このたび KDP(Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング)で『kindle出版のメイキング 〜ネタの収集から出稿までの全工程を公開〜』を出版しました。
最近、kindle出版のノウハウの情報があふれかえっていると感じています。
KDPに登録して、原稿をePubファイルに変換して、アップロードすれば、誰でも簡単に出版できる、というノウハウです。
とくにkindle本で、こういった内容をたくさん見かけます。
確かに、出版の手続きは、こういった情報をもとに簡単に誰でもできます。
ただ、出版の手続きと原稿を書くことは違います。
原稿を書かなければ、当然、出版はできませんよね。
じゃあ、どうやって原稿を書くのか。
このノウハウって、あまり公開されていないんですよね。
kindle出版の手続きのノウハウはわかったけど、
- 次は何から手をつければいいのかわからない…。
- 原稿がなかなか進まない…。
- なんとか1冊は出版できたけど次が続かない…。
そんな悩みをよく聞きます。
さらに、出版の手続きはわかったから、とりあえず過去のブログの記事をそのまま載せとけばいっか、と安易な考えを見かけることもあります。
そこで、そんな悩みを持つ方に少しでも参考にしていただきたいと思い、これまで10冊のkindle本を出版した経験を活かし、kindle出版のメイキングを公開することにしました。
どうやってネタを集めて、テーマを決め、構成を練っているか?
いつ、どこで、どうやって執筆しているか?
アプリは何を使っているか?
画像はどう編集しているか?
これは、言わば、kindle作家の裏側。
企業秘密の部分でもあります。
それを本書で全部公開しました。
とは言っても、売れていないkindle作家のメイキングを知ってもしょうがない、と思う方もいるかもしれません。
とくに副業でkindle出版をしている方はなおさらです。
でも、安心してください。
その実績を出している「kindle本のメイキング」を公開した本です。
目次は以下のとおりです。
少しでもご興味があれば、ぜひ、手にとってみてください。
なお、KindleUnlimited 加入者は無料でお読みいただけます。
また、KindleUnlimitedは30日間の無料体験があります。その間にお読みいただき、その後、KindleUnlimitedを解約すると一切の費用がかかることなくお読みいただけます。
■第1章 準備
1 ネタの収集 〜「伝えたい」を集める〜
(1)伝えたいと思ったら迷わずメモ
(2)すぐにメモできる環境とメモ意識
2 テーマ設定 〜集めた「伝えたい」を本のテーマに育てる
(1)思考の断片を本のテーマに育てる仕組みを持つ
(2)メモが本のテーマになる実例
3 企画書の作成 〜「伝えたい」を届ける設計図をつくる〜
(1)なぜ企画書を作るのか?
(2)企画書のフォーマット
(3)企画書作成の留意点
4 構成の検討 〜「伝わる」道順を考える〜
(1)ネタを出し切る
(2)「はじめに」を書いてみる
(3)構成を練る
■第2章 執筆
1 エディタ設定 〜執筆体制を準備する〜
(1)エディタの変遷
(2)エディタの設定
2 執筆 〜「伝えたい」をかたちにする〜
(1)日常の執筆パターン
(2)執筆がはかどるスタイル
(3)気をつけていること
3 画像管理 〜手間をかけずに管理する〜
4 表紙の作成 〜ネタを収集する〜
■第3章 出稿
1 推敲 〜飽きない工夫をする〜
(1)推敲機能を活用する
(2)表示を替える
(3)音声機能を活用する
(4)まとめページで推敲する
(5)企画書に戻る
2 内容紹介ページの作成 〜本の入り口をつくる〜
3 出稿データの作成 〜プレビューアーで最終チェックをする〜
■第4章 販促
1 ブログ
2 ツイッター
3 著者ページ
4 ランディングページ
- 『アウトライナーのレシピ 〜思考・情報整理・文章作成がはかどる20の使い方〜』
- 『モブログの極意 〜モブログからモバイル知的生活へ〜』
- 『Apple Watchで何ができるか 〜Apple Watchユーザーの起床から就寝までの実際の使い方を徹底公開〜』
- 『たすくまの小技40』
- 『Evernoteの小技100』
- 『これで読書ノートが続く!本を探す・読む・活かすを効率的にする「Kindle×Evernote読書術」』
- 『アウトライナー思考法〜自分だけの思考ツールを手に入れよう』
- 『文章を書くのが苦手!が克服できた「箇条書き文章法」』
- 『子どもの写真と動画を撮りっぱなしにしない工夫と管理方法 〜家族の思い出を子どもの心の支えにするために〜』
- 『メモアプリの小技50』