以下の拙著でも紹介しましたが、私は少しでも効率的な知的生活を送りたいため、通勤中の電車の中では読書をし、駅間の移動時などの徒歩のときはaudiobook. jpを利用し耳で読書をしています。
audiobook. jpは、基本的には、これまで読んだ本の再読の機会として活用していました。
というのは、オーディオブックは歩きながら聴いているため、メモを取りたくなってもとれません。よって、メモを取りたくなる機会は少なさそうなこれまで読んだ本を聴くことにしているのです。
といっても、再読ばかりでは、次第にオーディオブックがつまらなくなってきました。
これまで、オーディオブックは歩きながら聴いている分、意識が散漫になり、小説のようなストーリーを追うような本は向かないと思い、敬遠していました。
というのは、例えば、実用書や専門書の類であれば、多少、聴き逃しても、内容の概要はつかめることが多いのですが、小説ではそうはいかないと思っていたのです。
ただ、試しに、audiobook. jpで小説を聴いたところ、そんな心配はまったくいりませんでした。
実用書や専門書よりも、のめり込むことができ、集中力が高まるが故に聞き逃すことはめったにないのです。
もっと聴き続けたくて、わざとゆっくり歩いてしまうほどに楽しくなってきました。
しかも、最近、ミステリーを中心に聴いているのですが、完全にハマりました。
毎日の通勤が楽しみになるほどです
本で読むよりも、耳で聴くと臨場感があり、集中力が増し、没入感があるのです。これは、小説をオーディオブックで聴いてみて初めて味わった感覚です。
歩きながらaudiobook. jpで小説を読み、電車の車内では紙の本で小説以外を読む。なかなかいいバランスではないかと思っています。
ただ、残念ながらaudiobook. jpは、小説、とくにミステリーのラインナップが少ないのです。
そこで、最近は、Audibleを併用することにしています。
Audibleは、audiobook. jpよりも小説自体が豊富で、ミステリーもそろっています。
また、Amazonのため探しやすいという利点もあります。
ネックは、金額です。
1ヶ月1枚コインが与えられ、そのコインで1冊買うことになるのですが、月額1,500円かかります。(私が契約したときはキャンペーンで1年間のみ980円でしたが)
一見、高いと思いましたが、私はちょうど1ヶ月に1冊聴き終わる程度なので、1ヶ月1,500円であれば、本を1冊買うようなものです。
audiobook. jpの方は、月契約ではなく、聴きたい本がAudibleにない場合のみ買う、という使い方をしていますが、最近はほとんどAudibleのみで十分楽しめています。
Audibleとaudiobook. jpオブックの併用で、毎日、わくわくしながら通勤し、自分の好きな小説やミステリーを楽しめる、というのは、なかなかいいものです。
最後に、これまで聴いた中で特によかったものを参考に紹介します。