先日、以下の記事で書いたGoogleフォトの実質無料の終了は、今後のデータの保存のあり方について、いろいろ考えさせられるものでした。

期限なしに大量のデータを無料で保存できるサービスはない、という当然の内容を思い知ったわけです。
また、時期を同じくして、これまで愛用していたアプリに続々不具合が出てきました。
Evernoteのノートをカレンダー表示で見れる「CalEver(NotesViewer)」は、アプリ内からEvernoteのノートに移動できたのですが、Evernoteがメジャーアップデートしたあたりからできなくなってしまいました。Evernoteアプリをインストールしているのに以下のとおりエラーメッセージが出てしまいます。

また、「CalEver(NotesViewer)」は、一度Evernoteのデータを読み込むとキャッシュするので、これまでは、再度読み込むすることはあまりなかったのですが、最近、Evernoteのデータを読み込む頻度が増えている気がしています。データを読み込み始めると途中で以下のエラーメッセージが出てしまうので不便に感じています。


Apple Storeでアプリのアップデート履歴を見てみると、最後の更新が3年前となっています。これまで愛用し、替えのきかないアプリなだけに今後アップデートされないのではないかという強い不安感があります。

また、EvernoteのノートにSmartEverタグをつけたノートを高速で表示できるアプリ「SmartEver」も長らく愛用していましたが、最近、使えなくなってしまいました。(アプリの公開自体はしばらく前に終了しています)
さらには、まだ不具合なく使えていますが、Evernoteのタグを一括で付加や削除ができる「TagEver」やノートを他のノートブックに一括で移動できる「MoveEver」は、長らく愛用していますが、アプリの公開自体が終了しています。これらも替えのきかないアプリなので、今後、不具合なく使い続けれるか不安です。
Evernote関連のアプリ以外にも、例えば、毎日、ヘビーに使っているタスク管理アプリ「Taskuma(たすくま)」も、1年近くアップデートがなく、そのうち使えなくなるのではないか、と、最近、怖くなってきました。

当然のことかもしれませんが、長期にわたり使い続けることができるアプリというのは稀有なアプリなのかもしれません。いっときしか使わないアプリや、たまにしか使わないアプリ、また、代替できるアプリであれば、使えなくなっても仕方がないと思えるかもしれません。
ただ、長期にわたり毎日のように使う替えのきかないアプリが使えなくなるのは生活に支障が出てきます。それを思うと、ヘビーに使えば使うほど、このアプリもいずれは使えなくなるのではないか、という恐怖感が出てくるようになってしまいました。いわば、「アプリ恐怖症」です。
今回、一連の出来事を受け、長期にわたり毎日のように使うことが想定されるアプリ選びは慎重になるべきだな、と改めて思います。
そういう意味では、これまであまり意識していませんでしたが、持続性という点で、Apple純正アプリの信頼感にもっと目を向けるべきではないかと痛感しています。また、純正以外のアプリを使う場合は、常に、サブとして使えるアプリ、すなわち、もし使えなくった場合に代替できるアプリを手元に置いておいた方がよいと思い始めました。
今後、アプリを使う上では、この「持続性」というキーワードを常に意識したアプリの使い方が大事ではないかと思っています。