乳幼児や小学生の子どもを持つ親御さんの多くは、日々、子どもの写真や動画をたくさん撮っていると思います。
その写真と動画は撮っただけ、で終わっていないでしょうか。
子どもが2人いるウチでは、撮った写真と動画を撮っただけでは終わらせない、撮った後に楽しむための工夫をしています。
それは、撮った写真と動画をもとに、オリジナルムービーやフォトブックを作り、家族みんなで見ることなのですが、実際にウチでしている工夫を紹介します。
写真や動画を撮っただけで終わっている、とお感じのご家庭に少しでも参考になれば幸いです。
1. 「Googleフォト」とiPhone「写真アプリ」の自動作成ムービーを活用する
ウチは、子どもたちの写真と動画は、ほぼ全てiPhoneで撮り、それら全てをGoogleフォトにアップロードしています。アップロードの作業は自動です。
Googleフォトは、アップロードした写真と動画をもとに1分前後のムービーを自動で作ってくれます。
ウチでは週末の夕食後、子どもたちと一緒に、このGoogleフォトが作ってくれたムービーを見ています。
このムービーは、定期的に作られるものではありませんが、週末に撮った写真と動画をもとにしたムービーは、その当日の夜または翌日、遅くとも翌週末には自動でできあがっています。撮った枚数にもよると思いますので、あくまでウチの場合ではありますが。
週末、レジャーに行き、その日又は次の日の夕食にそのレジャーのときの写真と動画をもとにしたムービーを見ることができるので、家族みんなで見ると、結構、盛り上がります。
これを見るだけでも写真と動画を撮ってよかったと思えます。
ちなみに、ウチでは運動会などのイベントでは、iPhoneに加えビデオカメラで撮ることもありますが、すべてGoogleフォトにアップロードしています。そうすれば、同様にムービーを作ってくれる元になります。
Googleフォトにアップロードすれば、バックアップにもなりますし、こうやって撮ったものを見返す機会にもなるし、オススメです。
Googleフォトの自動作成ムービーは以下のサイトの解説がわかりやすいと思いますので、参考にしてください。
参考 Googleフォトの使い方④勝手にムービーが出来る自動作成はアシスタントを見てみよう! | 楽しく動画でお小遣い稼ぎ!猫かぶりユーチューバーの動画カフェへようこそ
ちなみにiPhoneのデフォルトの写真アプリにも「メモリー」という類似の機能があります。
ウチは前述のように、ほぼすべての写真と動画をiPhoneで撮っているので、Googleが自動で作ってくれたムービーを見るときにあわせて、iPhoneの写真アプリの「メモリー」も見ています。もしiPhoneで大半の写真と動画を撮っているのであれば、写真アプリの「メモリー」も試してみてください。
iPhoneの写真アプリのムービーについては、以下のサイトが詳しいです。
参考 [Å] iOS10 写真アプリの「メモリー」が超簡単に思い出ムービーを作れて楽しい!新規メモリーの作り方 | あかめ女子のwebメモ
2. iPhoneの「写真アプリ」で1ヶ月間の写真と動画をもとにしたムービーを作る
Googleフォトの自動作成ムービーは、撮りためた写真や動画を見返す方法としては、手軽でよいのですが、1ヶ月間の写真と動画を元にまとめたムービーを見たい。ウチでは、毎月、1ヶ月間に撮った写真と動画を使ってオリジナルムービーを作って、家族みんなで見ています。
作る、といっても、それほど手間暇はかかりません。
自動で編集してくれますから。
iPhoneの写真アプリの機能「メモリー」を使います。
前項でも紹介した「メモリー」ですが、自動作成だけではなく、自分で写真と動画を選んで、それらをもとに自動で作成してくれます。
Googleの自動作成ムービーは1分前後でしたが、こちらは最大9分まで選べます。
実は、Googleフォトでも、同じように写真と動画を選ぶだけで、それを元にしたムービーを自動で作ってくれますが、50枚しか選べません。ウチでは、毎月50枚以上の写真や動画を撮りますので、Googleフォトのムービー作成の機能は使っていません。
また、Googleフォトのムービーは、音楽を入れることはできますが、元の動画の音声は入りません。私は、元の動画の音声、特に子どものしゃべり声を入れたいので、元の動画の音声を残すことができて50枚という制限のないiPhoneの写真アプリのメモリー(ムービー作成機能)を使っています。
