知的生産

KDP出版するなら知っておきたい!出版したKindle本の改訂版の更新(再ダウンロード)の仕組み

1 改訂版の更新(再ダウンロード)の仕組み

2019年9月25日に『Apple Watchで何ができるか〜Apple Watchユーザーの起床から就寝までの実際の使い方を徹底公開〜』をKDPで出版しましたが、その後、改訂版を申請したところ、改訂後の更新(再ダウンロード)について、いろいろ手間取りましたので、KDP出版する方の少しでも役に立つのではないかと思い、共有しておきたいと思います。

※Amazonのレビューでは画像が表示されないというコメントをいただいていますが、すでに改善されています。

先に結論を言うと、こういうことです。

  • 改訂前の本を既にダウンロードしている場合、改訂版は自動的にダウンロード(更新)できない(端末から既存の本を削除して手動で再ダウンロードをした場合も同様)
  • つまり、ダウンロードできるのは、購入時点の版に限るということ
  • コンテンツを修正して再出版した場合、新規の読者は改訂版を購入できるが、改訂版の出版以前に本を購入している読者には、改訂版は自動で配信されないため、購入者に改訂版を入手していただくためには、KDPサポートへの連絡が必要

これは、2019/09/28にKDPサポートとのメールでのやりとりを元にしている情報です。

コンテンツを修正して改訂版を出稿した後、KDPサポートへ連絡した後の対応は以下になります。

  • 著者(出版者)には改訂版が自動配信される(Kindleホーム画面から同期)
  • 修正前の版を購入した読者への対応はKDPサポート側の審査結果によって以下のパターンに分かれる(審査は7営業日程度かかる)
  • なお、本が大幅に変更された場合、以前に付けたハイライト、ブックマーク、メモ等は利用できなくなる場合がある
  1. 「コンテンツに対して大幅な品質上の修正が行われたと見なされる場合」はその本を所有するすべての読者に、修正があったことがKindleサポートからメールが送信され、読者は「コンテンツと端末の管理」ページで「アップデートがあります」をクリックすることで、改訂版を入手できる
  2. 「コンテンツに対してわずかな品質上の修正が行われたと見なされる場合」は、読者へのメール通知はされないが、読者は「コンテンツと端末の管理」ページで「アップデートがあります」をクリックすることで、改訂版を入手できる
  3. 「コンテンツの修正によって本の内容に深刻な問題が生じた場合」は、その本の販売を一時的に中止される場合がある

※改訂版の配信に関する詳細は、ヘルプページを参照

以上が、次項で私が経験した事例から学んだ内容の結果です。

次項では、実際に私が経験した内容の経過を紹介しますので、あわせてご覧いただくと理解が深まるかと思います。

2 私の事例の経過

  • 2019年9月25日にKDP出版。昼頃に申請し、夕方にはKindleストアで公開された。
  • 同日の夜、自分で購入し、本の内容を確認したところ、文中にリンクの不具合があったため、すぐに修正して改訂版を申請した。翌日の9月26日の朝、Kindleストアで改訂版が公開された。
  • 9月26日、購入者から本の中身がテキストのみで、画像は掲載されておらず、しかもMarkdownの記号が残った状態になっているというご連絡をいただいた。
  • 自分で再ダウンロードしたところ、中身に問題なかったため、原因がわからなかった。あとでわかったことだが、これは、前述のとおり、改訂版を出版しても、購入時点の版(内容)しかダウンロードされないことによるものであった。
  • 9月27日、9月25日の夜に改訂版を申請したときの内容を確認。結果、mobiファイルをアップロードしなければいけないところを、テキストファイルをアップロードしていたことがわかった。よって、正しく、mobiファイルで改訂版を申請した。
  • 9月28日の朝、改訂後のものがKindleストアで公開された旨のメールがきた。
  • このとき、自分でも確認しようと思い、「コンテンツと端末の管理」で削除して、購入し直した。ただ、購入し直しても、ダウンロードできた内容は、最初に購入した時点の版のものだった。(購入し直しても改訂後の内容はダウンロードできなかった
  • 9月28日の昼、Kindleサポートへ連絡。夕方に返信メールがあり、前項のとおり、改訂版の再ダウンロードの仕組みがわかった。このとき、前項のとおり、出版者である自分は改訂版に更新できたが、改訂前の購入者への対応は、KDPサポートの審査結果が出てから、ということになった。審査結果は7営業日程度かかるとのことだった。
  • 10月1日にKindleサポートから審査結果の内容がメールできた。審査結果は、本の 購入者は「コンテンツと端末の管理」で「アップデートがあります」をクリックすることでコンテンツを更新できるというものだった。それはすなわち、前項の②の審査結果であり、Amazonから購入者へのメール通知はしないとのことだった。
  • この審査結果を受け、Twitterで本の購入をお知らせいただいていた購入者へはTwitterで、各自で更新をしていただく旨の連絡をした。あわせて、その方法をブログの記事でアップした。
  • 【2019/10/7追記】Kindleサポートから10月1日の審査結果は誤りで、購入者へはコンテンツを更新できる旨の連絡をメールで行ったと、連絡があった。

再販とお詫び『Apple Watchで何ができるか〜Apple Watchユーザーの起床から就寝までの実際の使い方を徹底公開〜』 1 再販とお詫び 2019年9月25日に発売しました『Apple Watchで何ができるか〜Apple Watchユーザーの起...

3 終わりに

正直なところ、この審査結果には納得いっていません。画像が掲載されておらず、Markdownの記号が残っている状態は、Amazonが言うところの「コンテンツに対して大幅な品質上の修正」と思うからです。しかも読者に不利益を被らせてしまているからです。

といっても、審査結果に抗議しても仕方がないですし、もとは自分のミスが原因なので、こちらで把握している購入者の方に連絡し、他の購入者は更新ができることに気づいていただくことを、ただただ、願うばかりです。

【2019/10/7追記】Kindleサポートから審査結果は誤りで、購入者へはコンテンツを更新できる旨の連絡をメールで行ったと、連絡がありました。

また、悲しいかな、Amazonレビューで「画像が掲載されいていない」というコメントをいただいてしまいました。このコメントを見て、購入するのをやめてしまう方がいたら悲しいです。今は改善されているのに。コメントをいただいた時点ではそのとおりなので、仕方がないですが、それが改善されたことを知らせる仕組みがないのはKDP出版の大きな課題だと思いました。

【2019/10/7追記】Kindleサポートからは、例えば、本のタイトルに「改訂版」と入れたり、本の内容紹介に「画像の表示を修正済み」と入れたり、といったアドバイスをいただきました。 結果、本の内容紹介に画像の不具合を修正したという但し書きを追記しました。


以上です。

本記事は参考になりましたか?
もし、少しでも参考になったことがあれば、フォロー&シェアしていただけるとうれしいです!!


また、「1分で読める書評ブログ」も運営していますので、興味があれば、ぜひご覧ください。

ABOUT ME
小田やかた
小田やかた
二人の子どもを持つ共働きサラリーマンパパ。現在、小学生と保育園児の子育てに奮闘中です。 本ブログは、PhoneとPCでの情報管理、文章作成、タスク管理がメインテーマのブログです。WorkFlowy、 Evernote、たすくまなどのアプリを使って知的生産のある暮らし(新しい価値を生む暮らし)を目指しています。 『アウトライナーのレシピ 〜思考・情報整理・文章作成がはかどる20の使い方〜』と『モブログの極意 〜モブログからモバイル知的生活へ〜』をKDPで出版。
関連記事