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傘と読書と知的生活

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このブログ「いつもていねいに」を書いている 小田やかた です。
プロフィール @ottaka18

本記事は、会社員兼ブロガー&Kindle作家である私の知的生活を綴ったエッセイです。

⚫︎⚫︎

通勤電車の中では読書。

子育て中の共働き会社員の私には、
集中して本が読める貴重な時間だ。

まわりの乗客を気にしながら、通勤カバンのリュックは前に背負う。
カバンのポケットからiPad miniを左手で取り出し、右手でkindleアプリをタップして読書スタート。
いつもの読書スタイルだ。

と、いきたいところだが、
今日はあいにくの雨。
右手にはびしょ濡れの傘がある。

困った。

右手の傘が邪魔でkindleアプリのアイコンをタップできない。

仕方がないので、左手の親指を懸命に伸ばす。

おっと。

隣の乗客に押されて、
iPad miniが左手の人差し指の上を滑る。

危ない、危ない。
ズルッとiPad miniが落ちるところだった。

「こんな満員の車内で本なんて読むなよ」

という無言の視線にビビりながら、
なんとかkindleアプリのアイコンに親指がたどり着いた。

「ふーぅ」

やっと昨日の続きが読める。
至福の読書タイムである。

「なるほどぉ、この著者いいこと言うなぁ。」

よし、ハイライトしておこう、と思ったのだが、

「う…、右手には傘。」

ハイライトの操作ができない…。

右手で傘を持ちながら、右手を上に持っていき人差し指を伸ばし…、

「いや、危ない。ここは満員電車の車内。近くの乗客に傘が触れたら一大事だ。」

「こうなったら左手の親指を伸ばして•••、とても届かない。」

「仕方がない。後でハイライトするとしよう。」

左手の親指で次のページをめくる。

「おっ、こりゃ名言だ。よし、ハイライト。」


といきたいところだが、ハイライトできんじゃないか!

少しイラついてしまった。いかんいかん。

右手の傘をじっと見た。
釣り針のようなぐぐっと湾曲した傘の柄。

ふと妙案が浮かんだ。

傘の柄をズボンの右ポケットにひっかけるのだ。
多少ゆらゆらと揺れそうだが、
湾曲した柄がポケットをしっかりとつかんで
落ちることはないだろう。

湾曲した傘の柄。
この絶妙なカーブは、
こういう使い方を想定されて設計されたのではないだろう。
しかし、なんともしっくりくる。
傘の行き場は、ズボンのポケットにひっかけることに決めた。これで右手があく。

心置きなくハイライトしまくれる。

よし。

ところが、簡単にはいかなかった。
電車が揺れると傘も揺れるのだ。
ズボンに傘が当たりズボンが濡れる。

これはいかん。

しかも、近くの乗客にあたりそうだ。

仕方がない。
この日はハイライトしたい気持ちをグッと抑え、
左手にiPad mini、右手に傘
というスタイルで目的の駅までハイライトなしの読書を続けた。

この日以降、
わたしはkindleアプリでハイライトするために、
あるルールを自分に課すことにした。

「傘は”折り畳み傘”しか使わない」

電車に乗るときは傘を折り畳み、
防水用の傘袋に入れ、カバンにしまう。

こうすれば、心おきなく右手でハイライトできる。

これをお読みのあなたは、きっと
「どんだけハイライトしたいんだ」と思っているだろう。

いや、違うんだ。
貴重な読書時間を有効に使いたい。
ただそれだけなんだ。
子育て中の共働き会社員が知的生活を送ろうとしたら、
こうした時間をいかに有効に使うか。これが大事なんだ。

こういった些細なことでも改善を重ねてきたから、時間を有効に使うことができ、ブログもKDPも継続してこれたんだ。

と、少し熱くなってしまった。


だが、こうしたちょっとしたことを改善していく姿勢は、忙しい会社員が知的生活を送る上では大事なのです。

ちなみに、わたしが使っている選びに選び抜いた傘と傘袋はこちら。
軽量なのに大きくて、長傘がなくても十分です。
これで雨でも電車内の読書がはかどること間違いなし。

この記事は以上です。

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小田やかた
ブロガー&Kindle作家。二人の子どもを持つ共働きサラリーマンです。(プロフィールの詳細)iPhone・iPadアプリを活用した効率的なインプットとアウトプットの方法を発信しています。
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