月5〜6冊、読書をしている私の蔵書管理の方法を紹介します。
以前、以下の記事で紹介した最新版です。

また、次の記事でも少し紹介していますが、その詳細版です。

1 ブクログへの登録
購入している本は、ほとんどがKindle本です。紙の本を買うときは、Kindle本がなく、Kindle化を待てないときくらいです。
Kindle本も紙の本も蔵書管理には「ブクログ」を使っています。
以前は、メディアマーカーというサービスを使っていたのですが、終了してしまっため、乗り換えました。

ブクログは、Web上で使える無料のサービスでiOSアプリもあります。

ブグログは、感想(レビュー)や引用文などを保存でき、カテゴリや未読管理もできるため、便利です。ただ、蔵書管理ツール全般に言えることかもしれませんが、本を登録するのが面倒といえば面倒ですし、登録漏れも生じます。
そこで、私は次の流れで登録を簡素化し、かつ、登録漏れがないようにしています。
(1)流れ
本はAmazon(Kindle)で購入していますので、購入後、以下の画像左のとおり、注文確認のメールが届きます。(画像はiPhoneのGmailアプリ)
このリンクから、画像右のとおりAmazon(Kindle)のページを表示させ、ブクログに登録しています。

注文確認のメールを受信したら、ブクログに登録するという習慣がつけば、登録を忘れることはありません。
Amazonのページからブクログに登録するには、ブックマークレットを使っています。
注文メールからAmazonのページをSafariで開きます。(画像左)ここで、ブックマークレットを発動するとAmazonで開いていた本が検索された状態でブグログが立ち上がりますので「本棚登録」をタップするだけで登録できます。(画像右)

このブックマークレットは、パソコンでもスマホでも使えます。(MacのSafariとiPhoneのSafariで動作確認済み)
登録方法は、ブラウザで任意のページをお気に入りに登録し、そのお気に入りの編集画面でURL欄に以下のコードを入力するだけです。
javascript:var%20d=document,w=window,g=d.getElementById('ASIN');if(!g)var%20g=d.getElementsByName('ASIN.0')[0];var%20e=w.getSelection,k=d.getSelection,x=d.selection,s=(e?e():(k)?k():(x?x.createRange().text:0)),f='http://booklog.jp/blet',l=d.location,a=(g?g.value:''),e=encodeURIComponent,p='?v=2&u='+e(l.href)+'&s='+e(s)+'&a='+e(a),u=f+p,a=function(){w.open(u,'_blank')};if(/Firefox/.test(navigator.userAgent))setTimeout(a,0);%20else%20a();%20void(0);
このブックマークレットは、以下のサイトで紹介されていたものを利用させていただいています。
ブクログのブックマークレットを改良してKindle本も登録できるように – R-style(2)課題
この方法で手間なくブクログに登録できているのですが、課題が2つあります。
1つは、オーディオブック(Audible)です。
オーディオブック(Audible)を購入した場合、メールが届くのですが、なぜか、Kindleや紙の本のように、購入した本のページのリンクがありません。
ブクログに登録するには、わざわざAmazonのページを開いて前述のとおりブックマークレットを発動させるか、ブクログに直接登録するしかありません。
ちなみにブクログにはオーディオブックの分類がないため、オーディオブック(Audible)でもKindle本として登録しています。
もう一つはKindleUnlimitedです。
Kindleの読み放題サービスKindleUnlimitedで本を選んだ場合、購入時のようにメールが届かないため、ブクログに登録するのを忘れがちです。まあ、購入ではないので、蔵書としてブクログに登録するのがよいのかという問題はありますが、私は読んだ本、聴いた本はすべて登録しています。
2 ブクログでの管理
ブグログでは読書状況、評価と感想、カテゴリ、タグを入力しています。
ただ、以下の記事のとおり、Evernoteで読書ノートを作っていますので、あまりブグログで見返すことはありません。

ブグログは、未読管理と、登録した内容を自動的にTwitterに投稿することをメインに使っています。
ちなみに、ブグログに登録すると自動的にEvernoteにノートを作ることができますが、以下の記事のとおり、あえて手動でノートを作っています。

3 Kindle本の整理
Kindle本は、以下の2つの記事で紹介したとおり、図書館で採用されている「日本十進分類法」をベースに「ジャンル」×「テーマ」で管理しています。


4 おわりに
せっかく貴重な時間とお金を費やして購入した本、読んだ本は、しっかり管理したいと思っていますが、できるだけ手間なく効率的に管理したいものです。いろいろ試行錯誤した結果、今はこの方法で落ち着いています。
