15年以上読書ノートを作るのが習慣になっています。
これまで、読書ノートの作り方をブログの記事や拙著で紹介してきました。
これらを読んでいただいた方からすると、「えらく面倒なことをしているなあ」と思われたかもしれません。
かなり細かい手順を書いているので、余計にそういう印象を与えてしまったかもしれませんが、伝えたい本質は、読書ノートの作り方の手順ではありません。
読書ノートを作るのが面倒だと思うなら、また、読書ノートが続かないなら、後で本の内容や感想を思い出せるキッカケとなることだけをメモしておくだけでもいいと思っています。
それは決して文章でなくても、キーワードでも、図でも、絵でも何でもいい。自分が思い出せるキッカケになるものなら何でもいいです。
せっかく貴重な時間を使って読んだ本。どんな本でも読後に何かしらの感想を抱くはずです。
だからこそ、最低限、あとで読後の感想を思い出せるキッカケとなるようなことだけでもメモしておくのはどうでしょうか。
時間をかけた読書ノートでなくてもいい。あとで、どんな本だったか、自分は何を思ったかを思い出せればよい。そんな軽い気持ちの読書ノートです。
そんな読書ノートが作れれば、手間をかけず、読書ライフが有意義になるのではないかと思っています。
ちなみに、私は、読後すぐの感想を読書ノートに加え別のブログ(1分で読める書評ブログ)に残しています。
読後すぐの感想、いわば”直感”を残しておくことで、私にとってはこれが読んだ時のことを思い出すきっかけになります。
読んで終わりにしたくない。でも、読書ノートは面倒。続かない。
それなら、とりあえず、思い出すキッカケとなるキーワードだけでも読書ノートに残しておきましょう。それだけで読書ライフが変わるはず。