以前の以下の記事のとおり、職場のタスク管理について、すべてのタスクは「Todoist」で管理し、その日1日のタスクは「TaskChuteCloud」で管理するという、TodoistとTaskChuteCloudの併用は、両者の強みを活かしたタスク管理方法で、非常にしっくりきていました。
ただ、試行的に使っている中で、次第に以下の2点について心にひっかかるようになり、結局、併用をやめるという結論に至りました。
それはすなわち、タスク管理ツールをこれまで2年以上使っていたTaskChuteCloudからTodoistに乗り換える、ということです。
1. 併用した結果「TaskChuteCloud」から「Todoist」に乗り換えを決意した理由
(1) 移動が面倒であるしTaskChuteCloudのアップデートが待てない
毎日、退社前に翌日のタスクを、以下の記事で紹介したとおり、「Todoist」と同期させたGoogleカレンダーからコピーして「TaskChuteCloud」にペーストしていました。
この作業を毎日している中、こう思うようになってきました。
そもそもTaskChuteCloudは、リリース当初からGoogleカレンダーとの連携の要望が多く、対応していただけそうな開発への意欲を感じていたが、なかなか実現しない。
仮にTaskChuteCloudとGoogleカレンダーが連携すれば、Todoist→Googleカレンダー→TaskChuteCloudという流れで自動でタスクを移動させることもできるかもしれないのに。
こう思うようになると、だんだん今の作業が面倒になってきました。
さらに、TaskChuteCloudを2年以上使う中で、もうGoogleカレンダーとの連携などの大型機能の追加やアップデートはないのではないだろうか、という少し期待できない気持ちになってきました。
(2) TodoistでTaskChuteCloudのように使うことができるかもしれない
前述した気持ちから、さらに、そもそも工夫をすれば、TodoistだけでTaskChuteCloudのようなタスク管理ができるのではないか、という想いが出てきました。
TaskChuteCloudの強みである「タスクシュート」の考えをTodoistに取り入れるのです。
具体的には、タスクシュートの考えを体現するのに私にとって必要な機能は、1日のすべてのタスクの完了予定時刻が常に把握できる点と、1つのタスクにかかる実行時間の集計ができる点です。
これらについては、次回の記事で詳しく紹介しますが、Todoistをタスクシュート風に使う手がありました。
この方法を見つけたとき、Todoistだけでタスクシュートの考えに近いタスク管理ができるのではないか、という確信が出てきたのです。
2. おわりに ~TaskChuteCloudへの未練~
TaskChuteCloudは、未来のタスクの管理やプロジェクトごとの管理がしづらいという点、また、データへのアクセスが不安定な点があるものの、それ以外は不満なく使える素晴らしいタスク管理ツールだと思っています。
また、リリース当初は、Googleカレンダーとの連携やEvernoteとの連携(一応、完了タスクをEvernoteのInboxに自動で出力はできますが)、スマホアプリの開発など、わくわくさせる計画が予定されているようで楽しみでした。
ですので、TaskChuteCloudからTodoistに乗り換えるには少し未練がありますが、一旦、Todoistを使い、TaskChuteCloudのアップデートの動向を注視し、その内容によっては、TaskChuteCloudに戻ることも視野に入れながらTodoistを使っていきたいと思っています。