Obsidianが「難しそう」に見える、本当の理由
「Obsidian、気になってはいるんです。でも、なんだか難しそうで」
そう言って、結局手を出さないまま——。
そういう人を、これまで何人も見てきました。
かくいう私も、最初はそうでした。
でも、5年以上使ってきた今なら、はっきり言えます。
Obsidianは、思っているほど難しくありませんよ。
むしろ、フォルダにファイルを入れるくらいシンプルにも使えます。
では、なぜこれほど「難しそう」というイメージが広がってしまったのか。
その正体さえわかれば、Obsidianはぐっと身近になります。
この記事を読み終えるころには、「これなら自分にもできそう」と思えているはずです。
難しいのは、Obsidianではない
XやYouTubeでObsidianを調べると、こんな発信が次々と出てきます。
- AIと連携して自動化
- プラグインを組み合わせて環境を作り込む。
- ノートをリンクでつなげ、“第2の脳”を作り上げる。
たしかに、どれもすごい。
「自分にはとても無理だ」と感じてしまうのも、よくわかります。
でも、安心してください。
それらは全部、やらなくていいことです。
Obsidianを始めるのに、AIもプラグインもいりません。
あなたが見て「難しそう」と思ったものは、いわばObsidianの“応用編”。
ベテランが楽しんでいる世界であって、入り口とは関係ないんです。
料理でたとえるなら、プロ向けの分厚いレシピ本をパラパラめくって
「やっぱり料理は私には無理だ」とあきらめてしまうようなもの。
でも、ごはんを炊いて、お味噌汁を作るだけなら、誰でもできますよね。
Obsidianも同じです。
最初は、メモを書いて保存するだけでいい。
高度な使い方は、興味が出てきたときに、あとから少しずつ試せばいいんです。
だから、流れてくる「すごい使い方」は、いったん忘れて大丈夫。
あなたは、あなたのペースで始めればいいんです。
本当は、フォルダにファイルを入れるだけ
Obsidianの基本操作は、驚くほど普通です。
フォルダを作る。
ノート(メモ)を書く。
フォルダに入れる。
パソコンでファイルを整理するのと、まったく同じ。
特別なスキルも、プログラミングの知識もいりません。
もうひとつ、Obsidianが難しそうに見える理由があります。
自由度が高すぎて、「最初にちゃんと設計しなければいけない」という気になってしまうことです。
フォルダ構成はどうする?
タグの体系は?
ノートの命名ルールは?
……と考え始めると、始める前から疲れてしまう。
メモを1行も書いていないのに、なぜか設計図とにらめっこして1時間。私にも、覚えがあります。
でも、安心してください。
設計なんて、いりません。
フォルダは1つあれば始められます。
タグもルールも、あとから必要になったときに作ればいい。
最初から完璧な構造を目指すより、まずメモを1つ書く方がずっと大事です。
「使いこなさなきゃ」という思い込み
もうひとつ、多くの人をためらわせている誤解があります。
「こんなに機能が多いと、使いこなせないんじゃないか」
その気持ち、よくわかります。
でも、ここで思い出してほしいことがあります。
テレビのリモコン、全部のボタンを使っていますか?
私は、チャンネルと音量くらいしか触りません。
赤・青・緑・黄のボタンが何なのか、いまだに知りません。
なんなら、押すのがちょっと怖くないですか。
それでも、テレビはちゃんと見られています。
Obsidianも同じです。
全部の機能を使う必要はありません。
今あなたがやりたいこと——たとえば、メモを書く、読書ノートをつける——が
できれば、それで十分なんです。
私がObsidianを長く使い続けている理由
最後に、もう一点だけ触れさせてください。
Obsidianに書いたメモは、自分のパソコンやスマホの中に、
ただのテキストファイルとして保存されます。
アプリの都合で消えることもない。
サービスが終了して、すべて失われることもない。
私は20年以上、メモやノートを書き続けてきました。
その間に、いくつものアプリがサービスを終えていきました。
「このアプリ、いつまで続くんだろう」
そんな不安を抱えながらメモを書くのは、どこか落ち着かないものです。
データが自分の手元にある。
その安心感こそ、私がObsidianを長く使い続けている、いちばんの理由です。
おわりに
「難しそう」というイメージは、誤解です。
Obsidianは、シンプルにも使えるし、高度なこともできる。
自分のレベルに合わせて、使い方を選べばいい。
そして、書いたメモは、これからもずっと自分の手元に残り続ける。
そんなObsidianの「はじめの一歩」を、ていねいにまとめた本を出版しました。
📖 『いちばんやさしいObsidianの教科書──メモが自分の手元にずっと残る、安心のノートアプリ入門』
「気になるけど難しそう」と感じていた方に、読んでいただけたら嬉しいです。
この記事は以上です。
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このブログを書いている ブロガー&Kindle作家 の小田やかたです。
二人の子どもを持つ共働きサラリーマンです。
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