多いので、私的用として使っていたAmazonカードを家計用にすることにしました。
よって、楽天で買うときは楽天ゴールドカード、Amazonで買うときはAmazonカード、それ以外のネットショッピングでは楽天ゴールドカード、という使い分けをすることにしました。
3. 電車通勤サラリーマンのベストなクレジットカードを考える
これまで私的用に使っていたAmazonカードを家計用としたため、自分用のカードがなくなってしまいました。
そこで、新たなカードを探すことにしたのですが、自分の生活サイクルを考えたときに、どのカードがベストなのかを考えました。
自分のお金の使い道や使う場所を考えると、小遣いの半分くらいがネットショッピングやカード引き落とし。ネットショッピングのほとんどが楽天とAmazonです。
現金払いでは、利用している駅の近くで利用するカフェ代や時々ある外食代がほとんどです。
カフェは、主にドトールかスターバックス、たまに、カフェ・ド・クリエ、タリーズ、ヴィドフランス、ロッテリア、モスバーガーということもあります。
また、なるべく現金は使いたくなく、クレジットカードや電子マネーをできるだけ使いたい、という想いを強く持っています。(小銭を増やしたくないし、クレジットカードの明細などで支出を管理したい)
よって、ネット利用での還元率がよく、ドトールやスターバックスで使うとお得感のあるカードが狙い目です。
さらには、電子マネーの利用も視野に入れる、ということになります。(今は、電子マネーは、auWALLETプリペードカードと通勤用として交通系電子マネーのマナカを所持)
結果、「「Yahoo! JAPANカード」を申し込むことにしました。
このカードは年会費無料で還元率は1%(100円につき1pを「Tカード」として付与される)。Yahoo!ショッピング LOHACO で購入すると3%(5のつく日は7%)になります。
また、「au WALLET プリペイドカード 」へチャージした場合(MasterCardのみ)1%。(au WALLETの還元率は0.5%なので合計1.5%となる)
付帯保険としては、海外・国内の旅行傷害保険はなく、動産総合保険がつきます。
使う想定としては、ネットショッピングとしては、これまでの楽天やAmazonに加え、モノによってはYahoo!ショッピングも候補に入れる。
また、スターバックスを利用するときは、クレジットカードも店舗で使えますが、スターバックスカードを新たに作り、「Yahoo!JAPANカード」→「au WALLETプリペードカード」へのチャージ→「「スターバックス カード」へのチャージという流れを作り、現金を使わないスマートな支払いをしつつ、ポイントを稼ごうかな、という考えです。
ドトールや外食時の支払いについては、駅の近くの店舗はほとんどがSuicaなどの交通系電子マネーが使えます。
私は東海圏に住んでいるので、マナカとなるのですが、マナカは残念ながらクレジットカードからのチャージもできないし、利用の記録も見ることができません。(駅の切符売場でマナカを入れれば利用日くらいは確認することはできますが…)
Suicaを作りたいのですが、東海圏での定期券に対応していないので、Suicaを通勤用として使えず、カードが増えることになる。Suicaとマナカを併用するか、別の手段を考えるか。
カードが増えたとしてもSuicaを利用したいのですが、Suicaとマナカを財布に入れるのは、磁気のエラーが起きるようなので、カードはすべて財布に集約させたい私からすると、よろしくありません。(交通系電子マネーを2枚入れてもエラーにならないようなグッズもあるようですが•••)
ホントはモバイルSuicaやApplePayを使いたいのですが、iPhone6sのため、それも叶いません。
結果、ドドールの利用が多いということを鑑み、とりあえず「ドトール バリューカード」を作ることにしました。
ネットショッピングでは「Yahoo!JAPANカード」、店舗のうちスターバックスでは「スターバックスカード」、ドトールでは「ドトールバリューカード」、それ以外の店舗では、「Yahoo!JAPANカード」に付帯するTポイントカード、使えなければ「Yahoo!JAPANカード」(クレジットカード)、さらに使えなければ、現金もしくはマナカ、といった使い分けをしようと思っています。
4. おわりに
今回のクレジットカードの見直しに合わせ、「マネーフォワード」の利用を考え始めています。
Suicaはマネーフォワードで残額や利用状況を自動で管理できないことを知ってから、Suicaを利用したい気持ちは少しトーンダウンしてきました。
モバイルSuicaならマネーフォワードで自動管理できるのですが、私が持っているのはiPhone6sのため使えません。
今後機種変更するときには、モバイルSuicaを使って、できるだけ現金を使わない暮らしをしたいと思っています。