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2019年人生に影響を与えた本ベスト3

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このブログ「いつもていねいに」を書いている 小田やかた です。
プロフィール @ottaka18

毎年恒例にしている、今年1年読んだ本を振り返って決める「2019年 人生に影響を与えた本ベスト3」を決めたいと思います。

人生に影響を与えた、というのは少しおおげさかもしれませんが、具体的な行動につながったり、自分の考え方や生き方に新たな視点を加えるきっかけになったり、と何かしら強い影響を受けたという意味で選んでいます。

毎年、この作業を通じて、1年間に読んだ本を振り返り、よい本に出会えたことに感謝をしています。

また、毎年、小説は除いていたのですが、今年は、かなり面白い本に出会えたので、最後に簡単ではありますが、紹介します。

1 2019年 人生に影響を与えた本ベスト3

第1位『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』

哲学から何を学ぶか、がストンと腹に落ちた本。

以下のブログでも紹介しましたが、特にソクラテス以前の哲学のアウトプットは、現代の我々からすると、得るものは少ない。アウトプットだけではなく、プロセスや人間はどう生きていくか、という点に着目して哲学と向き合う意欲をもらった本です。

 

これは哲学だけでなく、私のような学者でもない一般人が、学問から学ぶときのスタンスとも言える気がします。

また、著者の鋭い視点に感銘を受け、他の著書にも興味が湧いてきて、いろいろ読んでみたくなりました。

ということで2019年の1位です。

第2位『直感と論理をつなぐ思考法』

あえて論理的な思考から始めない。直感と論理のあいだを自由自在に行き来する「デザイン思考」という概念が腹に落ちた。

さらに、個人的な関心や直感を起点に思考をスタートさせる「ビジョン思考」という考え方を始めて知った。妄想を駆動力にして創造する、という考え方が面白い。

今年、読んだ本の中では、新たな思考の切り口というか武器を得た、ということで、第2位に選びました。

これがきっかけで、デザイン思考に関する本を何冊か読みましたが、自分としては、まずは、デジタル一辺倒だったので、なるべく「手書き」で考えることと、「直感」を活用することを積極的に取り入れていこうと思いました。

第3位『メモの魔力』

本書は、ベストセラーになっているので、読んだ方も多いでしょう。

まだ、読んでいない方は、ベストセラーだから、という意味ではなく、メモに対する向き合い方が変わる本だと思いますので、一度読んでみることをオススメします。

本書の肝は、

 ファクト(事実)→ 抽象化 → 転用

というメモのスキームです。

事実をメモしておき、それを抽象化して汎用的に使えるような形にして、それを他の用途に転用する、という目的を持ったメモです。

こうやって書くと、難しく聞こえるかもしれませんが、とりあえず事実をメモしておくことが、まずは必要です。それを抽象化して、その事実を他に活かす、ということです。

拙い例をあげれば、

 今回、本書を見かけたとき、「これまでメモに関する本は、たくさん読んできたので、気になる本ではあるが、今回はやめておこう。読む時間を他にあてよう、と思った。しかし、どうしても気になるので、読んでみようと思った。」

これが事実。

 読後思ったのは、「物事はやってみないと、試してみないと、わからない。実行する前の憶測だけで判断すると、大切なことを逃してしまうことがある」

これが事実からの抽象化。

 で、転用として、「何事もとにかく少しでも気になったら実行してみる」

これがあっているかは別として、私はこういう理解で本書を活用しています。

2 2019年面白かった小説

第1位『スマホを落としただけなのに』

とにかく面白かったの一言。

個人情報の詰まったスマホがいかに私たちの生活を支配しリスクをはらんでいるかをミステリーの中で痛感させられました。

通勤中、オーディオブックで読んでいましたが、毎日の出勤が楽しみになるほど、面白い本でした。

第2位『教場』

こちらもオーディオブックで読みました。

第1位の本を読んだ後、ミステリーにハマり、手に取った本でしたが、これも面白かった。

単なるミステリーで終わらず、2人の人間関係の関係性について、いろいろ考えさせられる本でした。3人でも4人でもなく2人だけ、という関係性は独特なものであり、難しいものです。

第3位『パパとムスメの7日間』

こちらはミステリーというジャンルではないと思うのですが、少しだけ謎解きもあり、楽しめました。しかも、ムスメを持つ親という立場で読んでいるので、親近感も湧き、これくらいの年齢になったときの自分のムスメのことをいろいろ考えさせられました。

読みやすい本で面白い、ということで、他の著書を探してみたら、続編もありましたので、あわせて読みました。

3 おわりに

今年は、小説が当たり年でした。

他にもたくさん紹介したくなる面白い本があり、改めて、定期的に小説を読もうと思った2019年でした。

結果、小説は、基本はオーディオブック、他はKindle、という読書スタイルが固まりました。

そうそう、あと、『知的生活の方法』を再読したとき、

良書を繰り返し読み、筋を追うのではなく細部を楽しむ。

というフレーズが胸をつき、良書の再読を取り入れたい、と思わされました。

4【参考】過去の人生に影響を与えた本ベスト3

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小田やかた
ブロガー&Kindle作家。二人の子どもを持つ共働きサラリーマンです。(プロフィールの詳細)iPhone・iPadアプリを活用した効率的なインプットとアウトプットの方法を発信しています。
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