前回の記事で「Apple製品の連携力」について記事にしました。

iPhoneだけではなく、iPad、Macをあわせて使い「Apple製品の連携力」を活かすこで最大の効果を発揮する。ただ、そのためには、それぞれの端末で使うことができ、かつ、同期のスピードにストレスがないアプリを選ぶことが必要だと書きました。
本記事では、その「Apple製品の連携力」を活かし、いつでもどこでもブログを書くことができる実践例を紹介します。
使うのは、iPhone、iPad、Mac、そして、Apple Watchです。
この「Apple 4大製品」があれば、いつでもどこでもブログを書くことができます。
文字どおり「いつでもどこでも」です。
それを私は、拙著『モブログの極意 〜モブログからモバイル知的生活へ〜』の中で「ハイブリッドなモブログ生活」として提案しました。
例えば、iPhone。
私は、寝るとき以外、常にズボンのポケットにiPhoneを入れていますが、ちょっとした隙間時間があれば、iPhoneを取り出しブログを書きます。
例えば、買い物へ行ったときのちょっとしたレジの待ち時間や電車が来るまでのわずかな待ち時間、人との待ち合わせの待ち時間など、ほんのわずかな隙間時間も逃しません。前述の拙著で紹介した「隙間時間ハンター」になる意識です。
その隙間時間の積み重ねだけでも十分ブログは書けますが、もし、椅子に座ってiPadと外付けキーボードを使えるタイミングがあれば、迷わずiPadを取り出します。
私はiPadとSmart Keyboardを持ち歩いているので、仕事を定時で終われたときなどはカフェに立ち寄りiPadを広げます。

ブログのエディタは、iPhone、iPad、Macで使えるWorkFlowyとUlyssesを使っていますが、iPhoneで書いていた続きからすぐに iPadで作業を再開することができます。


さらに、例えば、ブログを書くためにiPhoneのSafariで何か調べていたとしたら、同じページをiPadでも簡単に開くことができます。また、iPhoneでブログに使う画像を作っていたとしたら、それをAirDropで簡単にiPadに送ることもできます。
iPhoneでの作業をすぐに画面の大きなiPadに手軽に引き継げるのは効率的ですし、iPadと外付けキーボードを使うことで文字入力の効率性は格段にあがります。
また、もし自宅で自分の時間が確保できれば、Macを広げて、iPhoneもしくは iPadで書きかけのブログの続きを書きます。iPhoneからiPadに作業を引き継ぐのと同様、Macにも手軽で簡単に引き継ぐことができます。
やはり、Macの方が、画像の加工などは、iPhoneや iPadよりも効率的に作業が進みます。
このiPhoneからiPad、iPadからMac、iPhoneからMac、逆も然りですが、Apple製品同士で作業を引き継ぐスムーズさは、まさに「Apple製品の連携力」の賜物です。
さらに、Apple Watchを使えば、その連携力は最大になり、本当の意味でいつでもどこでもブログが書けます。
というのは、前述の拙著『モブログの極意 〜モブログからモバイル知的生活へ〜』でも書いたとおり、Apple Watchは常に腕につけていますが、この「常に」と「腕に」がポイントです。「常に」手元にあることで、ブログのアイデアが頭に浮かべば、いつでもどこでも音声メモをとることできます。わざわざカバンやポケットから取り出すことなく「腕」を口元に近づけて話すだけでメモがとれるのです。この手軽さは格別です。
私はApple Watchのメモアプリは、以下の記事でも書きましたが、iPhone、iPad、Macとデータを同期できるDraftsを愛用しています。

まさにいつでもどこでもブログを書けて、それをiPhoneや iPad、Macに簡単に引き継ぐことができます。
こういったブログを書くという活用方法は一例に過ぎませんが、前回の記事で書いた「Apple信者1億人創出計画」の「Apple製品”三種の神器”論「直感は熟考を超える」」が言うように、iPhoneだけではなく、iPadやMacをそろえるメリットは大きいと思います。
さらにApple Watchを加え、「Apple4大製品」となれば最強です。
少なくとも、私はApple製品は仕事ではなくプライベートなことにしか使っていませんが、ブログを書くだけでもこの4大製品を揃えてよかったと思っています。作業効率があがるのはもちろん、Apple製品はデザインが秀逸なので、使うモチベーションがあがりますし、使い勝手も最高なので、いつでもどこでも快適にブログが書けていうことなしです。
iPhoneの力を最大限に活かすためには、iPad、Mac、Apple Watchは、必須だと思えてきます。
ぜひ、iPhone以外にも他のApple製品に目を向けてみてください。Apple製品の連携力を味わったら何でもっと早く使い始めなかったのか、といい意味で後悔するはずです。(私がそうでした)