Obsidiandで読書ノートを作っています。
詳細は以下の拙著にまとめています。
これをさらに進化させようと思い、いろいろ思案しています。“進化”というのは、読書の内容を自分にいかに活かすかという方向性です。
Obsidianには読書ノートに最適なコミュニティプラグイン「Kindle Highlights」があります。これは、読書ノートに興味のある方なら知っている人も多いでしょう。書籍情報とハイライトをObsidianに取り込める優れものです。
私は、読書はほぼKindle版の本なので、うってつけのプラグインなのですが、使っていません。使いたいのはやまやまなのですが、 Obsidian mobileには対応していないからです。私はパソコンよりiPhoneやiPadを使うことが多いため、Kindle Highlightsは便利といえども、パソコンを使うときにしか使えないというのは不便です。
そこで、最近知ったのが「Book Search」というコミュニティプラグイン。こちらも有名のようですが私は知りませんでした。
Book Searchは、Google Booksから書籍情報を取得してObsidianにノートを作ってくれます。しかもテンプレートを活用すれば、ノートの書影を表示させたり、取り込む書籍情報をカスタマイズできたりします。
難点は、Google Booksをもとにしているので当然ですが、Kindle版のみの本は取り込めない。
さらに、Book Searchを調べている過程で知ったのですが、書籍情報をObsidianのプロパティに取り込むことによって、書籍リストを作れるということ。
試しに作ってみたのがこちら。これはコミュニティプラグイン「Dateview」を活用しています。
これまでObsidianで読書ノートを作った後の課題は、読書ノートを見返す意欲が持ちづらいということでした。
週1回、読書ノートにつけているタグで検索して、前の週に作成した読書ノートを見返しているのですが、どうも検索結果が味気なくてテンションが上がらなかったんですよね。タグで検索するとこんな感じです。
これよりも、こうやって書影入りでリスト表示された方が見返したくなりますね。しかも上記のタグの検索だと読了日順に並べることはできませんがリストなら可能です。
しかも、私は読書をした後は、その本を読んで自分の行動にどう活かすか、という点を重要視してその内容を読書ノートに書いているのですが、その内容をひっぱってきてリストに表示することができます。時間がないときは、ざっとこのリストだけ見返しても十分自分の目的は達成できます。
ということでObsidianで読書ノートリストを作るためにいろいろ試行錯誤しましたので、そのノウハウは別の記事で紹介しようと思います。