Scrapboxは、アイデアメモの置き場として使っています。
ブログの記事もアイデアメモの1つなので、記事の全文をScrapboxに保存しておきたい。
ただ、ScrapboxでWebページの全文をクリップをするのは簡単ではなさそうです。
ネットで調べても、タイトルとURLをクリップする方法は見つかりますが、全文クリップできる情報は見つかりません。
となれば、ネットで公表されている情報をもとに工夫するしかありません。
ということで、ぜんぜん完璧ではありませんし、効率的ではありませんが、なんとかWebページを全文Scrapboxにクリップする方法を見つけました。苦肉の策です。
私のように大して知識はないけどScrapboxにWebページを全文取り込みたい方もいると思いますので、共有します。
1 ScrapboxでWebクリップをするための準備
以下の記事で紹介されているAppleのショートカットアプリを使います。
記事では、WebページをMarkdownに変換してObsidianに保存する方法が紹介されていますが、WebページからMarkdownに変換するまでを活用させていただきます。
あと、私は、日付は不要なので、それを取り除いた結果のショートカットの内容が以下です。
これでWebページの内容をMarkdownに変換されたテキストがクリップボードに格納されます。
次にMarkdown記法からScrapbox記法に変換することが必要です。
これもショートカットアプリで可能だと思うのですが、私にはわからなかったので、次のサイトを活用することにしました。
これは、データを貼り付ければ、Markdown記法からScrapbox記法への変換してくれる便利なサイトです。ちなみにScrapbox記法からMarkdownへの変換も可能です。
よって、先ほどのショートカットアプリに、上記のサイトが自動的に起動するようにしました。
ショートカットはこれで完成です。
2 ScrapboxでWebクリップをするための方法
このショートカットの使ったScrapboxに Webページの全文を取り込む方法は次のとおりです。
- Safariで上記のショートカットを実行
- WebページをMarkdown記法に変換したデータがクリップボードに格納され、MarkdownからScrapbox記法に変換できるWebページが起動されるため左側のページにペースト
- 右側のScrapbox記法に変換されたデータをコピーしてScrapboxにペースト。
知識がない中での工夫なので、少し手間はかかりますが、これでWebページの全文をScrapboxにクリップできます。もし、これでよければ、ショートカットのリンクを貼っておきますので、使ってください。
ちなみに、これはMacでは動きません。
Macの場合、前述の記事で紹介されているChromeの拡張機能でWebページをMarkdownに変換します。そのデータを先ほどのScrapbox記法に変換してくれるサイトにペーストすればオッケーです。
ちなみに、MarkdownからScrapbox記法への変換は、以下の記事で紹介されているとおり、Scrapboxのノート内でテキストを選択して変換する方法もあります。
3 おわりに
上記のUser Scriptを参考にすれば、ショートカットでScrapbox記法への変換ができると思ったのですが、正規表現を理解していないこともあってなかなかうまくいきませんでした。
あと1歩な感じがして悔しいですが、とりあえず、目的は実現できたので、ここまでにしておきたいと思います。
理想はショートカットだけで完結、もしくはブックマークレットを作りたいものです。