前回の以下の記事で書いたとおり、職場のタスク管理ツールは、「Todoist」と「TaskChuteCloud」のそれぞれの強みを考えると、Todoistは「オープン・リスト」、TaskChuteCloudは「クローズド・リスト」という併用がベストではないかと思うようになりました。
「クローズド・リスト」とは、簡単にいえば、その日のやるべきことのリストで、「オープン・リスト」とは、すべてのやるべきことのリストのことです。
実際、2ヶ月間、試しにこの考え方で併用してみました。
1. Todoistを「オープン・リスト」TaskChuteCloudを「クローズド・リスト」としての試行
私は、仕事は年度単位で管理しています。
よって、年度内のすべてのタスクは、オープン・リストとして「Todoist」でプロジェクトごとに管理することとしました。
その日1日のタスクは、「Todoist」から切り出して、TaskChuteCloudに移動させ、クローズド・リストとして「TaskChuteCloud」でタスクシュートの考え方にもとづき管理します。
具体的な例を簡単にあげてみます。
(1) 割り込みタスクが発生した場合の例
例えば、今、仕事をしていて、上司から何か指示があったとします。
その指示が今日中に実行しなければいけないタスクであれば、すぐにクローズド・リストである「TaskChuteCloud」に入力し、今日中に実行するタスクとします。
明日以降の実行でよいタスクであれば、オープン・リストである「Todoist」に入力し、そのときに実行予定日もあわせて入力します。実行予定日には、「Todoist」から切り出して「TaskChuteCloud」で管理します。
(2) 翌日のタスクを整理するときの例
退社前に翌日のタスクを整理するとき、オープン・リストである「Todoist」から翌日に実行するタスクを抽出し、クローズド・リストである「TaskChuteCloud」に翌日のタスクとして移動させます。
翌日は、「TaskChuteCloud」に登録してあるタスクを順次実行します。
2. おわりに
2ヶ月間、この併用を試す中、ネックになったのが、いかに「Todoist」から「TaskChuteCloud」へ簡単にデータを移動させるか、でした。
というのは、毎日、退社前に翌日のタスクを整理しているのですが、毎日、「Todoist」から「TaskChuteCloud」にデータを移動させる作業が発生するわけですので、いかに効率化を図るかが重要です。
その方法は、いろいろ試行錯誤しましたので、次回の以下の記事で紹介したいと思います。