毎月初めに、iPhoneの写真アプリで前月の写真と動画をもとにムービーを作り、家族みんなで見ていますが、1ヶ月の振り返りになり、けっこうおもしろいです。
とくに、子どもたちの声が入ると、やはり写真よりも動画の方がおもしろいなぁと改めて思います。
iPhoneの写真アプリのムービー作成はこちらのサイトが詳しいので参考にしてみてください。
参考 [Å] iOS10 写真アプリの「メモリー」が超簡単に思い出ムービーを作れて楽しい!新規メモリーの作り方 | あかめ女子のwebメモ
3. 「FilmStory」でオリジナルムービーを作る
ここまでに紹介した、GoogleフォトやiPhoneの写真アプリが作るムービーは、あくまで勝手に編集されたものです。かなりクオリティは高いと思いますが、そうは言っても、子どものこの場面を使いたい、という気持ちもあります。
とくにウチでは、例えば、サッカーの場面で得点シーンだけを使いたい、ということもあります。当然、GoogleフォトやiPhoneの写真アプリは、都合よく、そこだけ抜き出す、ということはできません。(たまにできていることもありますが。)
そこでウチでは、前項のGoogleフォトの自動作成とiPhoneの写真アプリでのメモリーの作成に加え、iPhoneアプリ「FilmStory」を使って、毎月、1ヶ月分の写真と動画を編集してオリジナルムービーを作っています。
編集する、といってもそれほど難しくはありません。
私は、それほど手間をかけたくないので、使う写真と動画を選んで、動画であれば、もとの動画のうちオリジナルムービーに使う開始時間と終了時間を選ぶことしかしていません。他にも文字を挿入したり、音楽を入れたり、アニメーションを入れたりなど、いろいろ機能はありますが、元のムービーから使う部分を切り取るだけです。
また、すべての動画を見返す時間がないときは、特別な動画を除き、最初から4秒間だけを切り取る、といった機械的な作業として作ることもあります。
最近では動画を撮るときに、1動画10秒程度におさめて、あとで見返して切り取りやすくしています。
いずれにしても、使いたい場面だけを切り取って、簡単にオリジナルムービーを作ることができます。
家族みんなで見るときは、やはり自分で編集したオリジナルムービーが一番盛り上がります。
4. 「Photoback」で1年間のフォトブックを作る
毎年、子どもの誕生日が来ると、その1年間の写真を集めたフォトブックを作っています。「Photoback」というサービスを利用しており、文庫サイズの96ページ仕様を愛用しています。
写真だけではなく文章も入れることができるので、その時々の子どもの言葉だったり行動だったり、日頃の子どもの様子を写真とともに綴っています。
予定では10歳まで毎年1冊作って、結婚したとき又は家を出ていくときに子どもたちに0歳から10歳分のフォトブックを渡そうかと思っています。
1年分まとめて作るのは大変なので、毎週1回、その週の写真を選別し、子どもの特徴的な言動はEvernoteにメモしているので、それをもとに作っています。
ちなみに、「Photoback」は編集データをWeb上に保存しておくことができます。(2週間に1回ログインが必要になります。)
最近、iPhoneなどで撮った写真を「Photoback」で使う場合、一時的に写真を保存しておける「フォトクローク」という機能が加わり、より使いやすくなっています。
この「Photoback」は、子どもが生まれてからずっと作っているので、今ではライフワークみたいになっています。
これがあるから、子どもたちの細かな言動も見逃さないようにしたいと思いますし、写真も積極的に撮ろうと思います。また、何よりも子どもたちの成長を日々感じ、それがあっという間だということを常に認識できるので、フォトブックを完成させる以上の大事なものが得られているのような気がしています。
5. おわりに
子どもの写真と動画の活用や管理方法については、ずっと試行錯誤してきました。ここ数年は、微調整はあるものの、概ね今回紹介した方法がずっと続いています。
管理方法についても、妻とのデータの共有やGoogleフォトへのアップロード、パソコンへの保存など、いかに効率的にするか、というのを常に考えてきましたが、最近はだいぶ落ち着いてきました。
また、別の記事で書こうかと思っていますが、ニーズがあるのかわからないので、ニーズがあれば…、ですが。