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アプリを使う上で大切にしている「分散」と「連携」という考え方

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このブログ「いつもていねいに」を書いている 小田やかた です。
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最近、以前ほど1つのアプリで全てを完結させたい、という思いは減りました。

以前は、情報管理、アイデア出し、文章作成などすべてをEvernoteでまかないたい、と思っていました。

1. 分散

今では、情報管理ツールは、Evernoteがメインではありますが、Pocket、Googleフォト、Googleドライブなどと使い分けをしています。

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思考ツールは、アウトライナーの「WorkFlowy」を使い、思考を終えたデータはDynalistに移動させています。

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このように、1つのアプリに固執せず、アプリを併用し、データを「分散」させています。

もちろん1つのアプリで完結した方が使い勝手がよいのではないか、と思う気持ちもあります。

また、1つのアプリにデータを集約させた方が思わぬ発見に出会い、斬新なアイデアにつながるという見方もあるでしょう。

でも、あえて「分散」させているのは、2つの理由からです。

(1) アプリの軽快さを保ちたい

1つは、アプリの動きが重くなるのを避けたい、ということです。

データ量が多くなればなるほど、いくらアプリが優秀でも動作はもっさりしてきます。

とくにEvernoteは、約8年使っているので、かなりのデータ量があります。アプリの動きが遅いことに腹を立てていた時期もありましたが、今では、これは仕方がないと諦めるようになりました。データが増えれば重くなるのは当然、と考えるようになったのです。ただ、固まって全く動かなくなるのは困りますが。

(2) データへのアクセスをよくしたい

もう1つは、目的のデータへのアクセスが悪くなるということです。

Evernoteは検索機能が優秀ではありますが、やはりデータ量が増えれば、その分ノイズも増えます。

例えば、WebクリップであればPocket、写真であればGoogleフォト、とデータの種類ごとに保存してあるアプリが明確であれば、迷うことなくすぐにアクセスできます。

また、WorkFlowyは、アウトラインということもあり、データ量が増えれば、目的のデータにアクセスしづらくなります。

WorkFlowyは思考ツールとして使ってるので、今まさに考えるために必要なデータだけを置いています。隙間時間でも素早く思考を再開できるように、とにかくすぐに目的のデータにアクセスできるようにしたいのです。

 

よって、今までは、アプリに対してオールインワンを強く意識していたのですが、今では最低限の「分散」は必要であると考えるようになりました。

しかし、そこで重要なのが「連携」です。「連携」あっての「分散」だと思っています。

2. 連携

情報管理ツールは、Evernoteをメインとしているため、他に使うアプリはEvernoteへのデータの移動のしやすさを重要視しています。

というのは、重要なデータや何度も見るデータはEvernoteにも置いておきたいので、あとからEvernoteにデータを移す場合があるからです。

ですので、Evernoteとの連携ができないアプリはなるべく使わないようにしています。

また、思考ツールで言えば、WorkFlowyで思考を終えたデータをアウトラインのまま手軽に移すことができ、また、移したアウトラインのデータを再びWorkFlowyで使うことを想定して、アウトラインのまま戻すことができるアプリを使いたいと思っています。それが、今ではDynalistです。

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要するに、当然と言えば当然かもしれませんが、データを分散させてアプリを併用する前提は、そのアプリ間でデータを簡単に受け渡しできるような連携を重要視したい、ということです。

データ量が増えても使うアプリを分散させることでアプリの軽快さは維持するとともに、データへのアクセスのよさも維持する、というのが一つの理想の形というわけです。

3. おわりに

この「分散」を意識しすぎると、使うアプリが多くなってしまう、という恐れもあります。

あくまで、大前提は、なるべくオールインワンで考えて、不都合が出てこれば、必要最小限に「分散」させ、アプリ間の「連携」を考える、ということです。

この記事は以上です。

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小田やかた
ブロガー&Kindle作家。二人の子どもを持つ共働きサラリーマンです。(プロフィールの詳細)iPhone・iPadアプリを活用した効率的なインプットとアウトプットの方法を発信しています。
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