12月ですので、そろそろ今年1年を振り返って、「2015年 人生に影響を与えた本ベスト3」を決めたいと思います。人生に影響を与えた、というのは少しおおげさかもしれませんが、具体的な行動につながったり、考え方に影響を与えたり、と何かしら影響を受けたということです。
毎年、この作業を通じて、1年間に読んだ本を振り返り、よい本に出会えたことに感謝をしています。
1. 2015年 人生に影響を与えたベスト3
第1位 アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術
アウトラインは、目次の作成や内容の階層化に便利なものだと思っていました。
しかし、アウトラインはそれだけにとどまらず、全体の視点から細部の視点、細部の視点から全体の視点へと視点を自由自在に行き来ができるなど、アウトラインの実用的な幅広い捉え方や使い方、また、奥深さを学ぶことができました。
本書を読んでからは、積極的にアウトラインを使うようになり、「WorkFlowy 」や「OmniOutliner 」を使いはじめるきっかけとなりました。
「OmniOutliner」については、ブログのネタ集めや記事の作成など、私の知的生産には欠かせない存在になっています。
そのきっかけを与えてくれた本書には、本当に感謝しています。
第2位 将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!
これまで7歳の息子と1歳の娘には「絵本」と「おもちゃ」の二本柱の子育てを重視してきたこともあり、読書の重要性はすでに認識していました。
本書は、その絵本(本)の重要性をを裏付ける内容が言語化されており、「そうそう、そういうことなんだよ」と自分の考えを整理してくれ、さらに自分の子育てを勇気づけてくれた本でした。
多少、勉強や運動ができなくても、本さえたくさん読んでくれればいい、とよい意味で割り切れることができました。
逆に言えば、親としては、子どもたちが本を身近に感じ多種多様な本に出会える環境をつくってあげることが重要だと認識しました。
本書を読んで以来、子育てに迷ったり悩んだりするときは、とにかく本さえ読めていればよい、と覚悟ができるようになりました。
第3位 もたない、すてない、ためこまない。身の丈生活
著者の電化製品がない生活や電気代が1ヶ月500円の生活はできません。
でも、ウチは、夏はクーラーや扇風機を使わず、冬はホットカーペットしか暖房器具を使わず、なるべく天然な暮らしを志向していますので、著者には及びませんが、共通点がありました。
また、著者の「持ちすぎず、今あるモノを大切にする。なければないで、創意工夫をしたり、あるもので間に合わせる」といった考え方は大変共感しましたし、日々の暮らしの基本的な考え方にしています。
2. おわりに
1年間に読んだ本を振り返るというのは、けっこう大事なことだと思います。
そこから、少し大げさではありますが「人生に影響を与えた本」を選ぶとなると、読後の自分自身の行動を振り返るきっかけにもなります。
また、読み直すよい機会にもなります。
自分にとって良いと思った本は、何度も繰り返し見返すことで、内容が自分自身の血肉になっていくと思います。
来年もよい本に出会えることを願って読書に励みたいと思います。
3.【参考】過去の人生に影響を与えた本ベスト3
2014年 人生に影響を与えた本ベスト3
過去に運営していた別のブログ(冷えとりパパの子育てハック~クラウド時代のパパ子育て~)で記事にしていますので参照してください。
参考 2014年 人生に影響を与えた本ベスト3&読後に行動しようと思ったことのまとめ
以下、紹介文を割愛した本の画像のみ掲載します。
2013年 人生に影響を与えた本ベスト3
過去に運営していた別のブログ(冷えとりパパの子育てハック~クラウド時代のパパ子育て~)で記事にしていますので参照してください。
以下、紹介文を割愛した本の画像のみ掲載します。