アイデアメモはScrapboxに保存しています。
正直なところ、Obsidianを使っている人の話をブログやツイッターで見かけると、心が揺らぐことがあります。
iPadで使っているときが特に危ないですね。iPadでは、アプリがある分、明らかにObsidianの方が操作性がいいからです。(最近は、ScrapboxでもJS Boxを使えば使いやすくはなりましたが、文字選択が手でなぞってできないなどの不便さがあります)
でも、私はScrapboxを使う。Obsidianにはない、魅力的な機能があるから。
それに、以下の記事のとおり、迷いに迷ってScrapboxを使うことにしたのです。
冷静になって考えると、これまでアイデアメモの保存先をいろいろ変遷していく中、いつも自分の中で課題になるのは、アイデアメモの死蔵でした。
これを解決できるのが、Scrapboxです。
Scrapboxは、関連ノートを2ステップ先まで表示するので、過去の関連するノートが目に入りやすくなります。タイトルと数行のメモが表示されているので、興味のそそるノートは開きたくなる。そして、それを開くと、また他の関連ノートを開きたくなる。芋づる式で過去のノートを見返すことになるのです。これならメモが死蔵しにくくなります。
だから、私はこの2ステップ先まで表示される機能に魅力を感じScrapboxを使っています。2ステップ先とはどういうことかは、以下の記事で詳しく書きましたのでご覧ください。
実は、Obsidianでもプラグインを入れれば、Scrapboxのように2ステップ先までのノートを表示させることができます。
でも、このプラグインは、iOSとiPad OSのObsidianには対応していません。仮に対応したとしても、今のパソコンでの表示のされ方と同じでは、正直なところ、ノートを見返したくなる意欲にはつながりづらいでしょう。
よって、Scrapboxを使っていて、Obsidianよりも機能が劣る部分に気づいても、多少の使いづらさを感じたとしても、Scrapboxを使い続けようと思っています。
それに、実は最近、Scrapboxでキーワード検索した結果一覧をリンク付きで取得したくなりました。これ、Obsidianなら簡単にできます。それに気づいて、一気にObsidian熱が高まったのですが、以下のとおり、倉下忠憲さん (@rashita2)が助けてくださいました。
非常にラフですが、ブックマークレット経由で一応実現はできました。以下のページ。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) April 10, 2022
(Scrpabox経由のブックマークレットの発動を前提としています)https://t.co/pVphPQsMwg
このようにScrapboxではスクリプトで機能を高めることができます。ScrapboxでできないからObsidianに移行することを考えるのではなく、Scrapboxで何とかならないか考えた方がよさそうだと思いました。(自分でスクリプトを作れないのが辛いところですが•••)