2025年7月12日に『整理しないノート術 〜検索とリンクで情報がつながり、思考が動き出す〜』を出版しました。
本書は、
・ノートアプリの整理に疲れてしまった•••
・蓄積した情報を活用できるようになりたい
・保存したはずの情報が必要なときに見つからない
・ノートをもっと創造的なことに使いたい
・ObsidianやCosenseをもっと使いこなしたい
と思っている方に向けて書いた本です。
これまで私は、Evernoteなどのノートアプリの整理に疲れ切っていました。そんな経験を経てたどり着いたのが、「整理しないノート術」という発想です。
分類や整理に時間をかけるのではなく、とにかく思いついたことを一か所に書き出す。あとは検索とリンクの力を使って、必要なときに必要な情報にアクセスできればいい。
そしてもうひとつ大切なのは、そうして書きためたノートが、思考の“畑”のように、アイデアの種をまき、芽吹かせてくれるということです。
過去に書いた何気ないメモが、ある日ふと別のノートとつながり、新しい気づきをもたらす。思いもよらないリンクが、考えを前に進める。そんなふうに、ノートを「情報の保管庫」ではなく、「思考が育つ場所」として使えるようになるのが、本書の提案するスタイルです。
本書では、Cosense(旧Scrapbox)やObsidianといったネットワーク型ノートアプリを活用しながら、「整理しない」ことでノートがどのように情報を育て、思考を助けてくれるのかを、実践的に紹介しています。このノートの使い方によって本書や他の拙著が生まれた実践例も公開しています。
ぜひ、手に取ってみてください。
以下は、本書の目次です。
第1章 なぜ人はノートを整理したくなるのか
1 整理にハマったEvernote時代
2 なぜ人は整理したくなるのか?
3 整理するほど探せないパラドックス
4 「こうもり問題」にハマる
5 安心を得るための儀式
第2章 整理しないノートはどう機能するのか
1 フォルダによる情報整理の限界
2 ネットワーク型の情報整理との出会い
3 ノートは分類よりも「関係性」
4 リンクが生む再会と発見
5 整理しないことで使いやすくなる理由
6 整理を手放すと創造が動き出す
◆コラム ツリー型とネットワーク型の
長所と短所
第3章 整理不要なノートアプリの選び方
1 整理しないノート術に必要な3つの機能
2 整理しないノート術を実現できる
ノートアプリたち
3 わたしのオススメ
4 機能よりも「視点」と「目的」
第4章 使い方の基本は「分類しない」
1 頭の中にあることを、とにかく書く
2 保存場所は1か所でいい
3 必要最小限の「状態」で分ける
4 1トピック1ノート
5 つなげる意識を持つ
第5章 検索とリンクで「整理」を超える
1 分類よりも見つける工夫
2 リンクで広がる思考と記憶
3 検索とリンクのハイブリッド循環
4 どうしても整理したくなったら
第6章 混沌の中からアイデアを拾い上げる
1 分類しないノートが生む偶然とひらめき
2 再遭遇を引き起こす実践テクニック
3 アイデアは「思い出す」のではなく
「育つ」
4 「混沌」こそが創造性を高める
5 アイデアが芽を出す「発芽のプロセス」
6 AIは混沌を照らす「思考の相棒」になる
◆コラム Zettelkastenとは何か?
◆コラム Evergreen notesとは何か?
第7章 実践! 整理ゼロで使い倒すノート術
1 ノートアプリを使う目的
2 Obsidianのフォルダ構成
3 保存しているノートの種類
4 混沌と秩序のあいだで
◆コラム デイリーノートを使わない理由
◆コラム 「PKM」ならぬ「PIM」
最後に私のこれまでの著書を紹介します。すべてKindle Unlimitedの対象ですので、気になるタイトルの内容があれば、ぜひ、本書とあわせてダウンロードしてください。
■「読書」関連
■「文章術」「メモ術」関連
■「情報管理」関連
■「アウトライナー」「思考ツール」関連
■「アプリ」関連
■「Kindle出版(KDP)」関連
■その他
これらの書籍は以下のAmazonの著者ページからもアクセスできます。
→ Amazonの著者ページ(小田やかた)



































