私は、以前の以下の記事で書いたとおり、毎日、Evernoteに保存した日記を見返しています。毎朝、過去の同日の10年間分を日記を見返すのを日課にしているのです。

そのメリットとして、上記の記事では、次の3つをあげました。
- 過去の自分への承認と自信につなげる機会
- 過去の反省を活かす機会
- 日記を書くモチベーションの向上
ただ、最近思うのは、Evernoteを定期的に見返すメリットは日記だけではないということです。
というのは、最近、日記を見返すついでに、過去の同日に保存されているノートもチラッと見返すようにしたら、思わぬ発見がたくさんあったのです。
例えば、
- 過去に保存した何気ないメモを今見返すことでブログのネタにつながった
- 過去に保存したWebクリップを見返し面白いと思った記事に再会できた
- 子どもと行きたいところをメモしたノートを見てそういえば行ってないなと反省した
- 読書ノートを見てこの時期こんな本読んでたんだと振り返り内容を思い出した
- 心のうちを吐き出したメモを見て、このときこんなこと考えていたんだ、まだまだ青かったなと自嘲した
これは一例ですが、こんな具合で、過去に保存したノートが今の自分にいろいろな影響を与えてくれます。
これまでEvernoteは書きかけの文章などアクティブなデータを置いておくことが多かったのですが、最近は、以前の以下の記事のとおり、完全に倉庫としての役割が強くなっています。

過去のデータを蓄積していくEvernoteだからこそ、定期的にEvernoteを見返すことに意義があると思いました。
少し大げさな言い方かもしれませんが、過去の自分のすべてが蓄積されているEvernoteを見返すことで、過去の自分と現在の自分をシンクロさせるイメージです。
仮に実益としてのメリットがなかったとしても、過去に自分が興味・関心があって保存したノートを振り返るのはなかなか興味深いものです。
定期的にEvernoteを振り返る方法としては、私は、以下の記事で紹介した「CalEver(NotesViewer)」を使うことをオススメします。


このアプリはカレンダー表示から過去のEvernoteのノートにアクセスできますので、同日の過去のノートを見返すことから始めてみてはいかがでしょうか。きっと思わぬ発見があるはずです。
このところ以前のEvernoteの勢いを感じなくなり、さびしく思っていますが、今回紹介したような意義は、Evernoteだからこそだと思っています。まだまだEvernoteは素晴らしいアプリです。

また、もっとEvernoteを使いこなしたいと思われた方は、ぜひ、Evernoteの便利な使い方をまとめた『Evernoteの小技100』もご覧ください。