プライベートなタスク管理は、iPhoneアプリの「たすくま」を使っています。
「たすくま」を始めるなら『たすくま「超」入門』を読んでから本記事を読んでほしい
2016年8月から使い始めているのですが、先日、初めて、たすくまのリピートタスクを全面的に見直しました。
最近、iPhoneでTwitterやネットなどを目的なしに見ていることが自然と増えてきていることを感じていました。
それにより、考える時間やブログを書く時間が減ってきているのをなんとかしたい。それを改善するには「たすくま」のタスクを大々的に見直し、「たすくま」に沿って生活するのが手っ取り早い、と思ったのです。
では、具体的に何を見直し、どういう効果があったのかを紹介したいと思います。
1. 「たすくま」を見直した内容とその効果
(1) タスクの順番を変えたら定期的にブログを書く時間が確保できるようになった
昼休みにしていたメール、Twitter、Feedlyのチェックなど、ボっーとしながらでもできるタスクを帰宅中の電車の中にいる時間帯に持っていき、帰宅中の電車の中でのタスクとしていたブログの執筆を帰宅中よりもエネルギーのある昼休みにもっていきました。
今まで昼休みにメールとTwitterのチェックをした後、ブログを書くことにしていましたが、ついついダラダラとTwitterやそれに関連したネットを見て、ブログを書く時間があまりとれなかったり、全く書かずに終わっていました。
帰りの電車の中でブログを書くことにしていましたが、仕事で疲れた身体ではなかなか書く気が起こらず、Feedlyやネットをダラダラ見ることが多くなっていました。
それが、昼休みの時間帯のタスクは昼食とブログの執筆だけ、としたところ(他に5分だけマインドフルネスの時間も確保)、毎日、ブログを書く時間が確実に確保できるようになりました。
(2) 週1回など毎日ではないタスクを均等に割り振ったことでやりきれない日がなくなった
毎日やるほどでもない週1回程度やっておけばいいようなタスクを1週間のうち均等に割り振りました。
例えば、Evernoteのinboxの整理、SmartEverの整理、Pocketの整理、「マネーフォワード」のチェック、子どもの写真の整理、子どものムービーの作成などなど、です。
ほとんどのタスクは帰りの電車の中にいる時間帯に、均等になるよう割り振りました。
たすくまでは、月曜日のタスクであれば「【月】タスク名」と登録して、一覧にしたときに、何曜日のタスクかを見やすくしました。
毎日、電車の中でやりきれるよう均等にタスクを割り振ったことで、常時、タスクをやりきれない日はなくなりました。
もし、その日にやりきれないタスクがあった場合は、帰宅後の時間帯にまわすようにしています。
基本的に帰宅後は、家族で過ごす時間や家事の時間にしているので、それ以外のタスクを設定していませんが、突発的なタスクが生じた場合は、家族の入浴中か寝る前にこなしています。
(3) TwitterやFeedlyなどを「たすくま」からアドレススキームで起動することにしたことでダラダラ見ることがなくなった
TwitterやFeedly、メール、グノシー、SmartNewsなどのチェックは、たすくまにタスクとして登録し、基本はアドレススキームで起動することにしました。それ以外は、基本的には起動しないルールとしました。
今までは、隙間時間に起動させては、ダラダラ見てしまっていましたが、たすくまに沿ってタスクをこなし、たすくまのアドレススキームから起動することにしたので、完全にそれがなくなりました。
かわりに隙間時間があれば、ブログのアイデア出しをしたり、下書きを書いたり、Kindleアプリで読書したりできればと思っています。
でも、帰りの電車はちょうどやりきれるくらいのタスクを割り振っていますので、ほとんど隙間時間はないのですが。
(4) たすくまのプロジェクトを「家族」「自分」「生活」の3つに区分したことで時間に対する意識がシンプルになった
これまでは、食事、風呂、洗濯、掃除など、細かくプロジェクトを設定していましたが、シンプルにしました。
考え方として、家族や子どもに関するタスク、自分の自由なタスク、食事など生活には欠かせないタスクの3区分で考えることにしました。
(もう少し厳密にいうと、仕事と睡眠は別枠にしています。また、普段から意識しておきたい言葉をたすくまに登録しているのですが、それも別枠にしています。)
こうしたことで、タスクを新たに加えプロジェクトを割り振るとき、優先順位を考えやすくなりました。
また、たすくまでは、過去ログのサマリーから各プロジェクトに費やした時間の割合を円グラフで見ることができますので、家族や子どもに費やした時間と自分の自由時間とが比較でき、なかなか興味深いです。
2. 「たすくま」はタスク管理にとどまらず自己管理ツールである
今回、たすくまを大々的に見直したことで、ブログを書く時間を増やすことができました。
ブログに費やす時間をいかにたくさんとるか、という視点を持ってたすくまで1日の流れを設計したので当然といえば当然の結果なのですが、そこには1つの大きな覚悟がありました。
それは、1日の流れはたすくまにまかせ、とにかくたすくまに登録したタスクをただ順番にこなす、という姿勢を持つことです。
そうすれば、嫌なタスクも淡々と取りかかることができますし、あらかじめ設定した自分のやりたいことを実現できるのです。
たすくまは単なるタスク管理にとどまらない、まさに自己管理ツールだと身をもって実感しました。
毎日の生活を変えたいなら、タスク管理だけでなく1日の流れも管理し効率的な生活をサポートしてくれる「たすくま」はオススメです。
3. おわりに
初めて「たすくま」を知ったとき、面倒くさいと思いました。
というのは、たすくまの基本的な使い方をネットなどで調べると、食事など生活にかかる内容まで管理する必要があるとわかり、そこまでする必要があるのか、と思ったのです。
でも、1年前から使い始めて思うのは、たすくまに使い慣れれば、ただ単純にたすくまに沿って行動すれば大丈夫、という生活になるので、面倒くさいというより、むしろ楽です。
それに、習慣を作ったり見直すというのは、結構たいへんなことですが、普段からたすくまを使い慣れていれば、たすくまで1日の流れを設計できるので、習慣を作ったり見直すのは、たすくまを使わないよりは楽だと思います。
参考
たすくまは、アドレススキームにより、別のアプリを起動することができます。
これをうまく使うには、各アプリのアドレススキームを知らなければいけないのですが、以下のサイトで簡単に調べることができます。
[Search]iPhone URLスキーム -The theoryの戯言l