本記事は、会社員兼ブロガー&Kindle作家である私の日常を綴ったエッセイです。
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今日は平日の休暇。
まる1日、自分の自由に使える。
よし、
「今日はブログとKDPの原稿を書きまくるぞ」
と朝から意気込む。
ここで、
「午後から書こう」と決めてはいけない。
「朝から書け!」
過去の経験から、そう断言できる。
なぜなら、
時間があるからといって、
原稿の執筆は、そうそう継続して書き続けれるものではない。
過去の失敗した記憶がよみがえる。
そのときは、
「午前中はテレビを見て、午後はマルっと執筆の時間にあてるぞ!」
と意気込んで1日をスタートした。
午後、ブログの記事とKDPの原稿を書き始めたものの、2時間で筆が止まってしまった。集中が切れたのだ。そして、ネットサーフィンが始まった。
作家の村上龍氏は、以前、何かのインタビューで、
「新作の長編を1日4,000字と決めて書いていた、もっと書こうと思えば書けるが、無理すると脳が疲れて次の日書けなくなる」
といった趣旨の発言をしていた。
プロでも1日の限界の分量、というものがあるのだ。
その日は、
気づけば、夕食の準備にとりかからなければいけない時間になっていた。自分の自由になる時間は、もう終わりだ。
せっかくの1日自由な時間で原稿をたくさん書こうと思っていたのに、結果、2時間しか書けなかった。もったいない。
そう、こういう経験があるので、朝から書く。
朝から書いて、限界が来たら休憩。書けるようになったら再び書く。この繰り返し。これが大事なのだ。
いわば、「執筆分割作戦」である。
休憩はたっぷり必要なので、朝の早い時間から、この作戦を実行しなければいけない。そうすれば、執筆時間はかなり確保できる。
よって、これをお読みのブロガーやKindle作家の方は、すでにお気づきの方も多いだろうが、「今日は1日休みの日だから、たくさん執筆時間に使える」、という幻想は捨ててほしい。
執筆時間をたくさん確保したいなら、
朝から休憩とセットでスケジューリングしておく「執筆分割作戦」を立案しておくことを強くオススメする。