今まで、仕事でのタスク管理は、4年ほど「Toodledo」を使っていました。
もともとExcel版のTaskChuteを使っていましたが、Excelに馴染めず、ただ、TaskChuteの考え方には共感していたので、ToodledoをTaskChuteのように使っていたのです。
先日、「TaskChuteCloud」がリリースされましたので、2016年8月6日に1ヶ月払い(486円)で登録し、8月8日から試しに使ってみることにしました。
参考 「TaskChuteCloud」を3日間使ってみての「Toodledo」との比較
そして、約1ヶ月が経ちました。
さて、TaskChuteCloudを継続するか。
継続といっても、また、1ヶ月払いで様子をみるのか、年間払い(4,860円)にするのか。はたまた、TaskChuteCloudをやめて、これまでどおりToodledoを使い続けるのか。
1ヶ月間、試しにTaskChuteCloudを使った結果はこうなりました。
TaskChuteCloudを年払いにしてToodledoから乗り換えることにする。
なぜ、4年も使ったToodledoをやめて、TaskChuteCloudにするのか。
TaskChuteCloudのどこに惹かれているのか。
それを少し整理してみたいと思います。
1. タスク管理ツールに求める一番大事なことは「安心感」が得られるか
仕事でのタスク管理のツールに求めることは、便利な機能はもちろんのこと、それ以前に、「安心感」が得られるかどうか、です。
タスクは、このツールに預けておけば大丈夫、という安心感が必要なのです。さらには、タスク一覧の上から順番に実行していくだけ、という環境が作りやすいか、ということを重要視しています。
参考 TaskChuteCloudの「上から順番にタスクを実行するだけ」という安心感
2. TaskChuteCloudのどこに安心感が得られるのか
では、TaskChuteCloudのどこに安心感が得られるのか。
いくつかありますが、ここでは3つに絞って書きたいと思います。
(1) 「上から順番にタスクを実行するだけでよい」という環境を作りやすい
前述した「上から順番にタスクを実行するだけでよい」という環境を作りやすくするためには、タスクの並び替えが柔軟にできるか、という点が重要です。
好みにもよるかもしれませんが、その日一日の流れをイメージしながら、タスクの順番を動かすときは、私はドラッグの方が手に馴染みます。
忙しいときほど、私は、この順番にタスクを実行していけば大丈夫、と安心できるまでタスクの並び順に試行錯誤します。それにはドラッグの方が思考と操作が感覚的に結びつきやすくて使い勝手がいいのです。
TaskChuteCloudはドラッグで簡単にタスクの並び順を変えれますし、プルダウンからセクションの選択をすれば、簡単にタスクを移動させることができます。
また、最近、実装された機能ですが、過去のセクションのタスクを現在のセクションへ自動で移動する機能は、まさに上から順に実行していけばよい、という環境が作りやすい機能です。
(2) ダラダラしてしまうことを諌めてくれる
TaskChuteCloudは、実行中のタスクが見積時間を超過すると、ポップアップ通知で知らせてくれます。また、新しいセクションの時間になったときも知らせてくれます。
重要なタスクが完了した後や、立て込んだ仕事がないときなどは、ついついダラダラしてしまうことがありますが、そんなとき、こういった通知はそれを諌めてくれます。
これは、まさにTaskChuteCloudにタスクを預けておけば大丈夫、という安心感をもたらしてくれます。
(3) 開発者の方の熱意を感じる
タスク管理に限らず、世の中にはたくさんの優れたアプリケーションがありますが、ときに全くアップデートされず、そのまま見捨てられたかのようなものもあります。逆に、ユーザーの意見を取り入れ、きめ細かいアップデートを繰り返しているものもあります。
TaskChuteCloudは、後者であるし、今後も後者であり続けると思ったのです。というのは、TaskChuteCloudの開発者様は、リリース後、すさまじい勢いでアップデートされていますし、ユーザーの声を大切にしておられます。また、「TaskChute Cloudの改善ロードマップ 」を公開し、TaskChuteCloudに対する熱意を感じます。
こういった開発者の姿勢や改善ロードマップはTaskChuteCloudを使い続ける上で安心感が得られます。
3. おわりに
他にも機能的な部分で大変便利に感じてTaskChuteCloudに乗り換えたわけですが、それについては、以前の記事を参照してください。
タスク管理とは、仕事の根幹を成す部分だと思ってます。
それを、4年間使ったツールから変更した、というのは、私にとっては、ある意味リスクを伴う行為なわけですが、逆に根幹の部分を変えるということは、現状からさらに高みに昇ることができる可能性がある、ということでもあります。
この変更が吉と出るのか凶とでるのか。
TaskChuteCloudを信じて、今後も使い続けていきたいと思います。
ちなみに、TaskChuteCloudの月払いから年払いにする操作手順は、次の開発者様の記事が参考になります。
参考
TaskChute Cloudで月額プランから年額プランへの変更がワンクリックで可能になりました! | jMatsuzaki